乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

台風直撃

2011年09月23日 | 生活
み、みなさん、お元気ですか?
私は、、、台風でどっかへ飛ばされちゃったサンルーフ探しから戻ったところです^^;)

いや~、まいった! 台風15号の直撃を受け、我が家は雨漏りどしゃどしゃです。室内が泥水でぐしょぐしょ、門の留め金が切れ、バタバタします。サンルーフもすっぽりなくなっちゃいますた。

でも、うちはマシな方です。瓦が落ちた家が続出、道路は落ち葉と瓦や看板やらでぐちゃぐちゃ。うちの庭にも、サラ金の看板が突き刺さってるし^^;)
お隣さんは、大きな木が2本も根元から折れてしまいました。
昨日から今もなお、町中が掃除ちう。

台風上陸のおとといは、昼ごろから雨風がものすごくなって、窓枠が風圧で押し破られるかと思うぐらいになり、家の崩壊の危険を感じました。雨戸に、看板とか瓦とかが当たる音もして。
で、私は覚悟を決め、非常用袋に財布と歯ブラシ、下着を詰め、避難勧告に備えました。で、崩壊したらすぐ脱出できるよう、玄関で昼食を食べたんですが。←しっかり食べている

外なんか出られまへん。雨がバケツの水をバシャっとやったように、真横から吹き出しているし、風がすごすぎて呼吸なんかできそうにないし。そんな状況でしたので、おそらく避難勧告も出なかったんじゃなかと思います。

で、停電しました。それまでは情報をテレビとラジオで得ていました。ローカル局は豪雨の最中にも、お笑い番組を放映していました。まともに台風情報を流していたのは、NHKだけ。驚いたし、怒りも感じました。

テレビ画面で、近所のマンホールから水が逆流するのが映ったので、私はあわててトイレの蓋を閉め、漬物石を乗せました。配水管が逆流すると、トイレなども逆流し、内容物が逆噴射すると聞いたからです。ぞ~~っ。

でも、、、マンホールの蓋が外れるぐらいの水圧だもん。蓋に漬物石程度の重しじゃ、意味なしっ!(爆)
先日はトイレを詰まらせ、今回は逆流の恐怖に怯えますた。

台風の目に入り、雨風が一旦おさまった時、外に出てお隣さんの倒れた木を片付ける手伝いをしたのですが、、、救急車と消防車のサイレンがあちこちで鳴りました。怪我人が出たのだと思います。

台風の目にいたのは、たった15分ぐらいだったと思います。何度か台風直撃の経験をしましたが、こんなに単時間なのは初めてです。それから今度は西からものすごい雨風が1時間ほどあり、突然おわったという感じです。

この間、親戚から“心配電話”を何人かからもらったのですが、停電中だと携帯電話による長話はNG。電池って、すぐなくなっちゃいますよね。なるべくメールでこちらの状況を説明しました。
私のラジオは電池切れ。←こーゆー時に限って  都に住むポン子が、こちらの地区の情報をメールで知らせてくれ、とても有用でした。停電だと、正確な情報が得にくい。東北の被災者の方々が「情報がほしい」とおっしゃる意味が、ようやくわかったような気がしました。
こういう時、“わけわからん情報”がすぐに広まります。

で、ポン子によると、私のいる地域では1万世帯が停電と。停電したばかりの時はお昼だったので、夕方までには復旧するだろうと、私は高を括っていました。でも、ちっとも復旧しない。次第に電力会社に苛立ちを覚え…。
でも、1万世帯も停電してんじゃ、そりゃ、すぐには復旧しねーなと、気持ちがクールダウンです。

で、日没。
懐中電灯をずっと点けていると、電池がすぐに消耗します。トイレに行く時以外、部屋でじっとしている時は、やはり蝋燭がリーズナブルだと思います。
押し入れの奥に仕舞い込んだ蝋燭を引っ張りだし、火を灯すと、、、おお、明るい。
蝋燭の灯りって、結構使えます。

私の母は宗教をやっていました。なので、ぶっ太い蝋燭もマッチもたくさん買い込んでありました。蝋燭には「1本で5時間もちます」と書かれていました。なので、ご近所に配りました。とても喜ばれました。

防災に関心の高い地域なので、防災袋や蝋燭、懐中電灯を用意してある世帯は多いです。でも、防災用の蝋燭って、小さいのしか入っていないとか。
お母さん、よかったね。宗教って、人が安心感に包まれるべく、存在するんだよね(^0^)。
母がご近所の皆様のお役に立てて、私もうれしく思いました。

結局、台風直撃の夜には、電気が復旧しました。遅い夕飯も食べられたし、普段どうりお風呂にも入れました。
これがどんなにありがたく幸せなことかと、、、東北の被災者の皆様の苦しみを、ほんのちょっとですが想像できたような気もします。

我が家の瓦が落ちなかったのは、母が亡くなる数ヶ月前、母が瓦を直したいと言い出し、補強したからです。私はお金がかかるので工事に反対でした。母を看取ったら、都に戻るつもりだったし。
でも、それを口に出したら、「お母さんはもうすぐ死ぬんだ」と言うのと同じになってしまう。なので、工事費は多いにイタいけど、黙って従ったのです。

母としては、自分がいなくなったら、娘が住むのに困らないようにと、配慮していたのかな?
お隣さんのご主人も癌で亡くなったのですが、やはり家のメンテナンスを整えて死の床についたといいます。考える時間があるのが、この病気なのかな。

というわけで、まだまだ掃除と片付けがてんこ盛り。あー、やらなくっちゃあ。。。

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なかのひと

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4 コメント

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雪が・・・ (みーしゅ)
2011-09-23 21:26:00
日本の台風が大変だったことは
たまたまチャットしていて
リアルタイムで読んでましたが、
ノエルさんのとこも大惨事だったのですね。
ともかくご無事でなによりです。

チャットのお相手は横浜と東京だったのですが途中茨城の地震中継もあり、驚きました。

こちらは下界は雨の週末でしたが
山は既に初雪が降っていたようです。
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お見舞い (けえこねえ)
2011-09-24 11:23:03
 こんにちは!

まずは、今回の台風により、被災された方々の生活の復興と亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。

ノエルさん大変な思いをされましたね。
ご無事でなによりです。
我が家も強風で家が揺れて壊れるんじゃないかとドキドキしておりました。

 日本列島は昔から天災にみまわれ、その都度復興をし、国土を皆で補修してきました。
治山治水の概念も自然に感謝する心も代々受け継がれてきたのは天災が多い国だからではと思います。

>やはり家のメンテナンスを整えて死の床についたといいます。

本当にノエルさんの事を心配して瓦の工事をしたのだと思います。ご自分がこの世にいなくなることが怖くて怖くて仕方がない中で、後の事を考える。立派なお母様だったと偲んでいます。

子孫に借金を残すって政府(財務省)が言いますが、耐震工事やダム建設、湾岸補修等必要な公共工事は安全な国土を将来の国民に残す財産ですね。
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雪も困りますねえ (ノエル)
2011-09-24 13:28:01
みーしゅさん、そっちは雪ですか。

台風で家の倒壊を考えたのは、初めてでした。でも、外の方が凄まじくて、とても避難所なんかへ出かけられません。多分、雪が積もってしまった時、地震があっても同様、外へは逃げられないと思います。

数年前の駿河沖地震の時は、外は大雨。地震の揺れが大きかったのすが、この時も外へ逃げようとはとても思えませんでした。

こうなると、玄関で待機するしかないですわ(苦笑)。
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サンルーフ、見つかりました^^; (ノエル)
2011-09-24 13:34:14
けえこねえさん、そっちもすごかったようですね。

サンルーフは、お隣の駐車場に落ちたそうです。車を直撃しなくてよかった、修理代がすんごいことになっちゃうよ。

周りの家のほとんどが、瓦が落ちてしまって。。。まだ落ちる可能性があるから、ちょっと用心して外を歩いています。

家って、まめにメンテナンスを整えておかないといけないと、今回つくづく思いました。台風などの天災は、ふいにやってきますから。

というわけで、政府もふいの災いに備えないと、子孫に借金を残すばかりになってしまいますね。
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