チェロ五十代からの手習い

57才でチェロに初めて触れ、発見やら驚きを書いてきました。今では前期高齢者ですが気楽に書いてゆこうと思います。

団員の方から譜面が届けられた

2007年06月24日 19時14分16秒 | チェロ
 早速「未来の団員」として、暖かく対応していただき本当に嬉しい。届いた郵便を開けると、親切なアドバイスと、この秋の演奏会の楽譜が入れられたいた。まだ何もまともに弾けない僕が見学をするとき、手元に譜面がないとかわいそう・・と思っていただいたに違いない。忙しい中、譜面をコピーし、届けていただける気持ちに感謝。

 ところがそんな気持ちも、譜面を見たとたん吹き飛んだ!とても読み取れない。初見どころか、ヘ音記号しか見てこなかったのに、途中でヘ音記号とテノール記号が入り乱れ・・・えー!シャープが5つもついている曲もあるじゃん!。こんな楽譜、普通の人はどうやって読み取るんだろう。それに、テノール記号をたどってゆくと、かろうじて理解できる第4ポジションだけでは足りないのだ。

 うーん、これからプロのレッスンを受けられるとしても、きっと基本練習からだろうなー。こんなハイポジションの演奏にチャレンジできるようになるのに、どれだけかかるんだろう。
 こんなのはどうだろう。基本的な低いポジションで演奏できるところだけ参加して、あとはやっている振りをするというのは・・・。んーそんな馬鹿なこと考えるやつはいないよなー。

 そんなこんなで、実際のオケではどんな風に、チェロの人たちは演奏しているんだろうかと、たまたま千葉市管弦楽団の定期演奏会というのがあるので、行ってみた。9人のチェリストとともに、大編成のアマオケの皆さんが、シベリウス交響曲7番や「新世界」で楽しませてくれた。しかし、誰も、低音だけでごまかしている人はいなかった(由緒ある千葉市響においてそんなことあってたまるか!)

 そんな中で、とても素敵だったのは、歌劇「マノンレスコー」より第3幕の間奏曲が二曲目に演奏されたが、その導入がチェロのソロから始まるのだった!そしてコンマス、ビオラのトップが加わって、大変美しいハーモニーを響かせてくれた。
 いつかあんな美しい音色を出せるようになりたいと思った。千葉市響のみなさんありがとう!

 さて手元にある、弾くに弾けない譜面とどうつきあってゆけばいいのか。しばらく眺めながら考えてみようと思う。

 

 

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