チェロ五十代からの手習い

57才でチェロに初めて触れ、発見やら驚きを書いてきました。今では前期高齢者ですが気楽に書いてゆこうと思います。

ヴェルディー、毎夜練習で一歩一歩進もう

2009年01月28日 21時28分51秒 | オケの練習
 年明けからしばらくはサボっていたけど、仕事の開始とともになぜかチェロが弾きたくなり、忙しくて弾けないもどかしさが続いた段階からチェロに手が伸びるようになった。不思議だ。年末のアンサンブルの楽しさから、厳しい(困難な)オーケストラの楽曲から気持ちが遠ざかってしまっていたのかもしれない。

 オーケストラを続け、演奏会に出る以上、人様に迷惑はかけられないし、自分の心の中に悔いが残るのも嫌だから練習、練習だ。
 
 千葉音楽協会とか管弦楽協会とかが支援し、千葉県民合唱団から300人近くの大コーラスが参加する「記念事業」だけに、ヴェルディーのレクイエムは迫力ある演奏になることは間違いない。いつの間にかオーケストラへの参加希望者も100人に達しようとしている。めったに演奏されないのかもしれない。

 僕にとってヴェルディーのレクイエムは、練習すれどもすれども「一応ついてゆける」という自分なりに許せるレベルになかなか到達できない難曲だ。今年に入って二回のオケ練習に参加したが、自分なりに練習をしているはずなのに、まったく駄目。がっかりなのだ。

 毎日楽譜を読み、CDを聞き、深夜練習を繰り返しているが、結局声楽ソリストやコーラスとの連動が何より求められるだけに、実際の演奏になると指揮者から目を離せない。だから通常の管弦楽に比べると、楽譜をしっかり記憶しておかなければ演奏が合わなくなるのだと最近気づいた。

 それでこの2週間ほどは毎日夜中はチェロタイム。昨日も気づけば午前1時半になっていた。苦手な部分、うろ覚えの部分を体が覚えるまで何度も練習しておくことは、チェロの師匠に言わせれば「前提」に過ぎないのだが、2月22日の本番までに可能な限り、暗譜、いや体に刻みつけて見ようと思う。

 今度の演奏会には、初めて会社の同僚数人が見に来てくれる。これも励みだ。
コメント (2)
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