ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

ハーモニカ

2014年05月31日 | 歌う






        新しいハモニカひとつ手に入れた 楽器店出てはずむ足取り

        ケース開け そっと唇当ててみる 息吹き入れる 胸の高鳴り

        ふんわりと ハモニカの音 ひろがって たちまち部屋の色が染められ

        手始めはしぜんに「埴生の宿」 ちがった いまは「スィートホーム」

        神様の御用に使うとハーモニカ じつはただ欲しくなっただけ

        ハーモニカ吹く 女の子現れて 「小鹿のバンビ」の音指図する

        ハーモニカ どれほど吹いたら空腹になる 食事のしたくもめんどうな夜

        永遠に「少女」は死なず どうせなら 姿も時間も呼び戻したいね









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4 コメント

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ハモニカ (荒野人)
2014-05-31 09:07:02
ハモニカ・・・。
どこか懐かしい音色。
音の雑味が、琴線に触れるのだ。

ただ純化するだけが、美ではないのだと知れる。
ハモニカをモンゴルの草原で吹いた事があった。

ハモニカの音は、地平線の向こうまで飛んで、緑に融け込んでいった。
若かった時代。

そんな時代もあったっけ!

まさこさんも少女時代に戻ったのでしょうか?
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少女時代 (さとうまさこ)
2014-05-31 10:43:24
自分に少女時代があったなんて驚きですね。普段は忘れているつもりですが、やっぱり捨てきれないですね。
羽が生えているのに、青虫をのっけてる蝶(蛾?)です。
その分、重くてやっかいです。
モンゴルの草原で、一度は、ハーモニカを吹いてみたかったような気がします。
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ハモニカ (すみれれもん)
2014-06-02 15:45:04
きっと 私の方でエラーしたのですね!失礼致しました。

かなり長文でしたので 今回は短くいれますね。

永遠に「少女」は死なずのフレーズが気に入りました。
思い出は我が心の中に生き続けるもの 消して消える事はない。  とおっしゃっているようで・・・。少女の頃の記憶は 何故か 空 景色 空気まできれいだった 
なって 今だに思います。

そして 何もしなくても温かいごはんが食べられ お風呂に入って気持ち良く寝る。 あぁ 結局私ごはん作るの面倒で掃除も洗濯もしなくて 子供っていいなぁ~と
いきついた所は そこです。^^

やっぱり私 短歌など詠む才能ないですね。
まさこさんは 想像の翼を広げて また素敵な短歌披露して下さいね。 

 
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少女は死なず (さとうまさこ)
2014-06-02 22:18:38
たびたびありがとうございます。
いえいえ、短歌などといえるのかどうかもわかりません。粘土はできないので、少しは好きな言葉ひねりでしょうか。
人はしっかりと大人へ変身する人もいるでしょうが、私は上塗りを重ねているだけなので、いつも下地がのぞきます。ハーモニカはある時期(10歳頃)じつによく吹きました。近所の山で、谷で、河原で、川の中の大きな石の上で、女の子が一人でそんなことができるよい時代でした。
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