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~のんびり聖とやんちゃごー君の成長記録、我が家のレース奮闘記・ママの独り言など~

秋の高校野球 近畿地区大会決勝

2009-11-03 23:57:42 | 滋賀・公園
11月3日(祝)天気
 いやーーー今日は寒かった!!!
いきなりになったような・・・・めちゃめちゃ寒かったです。

突然ですが今日は滋賀・皇子が丘球場へ秋の高校野球 近畿地区大会決勝戦大阪桐蔭高校神戸国際大学付属高校の試合を見に行きました。

実は私のいとこMちゃんはずっと福岡に住んでいて、もう30年近く連絡をとっていなかったのですが、このMちゃんの長男T君が大阪桐蔭高校野球部のキャプテンでエース!をしているということで、野球大好きなじぃじが連絡を取ってくれて、今日の試合の応援にいくことになりました。
 いとこのMちゃんもこの日のためにわざわざ福岡から応援に駆けつけていました。
30年ぶりにあったMちゃん。面影は全然変わってなくてめちゃくちゃ懐かしい!
残念ながら、今日は息子T君の登板の機会はなく、4-2で神戸国際大学付属高校に敗れてしまいました・・・・・・
近畿地区大会優勝ならず・・・・・

Mちゃんの話によると息子のT君は中学時代から野球では有名で全国20校からスカウトを受けたとか・・・その中でT君自身が自ら大阪桐蔭高校を選んだそうです。大阪桐蔭はさすが野球の名門校だけあって、全寮制、携帯電話禁止、帰省は1年に1回、普段も電話で連絡を取ることは禁止されているそうです。なので、今息子がどんな状態なのか、健康状態は?怪我はしていないか?
など息子の状態が全く分からないんだとか・・・・
実際に今日の試合でも、T君はエースにも関わらず、チームがピンチになっても登板の機会は与えられず・・・・・
それがどうしてなのか?本人が怪我をしているのか?
知るすべがなく、わが子のことなのに新聞や雑誌を通して情報を得るのみだというのです。
なんかちょっと考えられない、不思議な感じです。

そして、こうして球場で出会うわが子はわが子でありながら、もうわが子ではないような
マウンドに立つ息子を見て
あいつ、すげぇなぁ・・・
という思いで見守っているそうです。

試合終了後、球場から出てきてバスに乗り込むまでのわずかな間が、唯一息子と対面できる瞬間です。
でもそのときでさえ、声をかけることすら許されず、息子が自分の目の前を通り過ぎる一瞬だけちょっと目配せを交わす。
福岡からわざわざ出てきたのに、一言も話せないなんて・・・・・
ほんと寂しすぎ
私がMちゃんの立場だったら、Mちゃんみたいにきちっと子離れして遠くから見守っていられるかなぁ。。。。?ちょっと自信ないです。

Mちゃんは、自身も剣道を極めたスポーツ万能な方で、昔からいつもニコニコ笑顔で周囲の人を明るく楽しくさせる、そんな花のある人でした。
息子を持つ母同士として、色々話を聞いてみると、
やっぱりMちゃんはT君が小さな頃からしっかりと自分なりのポリシーを持って子育てをされてきたようです。
「中学卒業したらもう家を出るもの」ということを念頭において、15歳までに人間としてしっかりととした土台を作ってあげなければと意識し、2-3歳のころから厳しくしつけてきたそうです。
それは勉強がよくできるとかではなく、壁にぶちあったとき、困ったときにどうやってそれを乗り越えていくか、どうやって自分自身の力で乗り越えていけるか
ということを教えてきたそうです。

Mちゃんの言葉からは先輩ママとして学ばされることがたくさんたくさんありました。
一番印象的だった言葉
「子育てでひとつ信念をもってやってきたことがあって、どんなことに対しても“一生懸命”している姿を子供に見せよう。
だから学校行事はもちろん、野球の練習も試合も10年近く毎回朝から晩まで付いていったよ。」

そんな風に15年間育てられてきたT君だからこそ、大阪桐蔭高校野球部のエース、キャプテンという大役を任せられたんだと思います。
一度も言葉を交わしたことはありませんが、バスに乗り込む前に、
じぃじが言った「T君!甲子園頑張れよ!」(本当は声をかけてはいけないのですが、じぃじは部外者ということで。。。。。。)という呼びかけに、一瞬こっちを向いてはにかんだT君。
その笑顔から、彼の人柄が伝わってくるような。そんな印象を受けました。

大阪桐蔭高校は来年の春のセンバツに出場が決まっています。
T君、がんばって!
甲子園のマウンドで君が投げる姿を今から楽しみにしています!








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