東京臨海広域防災公園で行われていた「はなちゃんとけんとくんのおでかけ」特別展示とご両親のお話&ワークショップに行ってきました。
皆さんもよろしければ28日まで展示しています。
東日本大震災で石巻の大川小学校で亡くなった二人の兄妹です。
はなちゃんのランドセルは土砂の中から見つかりました。
何度もお母さんが洗ってそれでも中からは砂が出てくるそうです。
見つかった決めてはランドセルに書かれていた名前です。
また兄のけんとくんのジャンパーは土の中から切れ端が見つかったそうです。
最初に切れ端が見つかり、その後ジャンパーが見つかりました。
何度も洗濯したのでしょうね。
けんとくんが着ていた写真もありました。
けんとくんは遺体が見つかりましたがはなちゃんの遺体はまだ見つかりません。
お母さんもお父さんもいまだにはなちゃんの遺体を探しています。
あの日地震が起きた直後に大川小学校の先生の対応や校長先生や教頭先生の対応はなんだったのでしょう?
一刻を争う事態だったのです。
裏山に逃げる。
またはスクールバスで逃げる。
校庭に避難した45分間は無駄だったのです。
親御さんが迎えに着た子供もいます。
しかしはなちゃんとけんとくんの両親は働いてました。
命を守る。
命を助ける。
みすみす助かる命は無惨にも亡くなりました。
命を守るためのマニュアルは必要ですね。
この事は他人事とは思えません。
もしも私に子供や孫がいたら、同じようなことが起こったら悲しいですね。
ご両親の気持ちを思うといたたまれなくなりました。
その反面、南三陸町の戸倉小学校は児童91人の命を津波から救ったのです。
高台に避難した。
校長先生の判断で高台よりも高い神社に逃げたのです。
はなちゃんもけんとくんもかわいいさかりのお子さんでした。
普段は見つかったランドセルとジャンパーは大川小学校の伝承館に展示されています。
この事を風化してはいけない。
地震や津波の悲惨さを伝えるためにもこのランドセルとジャンパーはおそらく日本中を旅することでしょう。
展示品の写真を撮りましたので載せますね。
皆さんもよろしければ28日まで展示しています。
東京臨海広域防災公園のそな
エリア東京です。
入場は無料です。