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クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●コンサート情報

2024-07-15 09:46:47 | コンサート情報



<コンサート情報>



~アンティ・シーララと熊倉 優指揮九州交響楽団の共演~

モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調「悲愴」 作品74

ピアノ:アンティ・シーララ

指揮:熊倉 優

管弦楽:九州交響楽団

会場:福岡シンフォニーホール

日時:2024年7月31日(水) 午後7時

 ピアノのアンティ・シーララ(1979年生れ)はフィンランド、ヘルシンキ出身。同代の中でももっとも洗練されたピアニストの一人であり、その音色の多彩さや歌心に満ちたフレージング、知的な音楽表現が高く評価されている。シベリウス・アカデミーで学ぶ。1997年第10回「ウィーン・ベートーヴェン国際コンクール」で最年少で優勝。2000年「ロンドン国際ピアノコンクール」優勝。そして2003年「ダブリン国際ピアノコンクール」と「リーズ国際ピアノコンクール」優勝し、一躍、国際的な注目を浴びる。2004年シベリウス音楽院でベートーヴェンの全ピアノ作品を演奏した。2009/2010シーズンは、「ベルリン・フィルハーモニック・ピアノ・リサイタル・シリーズ」のアーティスト(シーララの他に、ピエール=ロラン・エマール、ラン・ラン、マルティン・ヘルムヒェン)に選ばれた。2006年から3年にわたり、コンツェルトハウス・ドルトムントの「ユンゲ・ヴィルデ」シリーズでアーティスト・イン・レジデンスを務めた。現在、ミュンヘン音楽大学の教授を務める。

 指揮の熊倉 優(1992年生まれ)は、東京都出身。作曲を16歳より、指揮を桐朋学園大学入学時より始める。桐朋学園大学(作曲専攻)卒業及び同研究科修了。指揮を梅田俊明、下野竜也に師事。第18回「東京国際音楽コンクール<指揮>」第3位、第26回「京都フランス音楽アカデミー」最優秀賞(第1位)、第12回「ドナウ国際指揮者コンクール」第2位。2016年から2019年まで、NHK交響楽団・首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ氏及び、同団アシスタントとして定期公演等に携わる。国内では、これまでに広島交響楽団、NHK交響楽団、九州交響楽団、群馬交響楽団、東京交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、東京都交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等と共演。また、欧州ではマスタークラスにおいて、カルロヴィ・ヴァリ交響楽団、ノース・チェコフィルハーモニー管弦楽団(テプリツェ)と共演。
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