Go Go Kawasaki's

~のんびり聖とやんちゃごー君の成長記録、我が家のレース奮闘記・ママの独り言など~

伊吹山登頂!

2010-08-29 23:50:14 | 滋賀・公園
8月29日(日)天気
今日もめちゃくちゃ暑い一日でしたね★
今日は滋賀県/伊吹山を登るトレイルレース”かっとび伊吹”の日です。
申し込みしようと思っていたのですが忘れてしまったので、参加するメリーさんの応援へ♪

R君、久しぶり~まん丸ふっくらでめちゃめちゃかわゆい~

私がカメラを向けると、ちゃんとシャッターが下りる瞬間にニコッと笑顔!

すごーーい!誰に教わったんですか??こんな小技を。
本当に見事なタイミングで笑ってくれます!
子ども達みんなでハイチーズ!
来年になったら一緒に遊んでるかな~?

レースはいざ、スタート!!!

メリーさん、がんばれー!!!

で、せっかくR君&アンさんに会えたんだからゆっくりすればいいのに、なぜか私たちは伊吹山登頂へ。
伊吹山に来たからには登らずに帰れない........らしい。

伊吹山は標高1377m。日本百名山にもなっています。
頂上まで登山道6km、高低差1000m以上。
この暑さの中、大丈夫かなあ。ご存知の通りゴー君はまだ3歳ですから。。。。。。
3合目までリフトが運行していますが、もちろんリフトは乗らずに自分の足で登ります。
始めは枝でチャンバラごっこしながら、まだまだ元気。しかし、1合目に着いた時点で「え?まだ1合目?」って感じ。
景色もどんどん変わって、街や車が小さくなって行きます。
3合目に着いた時点では「ここで3合目なん?こりゃ頂上は無理だわー。」って思いました。
だって3合目の時点で、ゴー君はもうかなりお疲れモードでしたから
しかも本当にめちゃくちゃ暑くて暑くて。
もう何が心配って熱中症とか日射病よりも、ただただ
ゴー君があまりのしんどさに山登りを嫌いになってしまうのではないかということが心配で心配で。
私たちの大好きな山をこれからもずっと一緒に登って行きたいので、嫌いになられてしまったら本当に悲しい。
だから正直、3合目でもうやめてもいいかなーと思っていました。
景色がどんどん高くなって行きます。
途中で、こんなおいしそうな山いちご(毒イチゴ?)も発見!


でも3合目でおにぎり食べて休憩したらだいぶ回復したらしく、また出発

3合目を過ぎると、ごつごつした岩の本格的な登山道が始まります。

伊吹山は反対側にドライブウェイが整備されているので、車で頂上近くまで上がることができるので、頂上には売店でアイスやジュースやビールやいろんなものが普通に売っています。
なので、
「がんばって頂上に着いたら、かき氷食べようね。」
とひたすら励ましつつ・・・・・・・・
今回準備不足だった私は、チョコレートやゼリーやら「元気の出るもと」も持ち合わせていなくて
この「頂上でかき氷を食べる」というのが最大の励ましの言葉になっていました。
あとはしんどさを紛らわすために道ばたの高山植物を見たり、どんどん小さくなる街の景色を眺めては自分の足で登って来た山の高さを確認したり。

これは7合目付近。

もうこの辺りはかなり疲れていました。
しゃがみこんでは
「疲れた。。。。。。のど乾いた。。。。。。」
と言ってお茶をゴクゴクゴク。。。。。。。。。。。そして無言。
本当に本当に不思議だったのは、すっごい疲れて、もうかなりへとへとでもう歩くのが嫌になっているはずなのに
絶対に泣いたり弱音を吐いたりしないのです。
ただただ黙って、お茶飲んで、振り返って景色眺めて・・・・・・・また歩き出す。ゆっくり・・・・・ゆっくり・・・・・。
まだ3歳なんだし、いつも普段おもちゃの取り合いとかでギャーーぎゃー泣き叫んでいるみたいに
山登りでもぎゃーぎゃー泣き叫んでもいいのに。。。。。。。。
もしかしたら、あまりにも疲労困憊でぎゃーぎゃー文句言う元気もなかったのかもしれません。
途中、気分が悪くなって動けなくなった登山者がいたらしく、山の中腹にも関わらず
救助ヘリが到着!
ヘリから梯子が出て来たかと思うとスルスルとレスキュー隊員が下りて来て、病人を乗せてまた戻って行きました。
「おおーーー!!本物のレスキュー隊だーー!!!」
ってもう見ていて大興奮!って聖兄ちゃん以上に私がめちゃくちゃ興奮していましたが。
ちょっとテレビを見ているようで、これはいい気分転換★
でした。

8合目。
頂上に近づくにつれ、岩のごつごつもかなり荒々しく、あちこちに大きな段差が。

大人の足ならひょいっと登れる岩も3歳児にはかなり厳しい。
でも、本当に最後の最後まで文句も言わずに、頂上で食べるかき氷だけを目標に歩き続け、見事頂上に到着ーーー!!!
本当に本当によくがんばりました!!!!
最後はもう感動して思わず涙がボロボロと・・・・。
「登れるんだ!登らせてみてよかったー!」って心から思いました。
本当に本当にしんどかったろうなぁ。
何で文句1つ言わずに最後まで登ったんだろう?
いろいろな思いもありますが、もうそれもすべてがんばった喜びに。いっぱいいっぱい褒めてあげました。
そしてお約束のかき氷~♪

今日のかき氷は格別においしかったはず!

頂上からの景色は本当にすっごーーーーーーくキレイ!!!

さすが標高1300m!もう車なんて見えません。
雲より高く・・・・とは行きませんでしたが、雲と同じ高さ。遠くには琵琶湖も広がっています。

頂上で子ども達には「何で私が山に登るのが好きか」という話をしました。
-頂上から見る景色がキレイですごく気持ちいいこと
-その景色を見たら、頂上までめちゃくちゃしんどかった山道の苦しさを忘れてしまうこと
-頂上にだどりつくまでに一生懸命がんばった自分に「よくがんばったねー」って褒めてあげたくなること
どこまで伝わっているか分かりませんが、二人には今日最後までがんばった自分をいっぱい褒めて、そして自信を持ってほしいなーって望みます。
そして私たちも、最初から「まだ小さいから無理。」って決めつけるのではなく、どこまでできるか、まずチャレンジさせてみることの大切さを
今日のゴー君に教えてもらった気がします。

「自分の足で登った山は自分の足で下りる!」が基本ですが、さすがに無理そうだったので、バスで下山。
バス停にたどり着く前に撃沈して、そこから家まで2時間半。懇々と眠り続けたゴー君でした。

いつか子ども達にも明確な「意思」が芽生え、「山登りなんて行きたくない!」って言う日がそう遠くない将来、くるかもしれません。
それはそれで成長の証。仕方ない。
でも今は文句も言わず、それどころか’楽しみながら、こんな親のエゴに付き合ってくれている子ども達に感謝。
これに懲りずに、また行こうね。お山登り。







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