猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

東京へ行ってきました

2017-10-15 09:54:25 | 日記
海外はおろか日本の首都でさえ行ったことのない私。東京へやっと行ってきました~

東京駅。レトロな造りです。



東京タワー。



東京タワーから見た夜景。キレイです。レインボーブリッジを撮るのを忘れてしまい
ました。封鎖できません!



ホテルのお部屋です。なかなか素敵でした。



ホテルの近くの有名(らしい)なベルギーパン屋さんで朝食。とってもおいしかった!
また行きたい。



上野の有名(らしい)な甘味屋さんでクリーム白玉あんみつを食べました。ここもとて
もおいしかったです!また行きたい。



上野動物園。入ってすぐのところにパンダさん。残念ながらシャンシャンちゃんはま
だお披露目されていませんでした。パパのリーリーさん。



シロクマさん。



虎さん。



ペンギンさん。



カバさん。



サイさん。



オカピさん。



ぼやけた写真ばかりですみません💦私ほんとに写真撮るのが苦手で…(^o^;
ライオンさんと黒系の熊さんが撮れなかったのが残念。地元にも動物園はありますが、
広くて頭数が多かったですね。ここもまた行きたいです。
1泊でスケジュールをタイトに詰め込んだので、すごく疲れました。まあ元々体力な
いんですけどね。またいつかゆっくり回りたいです、Tokyo




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悪夢の地底遭難 血を吸う腕

2017-10-10 21:21:25 | 日記
1973年のアメリカ映画「悪夢の地底遭難 血を吸う腕」。

登山に出掛けた6人の男たちは、落盤事故により洞窟に生き埋めになってしまう。
助けを待つ彼らだが、数週間が過ぎ、食糧が尽きてしまう。彼らはくじで負けた
1人の腕を切り落とし、それで飢えをしのぐことを提案する。負けた男は激しく
抵抗するが片腕を切断されてしまう。しかし、その直後救助隊により救出され、
無事に下山することができたのだった。数年後、6人のメンバーのうちの1人が
殺され、片腕をもぎとられた状態で発見される。

B級サスペンス映画は何も考えずにぼーっと観たい時にちょうどいい。でもこの
映画、意外と人気があるらしい。洞窟に生き埋めになった6人の男たち。きっと
救助隊が来てくれると思いながらも、食糧はなくなっていく。そういう状況で、
誰か1人の腕を切断して食べようなどという発想になるものだろうか。極限状態
になった人たちが死体を食べたという話は聞いたことがあるが、まだ生きている
仲間の体の1部を切り取って食べようなどと、想像がつかない。人間とは何と業
が深い生き物なのだろう。あ、でも人間以外の動物でも共食いってするなあ。
数年後、6人のメンバーが1人また1人と何者かに殺され、片腕を切断された遺体
で発見される。怯える男たち。当然あの時腕を切り取られた男が復讐しているの
だろうと思うが、彼には殺人などできない事情があるのがわかる。では、犯人は
誰なのか。まあ予想はつくのだが…特別グロテスクなシーンもないし、迫力のな
いサスペンス映画だ。ラストはちょっと意外と言えば意外だけど。
まあまあ適当なおもしろさだったけど、とにかく映像が汚すぎ。いくら1973年の
映画だとしてもここまで見づらいものだろうか、と思った。それと邦題のセンス
のなさ。「悪夢の地底遭難」だけで良かったんじゃないの。腕、血吸わないし。




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カサンドラズ・ドリーム 夢と犯罪

2017-10-06 22:08:35 | 日記
2007年のイギリス映画「カサンドラズ・ドリーム 夢と犯罪」。

ロンドン南部。父が営むレストランで働くブレイン家の長男イアン(ユアン・マク
レガー)は、カリフォルニアのホテル事業に投資し、そのリターンを元手にビジネ
スマンとして新たな人生を踏み出すという夢を描いていた。一方、自動車修理工場
に勤める次男のテリー(コリン・ファレル)は酒とギャンブルを好み、恋人ケイト(
サリー・ホーキンス)と一緒に住むマイホームを持つことが唯一の希望だった。夢
も性格も対照的だが、良好な関係を保っている兄弟は、格安で売りに出されていた
小型クルーザーをローンで共同購入し、テリーがドッグレースで大穴を当てた犬の
名にちなんで"カサンドラズ・ドリーム号"と名付けた。やがてイアンは若い女優と
恋愛関係になり、自らの人生が輝き出したことを実感じ始めるが、テリーはマイホ
ーム資金欲しさに危険なポーカー勝負に手を出し、大きな借金を作ってしまう。

ウディ・アレン監督の犯罪映画。性格も将来の夢も違うが、仲の良い兄弟。それぞ
れ平穏な生活を送っていたが、弟テリーが借金を抱え込んでしまったことにより2
人は窮地に立たされることになる。そこへ事業で大成功している伯父がやってくる
ことを知り、彼らは何とか伯父に頼み込もうと話し合う。そして伯父は彼らの頼み
を聞き入れてくれる代わりにある男を殺すことを条件に出してくる。
この辺りから物語は俄然おもしろくなってくる。殺人などしたくないイアンとテリ
ー。もちろん兄弟は不良でも何でもなく、犯罪とは無縁の暮らしを送ってきたため、
恐ろしくてたまらない。だが伯父に借金の肩代わりをしてもらうためには殺人を行
うしかないのだ。仕方なく標的を殺害する2人。だが、テリーは罪の意識から精神
不安定になっていき、自首すると言い出す。そんなことをされたら困ると説得する
イアン。ノイローゼ状態になっていくテリーの気持ちが痛い程わかる。こういう演
出はさすがウディ・アレン。観ているこちらも緊張感と焦燥感でいっぱいになる。
この兄弟、どうなるのだろうか?それぞれの恋人は?演技派のユアン・マクレガー
とコリン・ファレルだからとても見応えがある。
アイロニー感漂うラストシーンはやっぱりアレン作品。刑事がつぶやくセリフがい
い。おもしろかった。


良かったらこちらもどうぞ。ウディ・アレン監督作品で、どちらもとてもおもしろ
いです。
ブルー・ジャスミン
マッチポイント




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ローサは密告された

2017-10-02 22:23:34 | 日記
フィリピン映画「ローサは密告された」を観にいった。

ローサ(ジャクリン・ホセ)はマニラのスラム街で雑貨店を夫ネストール(フリオ・
ディアス)と共に経営している。と言ってもネストールは店番もせずにこそこそと
麻薬をやっている毎日だ。店を切り盛りするのはローサ。彼女には4人の子供がお
り、彼らは家計のため、本業に加えて少量の麻薬を扱っていた。ある日、密告か
らローサ夫婦は逮捕される。初めは麻薬は自分たちのものではないと言っていた
夫婦だが、証拠を突きつけられて言い逃れできなくなる。そんな彼らに巡査は「
20万で手を打ってやる」とささやく。そんな大金はないとローサが言うと、「そ
れなら売人を売れ。でなければ刑務所行きだ」と迫る。ローサは売人のジョマー
ルを売るが、捕まったジョマールが持っていた10万、ジョマールの妻が見逃し料
として払う5万、あとの5万をローサたちに要求してきた。警察署にやってきたロ
ーサの子供たちは、両親の釈放のために金を集めることを決意する。

フィリピン映画は初めて観た。とても見応えがありおもしろかった。ローサ役の
ジャクリン・ホセは第69回カンヌ国際映画祭でフィリピン初の主演女優賞を受賞
した。
冒頭から激しい雨のシーン。マニラの街の混沌とした雰囲気は、台湾映画や香港
映画のそれともまた違う。ローサがスーパーで買い物をした時、小銭が足りない
とレジ係に言われてお釣りを全部もらえなかったり、タクシーが家の前まで行っ
てくれなかったり、日本では考えられないことが続き、カルチャーショックを受
けた。ローサは雑貨店を経営しているが、それだけでは家族6人の生活は苦しく、
こっそりと麻薬も売っている。ところがある日警察が突然やってきて、ローサと
夫のネストールを逮捕し連行してしまう。驚く子供たち(と言っても末っ子以外
はもう大きい子たちだ)。
ドゥテルテ大統領就任後、薬物犯罪への厳しい取り組みが行われ、麻薬に関わる
者は警察や自警団により殺され、恐れをなして自首する者がドッと増え、刑務所
の収監人数を大幅に超えているということくらい私でも知っている。ドゥテルテ
大統領、極端なことやっているなあ、と思ったものだ。フィリピンの貧困率が約
22%というのには驚かされる。だからそれだけ薬物犯罪に手を染める国民が多い
のだろう。
フィリピン警察の腐敗もショッキングである。押収した麻薬を横流ししたり、売
人を恐喝したりして私腹を肥やしているのだ。容疑者への暴力もいとわない。ロ
ーサも20万払わなければ終身刑だと脅される。この20万というのが20万ペソな
のか日本円の20万なのかがちょっとわからなかったが(私がうっかり見逃したの
かもしれない)、いずれにしてもスラム街で暮らす者にとっては大金だろう。ロ
ーサの子供たちは家のテレビを売ったりして必死にお金を工面する。特に次男の
エピソードは悲しい。
この映画はフィリピンの貧困や警察の腐敗を描いているだけでなく、家族の絆を
描いた映画でもある。フィリピンの出口はどこにあるのだろう。




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