◇クラシック音楽◇コンサート情報

 

＜コンサート情報＞

ベートーヴェン：交響曲第7番

ブラームス： 交響曲第1番

指揮：チョン・ミョンフン

管弦楽：アジア・フィルハーモニー管弦楽団

会場：サントリーホール

日時：2011年8月2日（火）　午後7時

　指揮のチョン・ミョンフンは、1953年韓国ソウル生まれ。1961年に米シアトルへ家族ごと渡る。現在は米国籍。マスネ音楽院の後、ジュリアード音楽院で指揮を学ぶ。1984年、ザールブリュッケン放送交響楽団の首席指揮者に就任。1988年、イタリアにてアルトゥーロ・トスカニーニ賞受賞。1989年、パリのバスティーユ歌劇場の初代音楽監督に就任。2000年、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任。2005年、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任。2010年には東京フィルハーモニー交響楽団の桂冠名誉指揮者にも就任している。

　アジア・フィルハーモニー管弦楽団は、チョン・ミョンフンが「クラシック音楽を欧米から招聘する時代は終わった。アジアから発信する時代が来た」との思いで創設された（現在音楽監督）。創立公演は1997年に、アジアの8カ国の優秀な音楽家たちによって日本で行われ（現在は韓国に拠点を置いている）、たちまちアジアにおける最高のオーケストラのひとつと数えられることとなった。音楽監督を務めるチョン・ミョンフンは、同時にアジア・フィルハーモニー・アカデミーも創設。2009年には、これらの活動や若いアジア人演奏家を育成する為の非営利財団ＭＯＭ（ミラクル・オブ・ミュージック）が創立された。