★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●コンサート情報

2024-08-07 10:17:32 | コンサート情報



<コンサート情報>



~第28回 京都の秋 音楽祭 開会記念コンサート 高木竜馬と杉本 優指揮京都市交響楽団の共演~

メンデルスゾーン:トランペット序曲 作品101
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73

ピアノ:高木竜馬

指揮:杉本 優

管弦楽:京都市交響楽団

会場:京都コンサートホール

日時:2024年9月14日(土)午後2時

 ピアノの髙木竜馬(1992年生まれ)は、千葉市出身。渋谷幕張高校在学中に、ウィーン国立音楽大学コンサートピアノ科に合格。大学院を最優秀の成績で卒業し、現在、同大ポストグラデュエート過程1年に在学。現在、かのゲインリッヒ・ネイガウス最後の高弟として、世界的に著名な名伯楽ボリス・ペトルシャンスキー氏の招聘を受け、イタリアの名門イモラ国際ピアノアカデミーに入学。開校30年の歴史で6人目の”マイスター”の称号を得て卒業し、現在は同大ポストグラデュエート課程で、ロシア奏法の本流ネイガウス楽派の更なる研鑽を重ねる。第2回「ネイガウスフェスティバル」優勝、第15回「国際ピアノコンペティション “ローマ2004”」優勝、第6回「ホロヴィッツ国際ピアノコンクール」優勝、第19回「浜松国際ピアノアカデミーコンクール」優勝、第26回「ローマ国際ピアノコンクール」優勝。そして第16回「エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクール」にて優勝及び聴衆賞を受賞し、一躍世界的に脚光を浴びる。

 指揮の杉本 優(1990年生まれ)は、京都市出身。中学2年生の時に大友直人指揮京都市交響楽団と共演。京都市立京都堀川音楽高校ピアノ科を卒業。京都市立芸術大学に入学後、渡欧。ウィーン国立音楽大学ピアノ室内楽科を経て、ハンブルク音楽演劇大学指揮科を卒業。高校在学中の2008年から2013年までローム・ミュージックファンデーション音楽セミナー指揮者クラスに参加。同セミナーの指揮研修生として、特に小澤征爾氏のレッスンは度々受講した。2011年、21歳で「ブザンソン国際指揮者コンクール」の本選の20人に選出される。2013年、鎌倉での小澤征爾音楽塾特別演奏会を指揮。同年、サイトウ・キネン・フェスティバル松本の青少年のためのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を指揮しオペラ・デビューを果たす。指揮活動と並行して、現在もピアノ奏者として、各演奏会、音楽祭に出演。ヨーロッパを中心に、室内楽等で活動している。2008年度「京都芸術祭京都新聞社賞」、 2014年度「滋賀県次世代文化賞」を受賞。2016年~2018年、オーケストラ指揮者では日本人で初めて ドイツ音楽評議会の Dirigentenforum に登録された。ウィーン在住。
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