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ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

ヨブ記

2013年09月22日 | 見る







              私は裸で母の胎を出てきた。
             また、裸で私はかしこに帰ろう。
             主は与え、主は取られる。
             主の御名はほむべきかな。     (ヨブ記1章21節)






 
        娘が行方不明になり、まだ、拉致されたこともわからなかった長い年月
        苦しみと絶望の中にいる横田早紀江さんに、
        クリスチャンの友人が、一冊の聖書を届けました。
        早紀江さんは、長い間それをそのまま置いていましたが、
        とうとう、ある日、
        手に取って開きました。

        苦しみのどん底の早紀江さんの心に、上の聖句が留まりました。
        東の国の長者ヨブが、
        一瞬にして、全財産と十人の子供たちを失った時の、言葉です。

        不幸は、自分の行いの因果応報だとするヨブの友人たちと、
        反論するヨブの凄絶なやり取りが、ヨブ記です。
        神について考え、
        不幸について
        徹底的に討論するこの書物は、鬼気迫るものがあります。











        

                      

敬老の日

2013年09月16日 | 見る





       敬老の日って、なに?

       「老い」を恐れている人もたくさんいるのに、
       「自分は年寄り」なんて、思いたくない人もたくさんいるのに、

       「ありがとう」とか、「おめでとう」とか言って
       むりに、「特別席」に座らせて、
       小さなプレゼントをする日?

       敬老の日って、
       老いについて、子どもも、若者も、アラフォーも、中年も、
       もちろん、シルバー世代も、
       考えてみる日では?
       肉体は、かならず、死ぬのだから。






       

             胎内にいる時からになわれており、
             生まれる前から運ばれたものよ。
             あなたがたが年をとっても、
             わたしは同じようにする。
             あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う。
             わたしはそうしてきたのだ。
             なお、わたしは運ぼう。
             わたしは背負って、救い出そう。
                         (旧約聖書・イザヤ書46章3節4節)

       

             心のきよいものは幸いです。その人たちは神を見るから。
                         (新約聖書・マタイの福音書5章8節)











     

なぜ

2013年09月07日 | 見る






    きみに何度か、尋ねたね。

    なぜ、生まれてきたんだろうって、思う?


    まいにち、長いじかん、木の陰で考えごとしてたし、

    鳥の真似して、塀の上から飛び降りたし、

    縁側にすわって、どしゃぶりを、にらみつけていたでしょう。

    長い、長い、じかん。

   
    ちょっとここへきて、お祈りしてみない?

    ムリ・・・?



     
       そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、
       などと言って心配するのはやめなさい。  (マタイの福音書6章31節)








    
    
       

    
    

そこで

2013年09月04日 | 見る






     横浜美術館に行って来ました。


      モーリス・ドニ≪緑の浜辺≫がこころに響いてきました。










           そこで、イエスは口を開き、彼らを教えて、言われた。    
           心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。    
           悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるから。
          柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐから。
           義に飢え渇くものは幸いです。その人たちは満ち足りるから。
           あわれみ深いものは幸いです。その人たちはあわれみを受けるから。
          心のきよいものは幸いです。その人たちは神を見るから。
          平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるから。
          義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。 
                               (マタイの福音書5章2節~10節)山上の説教より