毎日詫びている。
心の中で母に詫びている。
自分で看ることが出来なくなり、入院させた。
その後特養に入れたことを詫びている。
最後まで自宅で私が看たかった。
あんなに嫌っていた母をこんなに愛おしいと思っている。
「ありがとう」も「ごめんなさい」も言えずに特養に入れたことを心で詫びている。
何もなければこの家で私が看取るつもりだった。
しかしそれは無理だった。
度重なる幻聴と幻覚とせん妄に私は耐えきれずにいたのだ。
窓を開けて大声で「ばかやろう!」と叫び、窓から出ていく。
縁側に大事そうに自分のバックを握りしめ寝そべっていた。
バックを取り返したら庭に転げ落ちて今度は庭に寝そべった。
梃子でも動かなかった。
2度目は表の電信柱の下に座っていた。
これも動かなかった。
行き交う他人が変な目で見ていく。
そんなことが2度あった。
もう、無理だと思った。
とうとう私も限界だった。
ケアマネージャーさんを呼んで介護タクシーも着て病院に入院させた。
入院は最長3か月と決められていた。
その間自宅で再び介護は無理だと…。
特養に入れた。
自宅から一番近い特養に入れた。
今更ながら特養に母を入れたことを悔やんだ。
心の中で母に詫びている。
自分で看ることが出来なくなり、入院させた。
その後特養に入れたことを詫びている。
最後まで自宅で私が看たかった。
あんなに嫌っていた母をこんなに愛おしいと思っている。
「ありがとう」も「ごめんなさい」も言えずに特養に入れたことを心で詫びている。
何もなければこの家で私が看取るつもりだった。
しかしそれは無理だった。
度重なる幻聴と幻覚とせん妄に私は耐えきれずにいたのだ。
窓を開けて大声で「ばかやろう!」と叫び、窓から出ていく。
縁側に大事そうに自分のバックを握りしめ寝そべっていた。
バックを取り返したら庭に転げ落ちて今度は庭に寝そべった。
梃子でも動かなかった。
2度目は表の電信柱の下に座っていた。
これも動かなかった。
行き交う他人が変な目で見ていく。
そんなことが2度あった。
もう、無理だと思った。
とうとう私も限界だった。
ケアマネージャーさんを呼んで介護タクシーも着て病院に入院させた。
入院は最長3か月と決められていた。
その間自宅で再び介護は無理だと…。
特養に入れた。
自宅から一番近い特養に入れた。
今更ながら特養に母を入れたことを悔やんだ。