初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

弦楽四重奏曲第67番「ひばり」

2006年05月11日 | ハイドン
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はハイドン:弦楽四重奏曲第67番「ひばり」です。

この番号を見ていただいただけでも十分分かると思いますが、ハイドンは弦楽四重奏もたくさん作曲しています。番号で言えば全部で83番まであるというから、びっくりですよね。また、ハイドンの作品には、この弦楽四重奏の他交響曲にも、いろんタイトルが付いているものが多いですから、そんなタイトルで聴く曲を選んでもいいかもしれないですね。

さて、この曲「ひばり」ですが、いいですね。ひばりの空高く舞い上がる情景に見立てたヴァイオリンの音色がとてもさわやかに響き渡るすがすがしい曲ですね。演奏時間も全4楽章で20分弱ですから、聴きやすい曲だと思います。


 第1楽章:ヴィオラ、チェロの刻むリズムにヴァイオリンが綺麗なメロディを歌い合わ
 せてきてますね。美しいメロディは、ヴァイオリンの高音の特徴をとても活かした、
 素晴らしい曲だと思います。

 第2楽章:しっとりとした弦楽器のハーモニーがいいですね。メロディは少し切なく
 淋しく感じるかもしれませんが、美しいメロディですから、聴いていると弾きこまれて
 いきます。

 第3楽章:少しおどけたようなメロディに変わり、曲の楽しみをふくらませていると
 思います。ヴァイオリンが中心ですが、ここではその他の楽器も少しずつソロパート
 がありますから、そこも聴き逃さないようにしたいですね。

 第4楽章:スピードアップして、ちょこまかと動き回るヴァイオリンが可愛らしい曲
 です。細かい動きですが、その動きは非常に歯切れがよく、ここちよい快感に浸れ
 ますね。早い動きのテクニックを聴くにもいい曲だと思います。


さらっと聴ける曲なんですが1楽章冒頭の「ひばり」のフレーズは印象的ですから、楽しくあっさり楽しめますね。弦楽器のさわやかとも、暖かとも言えるこの感じは面白いですよね。

≪オススメCD≫
キリッと並んだアマデウス四重奏団の演奏でどうぞ。

ハイドン:弦楽四重奏曲第67番
アマデウス弦楽四重奏団, ハイドン, モーツァルト
ユニバーサルクラシック

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
ちょっとした時にいつでも聴けるちょっとした曲だと思います。

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