(北部訓練場・メインゲート前での監視行動)
10月29日(火)、沖縄平和市民連絡会の高江便を運転。今日のお客さんは3人。午前9時前にN4の座り込みテントに着いた。先週土曜日に作業員が中に入って泊まり込んでいるようで、現場では今日も、チェンソーやバックホーの音が聞こえる。悔しくてならない。
県の環境影響評価審査会の有識者たちや、沖縄県知事らが、今年度の工事現場は、急峻な崖の上を大規模に森林伐採するもので、崖の崩落の恐れがあり、危険だと再三に渡って指摘してきた。我々も何度も防衛局に抗議してきた。しかし、防衛局は、こうした指摘や抗議を全く無視し、伐採、工事を強行している。この後、どのような事故が発生するのかと思うと心配でならない。
メインゲートの前には、「丸政工務店 ヘリパッド工事を中止せよ」等の新しい横断幕が掲げられていた。
N4のゲートから見える工事現場の風景。作業員たちは黒い覆面をし、車のナンバーは全て隠されている。
昼前、突然、メインゲートに県の親川基地防災統括監がやってきたので驚いた。「何かあるのですか?」と聞くと、「いや、皆さんにいろいろご指摘いただいたので、一度、現地を見ておきたいと思って---」という。昼、皆で魚の鍋で昼食会をするから一緒にどうですかと誘ったのだが、わずか5分ほどで立ち去ってしまった。いったい何をしに来たのだろう。
午前中、時々、雨が降ったので、道路にはシリケンイモリが出てきていた。
(大型のチョウ、アサギマダラ)