旅がらすの日々が続いているが、半日空いた時間が出来たのでオケの練習に参加した。久しぶりの練習だったが、サイレントチェロで短時間ながら難所練習をしておいたおかげで落ち込むようなブランクは感じないで済んだ。が、その足で出張に出かけるなんて・・・午後には弦楽器だけのトレーニングがあったのに参加できず心残りだった。
でも今度の出張には別の楽しみがあった。なんと5月の定期演奏会のDVDが出来上がっていて、コンマスから実費と引き換えに手に入れることができたのだ。昨秋オーケストラデビューしたときの演奏はCDで聴くことができたけど自分の姿を見ることは出来なかった。今回はDVDを通して自分たちの姿が見られるなんて楽しみ、なんだかワクワクしてしまう。
新幹線に乗りこむと、何はさておき持参の「Let's Note」にDVDを放り込み、イヤフォン引っ張り出すのももどかしい気持ちでDVDを見始めた。映像は、開演前の客席風景から始まり、コンマスが登場してチューニング風景、続いて指揮者が拍手に迎えられるシーンへ。プロの撮影らしく、まるでNHKのBSクラッシック風だ。そしていよいよ「イタリア奇想曲」から演奏が始まる。
ところが、映像はなかなか指揮者から離れてゆかない。少しパンしてもバイオリンやら管、ティンパニーには焦点を当てるのだけど、なかなか自分のいるチェロの最後部は出てこない。いよいよチェロか、と思っても前列の先輩ばかりが映し出されるのだ。
うーん、そうだよな、カメラマンにすれば、曲のサビやらクライマックス、流れを見る人に伝えようとすれば当然メインの演奏者と指揮者を撮るのが正しいわけだ。かくして、次の曲でも自分の姿は、オケ全体の遠景の中でかろうじて確認できる程度。残念である。
ようやくブラームスの交響曲3番の3楽章に至って、アップで出てくるカットが見つかった!
自分の晴れ姿は如何?・・・ん?・・・猫背?・・・なんだかチェロと体がしっくるいってないよなー。それにボーイングは全体と合ってはいても、運指のタイミングが微妙に違っているではないか!これって例の”エアー”だったりして。トホホ、こんな形で証拠が見つかるとは。
自分が見えなければ寂しくて、アップで見えれば見えたで自分のあらさがし。それでも何度も何度も自分の映る姿ばかり追いかけて・・・素人のナルキッソス病は尽きることなし。かくして一般の音楽ファンにとっては無価値ではあったが、まことにまことに、自分にとっては興味が尽きないDVDであった。
でも今度の出張には別の楽しみがあった。なんと5月の定期演奏会のDVDが出来上がっていて、コンマスから実費と引き換えに手に入れることができたのだ。昨秋オーケストラデビューしたときの演奏はCDで聴くことができたけど自分の姿を見ることは出来なかった。今回はDVDを通して自分たちの姿が見られるなんて楽しみ、なんだかワクワクしてしまう。
新幹線に乗りこむと、何はさておき持参の「Let's Note」にDVDを放り込み、イヤフォン引っ張り出すのももどかしい気持ちでDVDを見始めた。映像は、開演前の客席風景から始まり、コンマスが登場してチューニング風景、続いて指揮者が拍手に迎えられるシーンへ。プロの撮影らしく、まるでNHKのBSクラッシック風だ。そしていよいよ「イタリア奇想曲」から演奏が始まる。
ところが、映像はなかなか指揮者から離れてゆかない。少しパンしてもバイオリンやら管、ティンパニーには焦点を当てるのだけど、なかなか自分のいるチェロの最後部は出てこない。いよいよチェロか、と思っても前列の先輩ばかりが映し出されるのだ。
うーん、そうだよな、カメラマンにすれば、曲のサビやらクライマックス、流れを見る人に伝えようとすれば当然メインの演奏者と指揮者を撮るのが正しいわけだ。かくして、次の曲でも自分の姿は、オケ全体の遠景の中でかろうじて確認できる程度。残念である。
ようやくブラームスの交響曲3番の3楽章に至って、アップで出てくるカットが見つかった!
自分の晴れ姿は如何?・・・ん?・・・猫背?・・・なんだかチェロと体がしっくるいってないよなー。それにボーイングは全体と合ってはいても、運指のタイミングが微妙に違っているではないか!これって例の”エアー”だったりして。トホホ、こんな形で証拠が見つかるとは。
自分が見えなければ寂しくて、アップで見えれば見えたで自分のあらさがし。それでも何度も何度も自分の映る姿ばかり追いかけて・・・素人のナルキッソス病は尽きることなし。かくして一般の音楽ファンにとっては無価値ではあったが、まことにまことに、自分にとっては興味が尽きないDVDであった。