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クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●新譜CD情報

2024-08-06 09:37:52 | 新譜CD情報



<新譜CD情報>



~巨匠チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルのフランク:交響曲/ドビュッシー:夜想曲 初出の正規音源盤~



フランク:交響曲 ニ短調 FWV.48
ドビュッシー:夜想曲 L.91

        雲/祭/シレーヌ

指揮:セルジュ・チェリビダッケ

管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

合唱:ミュンヘン・フィルハーモニー女声合唱団

録音:1991年9月27~29日、ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニーでのライヴ録音(フランク)
   1983年7月6日、ミュンヘン、ヘルクレス・ザールでのライヴ録音(ドビュッシー)

CD:ワーナーミュージック WPCS-13852

 このCDは、セルジュ・チェリビダッケがミュンヘン・フィル時代に行った放送の録音で初出の正規音源盤。マスタリング・エンジニアとしてミュンヘン・フィル・レーベルだけでなく、数多くのマスタリングを手がけるクリストフ・スティッケル氏が、ハイビット化しリマスタリングを施した上で、最良の形としてリリース。

 指揮のセルジュ・チェリビダッケ(1912年―1996年)は、ルーマニア生れのドイツで活躍した名指揮者。ベルリン音楽大学などで学び、第二次世界大戦後、ベルリン放送交響楽団の指揮者コンクールで優勝。その後、ベルリン・フィルで指揮者デビューを飾り、ベルリン・フィルの首席指揮者に就任する。当時チェリビダッケへの評価は高かったが、楽団員との間でトラブルが多く、ベルリン・フィルを指揮することを止めてしまう。その後、南ドイツ放送交響楽団(シュトゥットガルト放送交響楽団)の定期客演指揮者を経て、1979年ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。1977年には初来日を果たし、以後しばしば日本を訪れた。
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