眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

吹奏楽クリニックと藤井先生とのデュオコンサート

2014年05月25日 | Weblog



朝からエリザベト音楽大学で高校生を対象とした吹奏楽クリニック。各高校のクラリネット中上級者の基礎レッスン。
みんな素直でどんどん吸収してくれた。
最後に質問コーナーの後、僕から何故クラリネットを選んだか聞いてみた。
クラリネットはメロディだけじゃなく伴奏もオブリガードもできる万能選手だから、音色に魅せられてと色んな思いがある中、本当はサックスやトロンボーンをやりたかったけどクラリネットしか余ってなくてしょうがなくという生徒たちも。
そんな彼女たちも今はすっかりクラリネットの魅力にハマり幸せだということ。
若く感受性の高い時期に身に付けたこの技術。
高校を卒業して「はい、吹奏楽終了!」ではなく是非大学のブラス、もしくは一般バンドに入り続けて欲しいな。



休む暇なくヤマハ広島店に移動し以前から楽しみにしていた藤井一男先生とのデュオコンサート。
藤井先生とはもうかれこれ30年の付き合い。僕が高校・大学と本当にお世話になった先生だ。
久々に聴く藤井先生の甘い音色はお変わりなく66歳という年齢を全然感じさせない。
着いてすぐメンデルスゾーンの2本のクラリネットの為の演奏会用小品の合わせ。
師弟関係なので先生は必ずこう来る、橋本は必ずこう吹くと互いによく知る同士、リハーサルは一回通しと確認の20分で終了。

演奏会ではドビュッシーやプーランク、チャールダッシュ2のソロを僕とピアノの戸梶美穂さんが演奏した後、藤井先生のチャールダッシュ、メンデルスゾーンのデュオと短いコンサートでしたが楽しく幸せなひと時。
コンサートの合間に先生とトークの中、先生と知り合ったきっかけ、今あるシエナウインドの立ち上げのマル秘話、11月に大阪で行われるノンストリングオケの企画宣伝と盛りだくさんのお話ができた。
また次回広島でやろうということになりましたのでまたお越しください。

いつの時代になっても師弟関係っていいものですね。