捨てられない

2014年02月15日 | Weblog


台風のような夜でした。もちろん、大雨と強い風です。台風第一号と名付けたいくらいです。

午後になると、やっと静かになりましたが、まだどうなるのかはもちろん素人の私には分かりません。雪にならなかったのが幸いでした。この雨がそっくり雪だったら、それこそ大変なことになっていたでしょう。

 

部屋に閉じ込められたので、普段片付けのできない所を整理しましたが、作業のあと、部屋を見るとさっぱり片付いた感じがしません。物を右から左へと移動しただけの程度です。物がありすぎます。

それは、戦後の何もなかった頃に育ったものですから、先ず第一に食べ物を大切にすること。第二に物を大切に。とことん使って、もう使えなくなったら捨てることと、何度も教えられ育ったからです。

子どもの頃にしつけられたことは一生を支配します。良いことなら、その経験は宝物になりますが、もしその逆ならそれはその人の一生を悪い方向に向かわせる羅針盤になります。私の場合は良いことだったのは確かですが、高度成長期を越えて来た人たちは、大方はギャンブルとか酒飲み以外なら物持ちが多いのではないかと思います。旅行好きなどという人も例外でしょうが。もっとも、例外というのは数え切れないほどあるかなと思います。

 

全国、あちこちで雪が降った時には、誰のブログも雪景色ばかりだと思います。外の景色を撮ろうと思っても、右を見ても左を見ても雪景色しかありませんからね。私も何枚か撮りましたが、少しつむじ曲がりな私は、みんな雪景色なら一度載せたのだからあとはなるべく載せないようにしようと思っていました。

それで、昨夜から今朝にかけての大雨が雪をほとんど溶かしてしまい、屋根から落ちて山になっていたこのような雪をこれくらい残した程度にまで減らしてくれました。雨もすこしは役に立ったようです。

 

二階から撮った裏山の様子です。落ちていますね~。木の葉。これ全部をさらって堆肥にしたいのですが、それにはものすごい労力が要ります。ここだけではなく、この景色の左の方も、もっと先の方にも敷き詰めたようにあるのです。もったいないのですが、とても集めきれません。集めても運びきれません。

まあ、何ごとも程々にと言う言葉がありますから、程々にしておくことにします。野菜も出来すぎると困りますからね。それこそ、捨てる罪を感じなければならなくなりますから。