木の葉三山

2009年02月07日 | Weblog


 悪質のインフルエンザが流行するというので、今年はいつもより注意しています。それで、なるべく人ごみの中に出ないようにしたりしています。また、風邪を引くのもつまらないので、まずは対策として一枚よけいに厚着をしています。

 メリットはあります。外へ行くのにおっくうでなくなりました。寒い風は吹いていても、さほどは寒く感じないので平気で出られます。その結果、運動量が増えます。片付けも進みます。幸い着疲れはしません。

 何を着ているかといいますと、使い古しのジャージの上着です。あたたかいフリースの下に着ます。どちらかと言うと滑りやすい素材なので、そのせいで疲れを起こさせないのかなと思います。それにジャージは外側に着るとニットのような織り方ですから、風を通して寒いのですが、中ですと空気を含んでいるのでかなり暖かいです。

          

 外の流しは蛇口は凍るし、ためて置いた水もコチコチに凍ります。これは炊飯器の内釜です。こんな器はもったいなくて捨てられません。ブリキのバケツのように錆びないし、プラスチックのバケツのように太陽によって風化しないので、乱雑に使っても大丈夫。私はこういう廃品のようなものを多く使っています。

 

 堆肥を作っているのですが、木の葉を積み重ねた山があちこちにあります。大和三山のようです。どれが耳成山で天の香具山かは決めていません。朝の霜の大和三山ですね。夏でないので衣は干してないですね。

   春過ぎて夏きにけらし白たえの
             衣干すなり天の香具山  持統天皇 

 これだけあれば、堆肥として二年後にはけっこう使えますよ。これの切り返しを時々やることになりますが、それがまた良い運動になるので、楽しみです。先日ちょっとやってみましたが、中まで雨がよくしみ込んでいるようで安心しました。

 

 梅は、まだこれくらいしかふくらんでいません。でも、白さが見えてきたのがあるので、そろそろ咲くでしょうか。これが咲くと、もう春と言えますかね。

           

 朝比奈隆指揮、大阪フィルのブラームスの交響曲です。ビロードのようなクロス地の特殊な箱に4曲全部が入っています。冬はブラームスの交響曲は合っていますね。じっくりと落ち着いて取り組める4曲です。

                    

 一日一茶

  かれ芒(すすき)かさりかさりと夜明けたり

 廃 句

  枯れすすきその向こうなる筑波山
  枯れすすき午後の日だまりなごむとこ
  枯れすすき町の喧騒なんのその
  枯れすすき今日は土曜で明日日曜
  枯れすすきこれでも山のにぎわいか
  枯れすすき青空に白く二三本
  枯れすすきもうすぐ山はあさぎいろ
  枯れすすき同じお前も枯れすすき
  枯れすすきあんたと一緒にしないでね
  枯れすすき私ゃあんたと違うのよ
  枯れすすき私ゃ畑のアブラナよ
  枯れすすきそろそろ花粉も飛ぶころか
  枯れすすき金がないない放浪児