<コンサート情報>
~黄金期のマイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団の来日公演~
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
マーラー:交響曲第5番
指揮:マイケル・ティルソン・トーマス
管弦楽:サンフランシスコ交響楽団
ピアノ:ユジャ・ワン
会場:サントリーホール
日時:2012年11月19日(月) 午後7時
サンフランシスコ交響楽団は、1911年に創設され、2012年に100周年を迎えた。歴代音楽監督には、ピエール・モントゥー、ヨーゼフ・クリップス、小澤征爾、エド・デ・ワールト、ヘルベルト・ブロムシュテットなどが名を連ねている。現在は、音楽監督就任17年目を迎えるマイケル・ティルソン・トーマスの下、国内外で活発な活動を展開している。
指揮のマイケル・ティルソン・トーマス(1944年生まれ)は、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。南カリフォルニア大学で学ぶ。1969年にウィリアム・スタインバーグの後任としてボストン交響楽団の指揮者としてデビュー。1995年以来、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督に就任し、現在、同楽団の黄金期を迎えている。また、1987年に、ニューワールド交響楽団を創設し、若い音楽家の育成を図っている。
ピアノのユジャ・ワンは、北京生まれ。北京の中央音楽学院で学ぶ。14歳のときにカナダに移住。2001年、仙台国際音楽コンクールで3位、審査委員特別賞を獲得。2003年にヨーロッパ、2005年に北米デビューを果たす。2005年、最も有望な21歳以下のピアニストに与えられる「2006年ギルモア・ヤング・アーティスト賞」を受賞。フィラデルフィアのカーティス音楽学校で学び、2008年卒業。現在、ニューヨーク在住で、世界中を演奏旅行している。