乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

ワクチン接種回数の裏事情

2009年10月28日 | 新型インフルエンザ
早くもインフルエンザ・ワクチン難民になってしまいますた(*0*;)。
季節性のインフルワクチンを、例年だと私は11月下旬に接種していたんですが、、、行きつけのクリニックじゃ、もー季節性もないってさ~っ!

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【ワクチン接種回数「朝令暮改」の裏事情 2009. 10. 22

 「政治主導」の前に官僚は沈黙

 1回か2回か――。新型インフルエンザワクチンの接種回数を巡り、厚生労働省が混乱している。「13歳以上は原則1回」とした決定を、わずか3日で「医療従事者のみを1回、それ以外は国産ワクチンの今後の治験の結果を待ってから決定する」と方針転換。政治主導を狙う大臣政務官の足立信也氏の素早い動きにより、厚生官僚は面子をつぶされた格好だ。

 10月16日、厚労省は「新型インフルエンザに関する意見交換会」を公開で開催。政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会委員長でもある自治医大教授の尾身茂氏、国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長の田代眞人氏、同感染症情報センター長の岡部信彦氏、厚労省の新型インフルエンザの研究班班長も務める防衛医大教授の川名明彦氏、ワクチンの治験にかかわっている三重病院院長の庵原俊昭氏の専門家5人を集め、国内で進められている国産ワクチンの治験の中間結果を伝えるとともに、接種回数を検討した。

 国産ワクチンの治験は、20歳以上60歳未満の健常成人200例を対象に、国立病院機構病院4施設で行われている。治験では、被験者を2群に分け、HA抗原量が15μgのワクチン(投与量0.5mL)または30μgのワクチン(投与量1.0mL)を2回接種する。中間結果では、被験者のうち194人の1回接種から3週間後のHI抗体価が明らかになった。

 HI抗体価が40倍以上だったのは、15μg接種群(96人)のうち78.1%(75人)。30μg接種群(98人)のうち87.8%(86人)。発赤、膨張などの副反応が、全体の45.9%に見られ、高度の有害事象としては1例にアナフィラキシー反応(咽頭違和感と咳嗽)、1例に中毒疹が確認された。

 意見交換会では、15μgのワクチンの1回接種で効果的な免疫反応が期待できるとする中間結果から、妊婦や一部の基礎疾患を持つ患者を含め、13歳以上は原則1回接種とすることを決定。これに伴い、より多くの人が国産ワクチンを接種でき、優先接種対象者の接種スケジュールも早まることになった。

 ところが、自身が医師でもある厚労省大臣政務官の足立氏がこの結論に異議を唱え、急きょ10月19日に新たな専門家も交えた公開の意見交換会を開いた。参加した専門家は、前述の尾身氏と田代氏に、神戸大学医学部感染症治療分野教授の岩田健太郎氏、自治医科大学附属病院臨床感染症センター感染制御部長の森澤雄司氏、東北大学大学院感染制御・検査診断学分野講師の森兼啓太氏の3人を加えた計5人。3人は、やはり政治主導で政策作りを進めた舛添要一・前厚労相のアドバイザーを務めていた。

 同日の意見交換会では、国産ワクチンの治験は健常成人のみを対象とした中間結果であることから、13歳以上の原則1回接種の決定は拙速だとの結論になった。結局、医療従事者のみを1回接種とし、それ以外は今後の治験の結果を待ってから決定するとして、16日の決定を撤回。官僚主導の決定を、政治主導で覆した格好となった。

 現在のところ、優先接種対象者のうち接種回数が決まっているのは、20歳から60歳未満の医療従事者(1回接種)と、13歳以下の小児(2回接種)だけ。その他の優先接種対象者である、妊婦、基礎疾患を持つ患者、1歳未満の小児の保護者、また、接種することが望ましいとされている小中高校生のうち、中高生に相当する年齢の者、65歳以上の高齢者については接種回数は未定。厚労省は、今後、妊婦と中高生を対象としたワクチンの治験を始める計画で、現在行われている治験の最終結果や、今後新たに行われる治験の結果に基づいて、接種回数を決定する。
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>同日の意見交換会では、国産ワクチンの治験は健常成人のみを対象とした中間結果であることから、13歳以上の原則1回接種の決定は拙速だとの結論になった。結局、医療従事者のみを1回接種とし、それ以外は今後の治験の結果を待ってから決定するとして、16日の決定を撤回。

この辺りがワクチン接種回数「朝令暮改」の裏事情ってとこですかね。
医師でもある厚労省大臣政務官の足立氏は、健常成人のみを対象とした中間結果ではGoサインを出さなかった。健常成人じゃない人と異なる結果がありうると判断したんでしょうか?
治験が終わるまでは報告できず、ですね。

さて、医療従事者のエシャ子の話によると、彼女の病院に来る新型インフルの患者のほとんどが、10代の子ども。で、その親はあまり感染していないという現象が起こっているそうです。というわけで、若者以外はあまりインフルエンザ感染を気にしていないとも。

おやって感じです。子どもが新型インフルになると、看病するのはその親。お互いにマスクをしていても、ちょっとしたところから感染しそうな環境にいるのに。

で、エシャ子の病院のワクチン接種は、医療従事者全員には行わないそうです。病理医や給食室の職員、一部の薬剤師は接種の対象から外れたとのこと。なるべく必要度の高い患者さん、一般人にワクチンを回すという意図でもあるのかな。

なんだか、新型より季節性インフルのワクチン接種の方が、私には大切かもって思い始めています。。。


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なかのひと

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