この不景気のために、ブログどころではなくなってしまった人もいるのなかと思うと、もっとも昨今は何につけてもそこに関連付けて考えてしまうのですが、穏やかな気持にも大波がたつものです。パナソニックも大幅人員削減ということですから。初代社長は電気製品もつくるが人も作ると言っていたと、あるニュース番組で言っていました。でも、それは大丈夫な頃のことで、こうなってはそれどころではなくなってしまったのかも知れません。永遠なものは無いのです。それに、人は神様ではありませんから、今この大変な時に、そういうところを突っついたってしかたがない。
これ、ピーナッツなのですが、かなり加工してあるのか、うまい。とてもおいしくて、止められないです。やめるのには勇気が要ります。私も悟りにはほど遠いところにいるなーと、つくづく思いますよ。ピーナッツがごときものに振り回されてしまうのですから。どうせ市井にある身、無理をしてまで悟ろうとも思いませんけど。でも、年相応ということもありますからね。ま、せいぜい海岸で穴でも掘ることにしましょう。砂取り。さとり。
今朝の風景です。霜で真っ白。でも、曇だったとは言え太陽が昇るとすぐに溶けてなくなってしまいました。
今朝の霜は乾いているせいか、ザックザックという踏みしめる音も乾いたおとでした。少し遅くなると、靴に泥がついてくるようになり、下手に畑に踏み込むと「霜た(しまった)~~」ということになります。
さすがに、アブラナの葉っぱもしおれていました。しおらしいところがあって、なかなか宜しい。これも、霜が溶けるとすぐに元気になります。元気んなものです。立ち直るのに呪文でも唱えるのでしょうか。「アブラナカダブラ」。こんど大変な状況に陥った時には、やってみようかな。もっとも、そう言うときには思いつかない。
蛇 足
パナソニックというのは、たぶん造語かなと思います。パンというのは、ギリシャ語が元ですが、「すべて」という意味で、ソニックは「音 sound」の元になったフランス語の son(その元はラテン語 sonus) から来ているのだと想像しています。ソニーも、この son が元になって作った語だと思います。昔アメリカにパン・アメリカンという航空会社がありましたが、それは日本ならそっくり「全日空」が意味の上で当てはまるような気がします。
一日一茶
かくれ家や歯のない口で福は内
廃 句
かくれ家や歯のない口ではひふへほ
かくれ家や歯のない口で餅を食い
かくれ家や歯のない口で般若経
かくれ家や歯のない口に爪楊枝
かくれ家やそれにしては派手な家
かくれ家に季節はずれの燕かな
かくれ家やベンツにシアター大音響
かくれ家やテント家よりブルジョアね
かくれ家に大麻珍獣バカラ客
かくれ家にそっと身をおく世捨て人
かくれ家ですらすらしたたむ方丈記