乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

死亡リスクが最も低いBMI値

2011年02月10日 | 病気・症状
冬は基礎代謝が上昇します。どんだけ食べても太りません。

・・・、というか、冬休みのご馳走作りが結構な重労働。おさんどんしていたら、なんだか夏場より痩せてしまいました。
せっかく料理をどっかりと作ったのに、そのスゴさに圧倒されたのか、お客さんたちはあまり食べなかったのだ。私もつられて、ドカドカ食べられず。 ←それ、料理がまずかったってことじゃないの?

加えてこの寒気、がっつり食べても傍らからエネルギーに変換されていく感じです。皮下脂肪になる暇もない(笑)。あ、いや、、、石油ストーブをろくに付けず、室温8度の部屋でがんばってちゃ、そりゃ代謝が上昇するわいな。
だってさ、エアコンだと乾燥しまくりだし、電気の暖房器具は暖かくないし、石油ストーブは臭いじゃない。窓の開閉と、面倒になっちゃうんですよね。

というわけで、ただいまBMI18です。こりゃ、ちっとやばいな…(^^;)。

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【死亡リスクが最も低いのはBMIが20以上25未満の人々】

   NEJM誌から  白人146万人を対象とした分析結果

 
BMI高値、低値のいずれの人々も死亡リスクが高いこと、健康で喫煙歴がないBMI高値の人々の死亡リスクはより高いことなどが、前向き研究19件のデータの分析で明らかになった。米国立がん研究所のAmy Berrington de Gonzalez氏らが、NEJM誌2010年12月2日号に報告した。

 BMI高値は心血管疾患や癌による死亡率の上昇と関係しているが、BMIと全死因死亡の間の関係がこれまで詳細に調べられたことはなかった。

 著者らは、研究の開始が1970年以降で、追跡期間が5年以上、白人が登録されていて、追跡期間中の白人の死亡が1000例以上記録されており、ベースラインで身長、体重の測定が行われ、喫煙歴が調べられていた前向き研究を選んだ。19件が条件を満たした。

 登録者の人種が様々であっても、分析対象は白人に限定した。ベースラインで85歳以上だった人々は除外した。

 分析対象となったのは、19件の研究に登録されていた19~84歳の白人146万人(年齢の中央値は58歳、58%が女性)。これらの人々のデータをプールし、年齢、研究、身体活動、飲酒量、学歴、既婚か未婚かで調整してCox回帰分析を行った。

 ベースラインのBMIの中央値は26.2だった。47%が喫煙歴を持たず、現在も喫煙者だと答えたのは13%のみだった。

 追跡期間の中央値は10年(レンジは5~28年)で、その間に16万87人が死亡していた。死者のうち3万5369人がベースラインでは健康と判断されていた。

 全体では、全死因死亡はベースラインのBMIが22.5~24.9のグループで最も少なかった。このグループを参照群とすると、BMIがそれより小さくなっても、大きくなっても、全死因死亡リスクは上昇した。

 だが、現在の喫煙者と過去の喫煙者を除外し、さらにベースラインで癌または心疾患だった人々を除外すると、曲線の形が変化した。BMIが25以上のグループのハザード比は有意に上昇し、22.5未満の人々のハザード比は有意に低下すると共に、最もリスクが低いBMI域が広がり、20.0~24.9の範囲になった。

 男女別にBMIと死亡リスクの関係を調べた。女性について、BMIが22.5~24.9を参照群にした場合のハザード比は、BMI 15.0~18.4のグループでは2.02(95%信頼区間1.94-2.11)、BMIが18.5~19.9では1.34(1.30-1.38)、BMIが20~22.4では1.06(1.04-1.09)、BMIが25.0~27.4は1.03(1.01-1.06)、BMIが27.5~29.9は1.11(1.08-1.14)、BMIが30.0~34.9は1.25(1.22-1.28)、BMIが35.0~39.9は1.58(1.53-1.64)、BMIが40.0~49.9(病的肥満)は1.99(1.90-2.09)だった。

 次に、健康で喫煙歴がない女性に限定すると、BMIが15.0~18.4のグループのハザード比は1.47(1.33-1.62)、BMIが18.5~19.9では1.14(1.07-1.22)、BMIが20~22.4では1.00(0.96-1.04)、BMIが25.0~27.4のグループは1.09(1.05-1.14)、BMIが27.5~29.9では1.19(1.14-1.24)、BMIが30.0~34.9では1.44(1.38-1.50)、BMIが35.0~39.9群は1.88(1.77-2.00)、BMIが40.0~49.9では2.51(2.30-2.73)となった。

男性のハザード比は、全員を分析対象にした場合には女性と同様だったが、健康で喫煙歴がない男性に限定すると、BMIが35.0以上のグループのハザード比は女性より高かった。BMIが35.0~39.9群は2.06(1.85-2.28)、BMIが40.0~49.9では2.93(2.49-3.45)。

 男女の参加者を合わせて年齢で層別化し、BMIと全死因死亡の関係を調べたところ、最も強力な関係が見られたのは50歳未満のグループで、特にBMI高値による死亡リスク上昇が顕著だった。BMI 35.0~39.9群のハザード比は2.48(2.14-2.88)、40.0~49.9群は3.70(3.03-4.50)。

 なお、BMIが20.0未満の群のハザード比は、追跡期間が長いと小さくなることが明らかになった。15年以上追跡した場合には、BMI 22.5~24.9群と比較したBMI 18.5~19.9群のハザード比は0.92(0.81-1.04)でリスク上昇を示さず、BMI 15.0~18.4群でのみ死亡リスク上昇が有意になった(ハザード比は1.21、0.97-1.50)。この結果は、BMI低値群における死亡リスク上昇の背景に、BMI低値をもたらすような疾患を抱えていた患者の存在があることを示唆する。

 死因は様々だったが、心血管死亡、癌死亡、その他の原因による死亡に分けると、BMIが25.0以上のグループでは心血管死亡のリスクが最も高く、BMIが22.5未満のグループでは、その他の原因による死亡のリスクが最も高かった。

 白人では、過体重と肥満、おそらくは低体重も、全死因死亡リスクの上昇に関係していた。全死因死亡リスクが最も低かったのは、BMIが20.0~24.9の人々だった。著者らは既に、他の集団を対象に今回の結果を確認する研究を進めているという。

 原題は「Body-Mass Index and Mortality among 1.46 Million White Adults」、概要は、NEJM誌のWebサイトで閲覧できる。
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癌になっちゃうと、体重減少は全然うれしくないです。なんか、怖くなります。
なので、効率よく体脂肪をつけるには、高脂肪・高糖の食べ物がいいです。ケーキやクッキー、チョコレートがいいんじゃない(笑)。

やってみたんですが、、、顔じゅう吹き出物だらけになりますた。。。
極寒のこの頃、体重を増やすのはなかなか難しいのであります。


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なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

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2 コメント

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たんぱく質は理にかなっています (ノエル)
2011-02-11 15:04:30
vocalistさん、初めまして。
お褒めのお言葉ありがとうございます。

術部にはメスが入ったので影響はあると思います。体を冷やさないためには、体の内部から暖めること。

そうです、たんぱく質を摂るのが最も合理的です。脂質・糖質より、たんぱく質の方が熱を生産しやすいです。甘酒を飲むより、凍っていても肉を食べた方が体は暖まると言う人もいるほどです。やらないけど(笑)。
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Unknown (vocalist)
2011-02-11 11:56:02
こんにちわ 3連休なのに今日は雪~! 寒いよ~
いつも有用な情報ありがとうございます。こう寒いと術側の肩がカチカチでどうにもなりません。 マッサージ師いわく、寒い上にたんぱく質が足りてないから全身むくんでるんじゃない?
玉子や鶏肉、大豆をいっぱいたべましょう
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