乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

マスコミは正義の味方か?

2010年03月21日 | マスコミ
「弱い者の立場に立つ、それがマスコミの使命だっ!」。

吹き荒れる派遣切り、社会的弱者は虫の息だ、ホームレスになる日も近い。
守ろう彼らを! 我々が彼らを取材し、世の中に訴える、
「真面目に仕事をする彼らを守れ! 派遣切りをやめろ!」

こんな論調のマスコミ報道は、まさに派遣切りに会った人、会いそうな人にはグッとくるかもしれません、、、
でもね。
マスコミだって、大幅に派遣切りはやってますぜww

「我社は断腸の思いで派遣切りを行った。正社員の雇用を守るためだ。社会的弱者を守らねばならないのはそうなんだけどさ、、、我々が社会的弱者に転落しちゃうのはイヤだしぃ。。。アンタたちと同じような暮らしに落ちたくないんだよね。ワーキングシェアは、他の会社がやるべきだ、ウチじゃない。ウチの会社は、弱者を守れないも~ん」。

って、ハッキリ言えばいい。その方が、いくらか信頼できます。
スーパーマンみたいな正義の味方の存在なんて、、、世の中のどれほどの人が信じるというのか???


おかだ先生のブログ「転がるイシあたま」で、思わず噴き出しちゃったトピックを見つけました。
「毎日新聞の広告」の中で、毎日新聞が、「製薬会社の広告が激減したので、それを戻して欲しい」という要望を日本製薬団体連合会に出したらしい。広告減少の理由に「大淀病院産婦死亡事例」をあげ、報道が医療崩壊を加速させ、医療関係者が報道に反発し、結果的に製薬会社が毎日新聞社に広告を出さなくなったと見ているようです。

で、それらしき記事がこれです。
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毎日新聞 日薬連・評議員に医療報道への「理解」求める文書

 毎日新聞社が自社の医療報道に理解を求める朝比奈豊社長名の文書を、日本製薬団体連合会の評議員に配布した。複数の関係者によると、数年前の医療報道で一部医師から強い批判の声があがり、現場MRへの忠告、あるいはネットへの書き込み、電子メールの送付などで、同社への広告出稿をけん制する動きが活発化。製薬企業のほとんどが出稿を停止し、いまだ半数以上、停止状態が続いているという。

 文書によると同社は06年8月、奈良県で意識不明になった妊婦を転送する病院が見つからず、大阪府内の病院で死亡した事故を、産科救急の不備、周産期医療の現状と課題などを交えて報じたところ、一部医師の間で「毎日新聞の報道が医療を崩壊させた」との批判が起きた。

 複数の関係者によるとこれを皮切りに、同社に広告出稿する製薬企業にも、批判の矛先が向くようになり、 10社程度あった製薬企業の毎日新聞への広告のほとんどが出稿を停止。いまも数社を除いて出稿停止が続いている。 背景には、現場MRに対する直接の忠告、2チャンネルなどネットの書き込み、電子メールの送付などで、 広告出稿をけん制する動きがあったという。

 毎日新聞社は今回の文書で、「医療態勢が崩壊していた現実を報道したのであって、報道が崩壊させたわけではない」と 説明する一方、「医療報道をさらに充実させ、毎日新聞の医療に向けた姿勢をより鮮明にするよう心掛けてきた」と強調。

 奈良県の医療事故報道に対する批判を「謙虚に受け止め、医療報道を深化」させた結果、 「低医療費政策」と「医師数抑制策」の問題点を強く訴える報道で、成果を出したと訴えている。

 文書配布は日薬連の木村政之理事長に毎日新聞社の役員らが要請、木村理事長が竹中登一会長に相談したうえ、 認められた。「広告出稿の障害をできるだけ取り除きたいという思いがある」(毎日新聞関係者)という。
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この記事はネットで見つけたものなので、信憑性はわかりません。んが、現在、新聞社で広告収入が激減しているのは、どの新聞社も大差ないのは事実です。

さて、私が噴き出しちゃったのは、、、広告を出すスポンサーは、広告を出すメリットがあると決断して出します。で、やってみてメリット無しなら、次回は行わない。
外国人に性犯罪を指南するような記事を、ガンガン掲載するような新聞社に、はたして製薬会社が、気前よく広告料を出すのでしょうか?


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なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)