乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

医師の会話力

2010年03月28日 | 患者の気持ち
私は話すのが苦手。
人の集まりで話さなくちゃならない時、どーにも話が止まらなくなりがちです(^^;)。もっと相手の理解度を高めるような話し方をしたり、人を感動させるような内容の話をしたいと思うんですけど、、、うまくいった記憶がありません。
なので、会話力は諦め、文章力で勝負。。。っていうのは、もっと無理。書いても読み返すと、「こんなこと書きたかったわけじゃないのに、どーしてこーなるんだぁー、きぃぃーっ」となっちゃいます。
やっぱり、絵で自分の気持ちを表現するのがいいような気がしますです。

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【会話力がなくて、こんな失敗しちゃった…】 2009. 7. 9

医師891人に聞いたトホホなエピソード

 「あの一言を言ったばっかりに」「質問の仕方を工夫すればよかった」という経験は、多かれ少なかれ誰にもあるだろう。そんな会話力のなさが原因で仕事に支障を来したエピソードを、医師会員を対象に募集したところ、多くの失敗談が寄せられた。まずは、患者との会話での失敗談を見てみよう。


○患者にはっきりいいすぎた

◆患者さんの話が長いので、途中で「時間がないので、続きは次回に」と言ったら、怒ってしまった。(50代女性、内科、診療所勤務医)

◆「この検査は、やってもあまり意味がない」と言ったら、検査を希望していた患者さんは「もういいです。ここでは検査しません」と怒ってしまった。(40代男性、内科、診療所勤務医)

◆「何回か通院しているのに、風邪がなかなか良くならない」と訴える患者さんに、「でも症状的には改善してきているじゃないですか」と反論したら、患者の顔色が変わり激怒された揚句、「もうこの病院には来ない!」と言い捨てられた。(30代女性、内科、私立病院勤務医)

◆医療は何事も絶対大丈夫とはいえないので、患者さんに「大丈夫ですか?」と聞かれたときに、正直に「絶対に大丈夫とは言い切れません」と答えたら、後でこの患者さんからクレームの投書が来た。(40代男性、内科、大学病院勤務医)

◆加齢性の疾患について「年を取れば、みんなに出てくる病気で、治ることはありません」と患者にはっきり言ったら、患者は「夢も希望もない」とがっかりしてしまった。病気について本当のことをはっきり言わなければならないときに、患者の気持ちを傷付けずにやわらかく伝えることができればいいなと思う。(40代男性、整形外科、診療所開業医)

◆ 患者さんに「先生らは税金で医者になったんだろう?もっと納税者に尽くさないといかん」と言われ、「今はその分しっかり税金を納めている」と返答すると、その返答内容が気に食わなかったらしく、患者さんがキレた。(30代男性、外科、国公立病院勤務医)


○患者に真意が伝わらず誤解された

◆診療所のかかりつけ患者さんだったが、私は初対面だったので「今日はどこが調子悪いですか」と尋ねたら、「いつもの場所だ。カルテに書いてあるだろう!」と怒らせてしまった。(30代男性、内科、診療所勤務医)

◆症状を気にして外来受診した患者さんを安心させようと思って、「それくらいは大丈夫ですよ」といったところ、「この症状のどこが大丈夫なんだ!」と怒らせてしまった。相手に不快感を与えない会話力がほしい。(30代男性、外科、国公立病院勤務医)

◆発症後、2日以上経過している患者さんに、インフルエンザの検査と治療の是非を説明したら、早く受診しなかったことを責めているように受け取られてしまった。(50代男性、内科、私立病院勤務医)

◆検査のインフォームドコンセントの場で貯血の必要性に触れたときに、手術では使用の可能性が高いために行うが、検査目的では貯血はしないことを説明する際、不用意に「時間的にも使用する可能性がほとんどない無駄な準備である」というようなことを話したら、「無駄」という言葉に対して誤解が生じた。再説明を行い了解を得た。(40代男性、内科、大学病院勤務医)

◆患者さんに丁寧にゆっくり説明したら、逆に「説明が長すぎて、バカにしているような感じがした」と言われた。患者さんには、ほどよい長さで適切に話さなければいけないと思った。(30代男性、内科、大学病院勤務医)

◆同年代の女性が頸部リンパ節腫脹を訴え受診。一通り診察し、生理範囲内と判断し、明るく笑い掛けながらその旨を伝えたところ、「悪性を心配して受診したのに、笑うとは何事か」と逆上された。(40代女性、内科、公的病院勤務医)
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う~ん、、、どうでしょうね。上記の例だけだと、私には医師の言ったことは、ほぼ真っ当な気がするんですけど。なんか、患者側の方がささいな点に拘ってしまっているように見えます。これも、私が現在健康だからで、病人となると気持ちがダウン、不安定になったら見方も違ってくるのかも。

>加齢性の疾患について「年を取れば、みんなに出てくる病気で、治ることはありません」と患者にはっきり言ったら、患者は「夢も希望もない」とがっかりしてしまった。

これ、私も経験があります。
医師の言ったことは真実なんでしょうけど、「治ることはない」で切られてしまうと、ガーンとした気分だけが残ります。言われた直後に病気を受け入れることは難しいわけです。
この場合、うまく病気と付き合っている患者さんの例や、対処法と実践したら数ヶ月先にどうなるかとか、未来に向けた話しを添えていただくと、ちょっとは安心感を得られるかな。

>患者さんに「先生らは税金で医者になったんだろう?もっと納税者に尽くさないといかん」と言われ、「今はその分しっかり税金を納めている」と返答すると、その返答内容が気に食わなかったらしく、患者さんがキレた。

はははっ、これすごいですね。
こーゆー、心で思ったことをダイレクトに口にしてしまう患者さん、周囲の鼻つまみ者じゃなかろうか。。。なんか下品ですわね。私が医師だったら、この医師と同じ返答をしてしまいそうです。

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患者に対してだけでなく、上司や同僚・後輩、ナースなど職場の人間関係を良好にするためには、会話力は欠かせない。職場での会話をめぐる失敗談も多数寄せられた。

○上司や同僚、後輩の医師との会話で

◆部下との会話に、友人のように個人的な内容を含みすぎた。(40代男性、放射線科、大学病院勤務医)

◆医局の面倒な雑用がたくさんあり、一部を同じ医局員に任せたくて頼んだが、「他の仕事も色々あるので…」と上手く断られ、結局、全部自分でやらざるを得なかった。(40代男性、心臓血管外科、公的病院勤務医)

◆他診療科に応援を要請するとき、必要なことを上手く伝えられず、「何でそんなことで連絡してくるのか! 」と文句を言われた。(30代男性、外科、大学病院勤務医)

◆自分の意見をはっきり言おうすると、どうしても攻撃的になってしまう。相手を非難することなく主張したい。(30代男性、麻酔科、国公立病院勤務医)

◆ 話を聞くことができず、気付くと自分ばかりしゃべっている。あるいは、相手のペースにはまってダラダラ聞いてしまったりする。結果、時間がなくなって、相手の話を突然遮ってしまい、後味が悪くなってしまう。(50代女性、内科、診療所勤務医)


○ナースとの会話で

◆看護師が理解していない部分があると看護師長に伝えたら、特定の個人に対する指摘と誤解された。そして、その看護師は私が師長に言いつけたと受け取り、しばらく疎遠な態度を取られ、私も不快な思いをした。(40代男性、麻酔科、国公立病院勤務医)

◆オペ直前で「忙しいから後にして」と言ったら「いつなら時間があるんですか!」と言い返された。確かに忙しい状況だったけれど、1分ぐらいは時間は割けたので反省した。(30代女性、産婦人科、診療所勤務医)

◆患者の処置についてナースから意見を求められたので、「どうしようねえ」とあいまいな言い方をしたら、上司に呼び出され、威厳をもってきちんと指示するように注意された。(40代女性、内科、診療所開業医)

◆患者の重要なバイタルチェックに漏れがあったので、担当のナースに指摘しようとした瞬間、逆にそのナースからカルテの書き方を指摘され、思わず「書き方なんてどうでもいい。バイタルの方が患者にとって重要だ! 」と怒鳴ってしまった。(30代男性、内科)

◆患者さんの処置について、病棟の看護師から電話で問い合わせがあった際に、つい正直に「分かりません」と答えたら、看護師に無責任だと怒られた。「上級医に確認します」あるいは「すぐ調べます」とでも言えばよかった。(20代女性、私立病院勤務医)

◆看護師から院内研修会の発表原稿のチェックを依頼されたとき、「全然、中身がない」と一刀両断してしまった。その後、中堅の看護師から「あんな言い方をされたら、やる気がなくなる」と抗議された。「僕も連続当直明けでしんどかったので、カッとしてあんな言い方をして、すみません」と謝ったが、内心では「やる気がなくなっても、それが仕事ならちゃんとやってよね」と考えていた。(30代男性、精神科、私立病院勤務医)

◆看護師に仕事を頼んだのに、しなかったので注意したところ、次の日から仕事を頼んでもしてくれなくなった。(50代男性、外科、診療所開業医)

◆若い看護師を、ついほかの人がいる前で「同じことを何回言ったら分かるのか」と怒ってしまい、看護師たちから一時協力が得られにくくなった。その後は十分注意している。(40代男性、内科、診療所勤務医)
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>自分の意見をはっきり言おうすると、どうしても攻撃的になってしまう。

これも経験があります。聞いているほうは、「この人、なんでこんなに熱くなってんの???」って感じです。自分しか見えてない気がして、こっちはうんと気持ちが冷めるものです。

>看護師に仕事を頼んだのに、しなかったので注意したところ、次の日から仕事を頼んでもしてくれなくなった。

マジっすかっ!?
やる気はなくとも、仕事なんだからちゃんとやりましょうね。

以上ここまで読むと、医療の現場も他の環境と大差ないなあと思います。


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なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)