2011年のイギリス映画「ブリッツ」。
ロンドン市警の荒くれ刑事トム・ブラント(ジェイソン・ステイサム)は、常に
犯罪者を徹底的に打ちのめしてきた。そんなある日、ロンドンで警官ばかりを
狙う連続殺人事件が発生。タブロイド紙の記者ダンロップ(デヴィッド・モリ
ッシー)が「ブリッツ」と名乗る犯人、バリー・ワイス(エイダン・ギレン)か
ら連絡を受ける。ブリッツはダンロップに記事を書かせることで予告殺人を行
い、警察を挑発する。ブラントは新任警部ポーター・ナッシュ(パディ・コン
シダイン)と共に犯人を追う。
ジェイソン・ステイサム主演のクライムサスペンス映画。犯罪者に対しては容
赦せず、どんな手を使ってでも逮捕してきた刑事ブラント。マスコミからはそ
の捜査手法をやりすぎだと言われている。ある日警官が殺され、その後も警官
殺しは続く。ロンドン市警は捜査本部を立ち上げ、警部ナッシュを迎える。ブ
ラントとナッシュは共に捜査することになるが、ある日犯人バリー・ワイスが
捕まる。ところがワイスは証拠不十分で釈放されてしまう。
ジェイソン・ステイサムの映画の割にはアクションは控え目。むしろ、ほぼな
い。でもハードボイルドなサスペンスものといった感じでなかなかおもしろか
った。サイコ・サスペンスと言ってもいいかもしれない。ナッシュがゲイとい
う設定もユニークで良かった。ブラントはワイスについて婦警と共に調べるが、
微罪だがすごい数の逮捕歴があり、殺された警官たちは皆ワイスを逮捕したこ
とがあるということがわかり、次に狙われるのは誰なのかがわかってしまう。
ブラントとナッシュは再びワイスの逮捕へ向かう。
ワイスの恐るべき執念深さ。そんなことで復讐なんてするだろうか。自分が悪
いのに。サイコパスの考えることはわからない。黒人の婦警と彼女が面倒を見
ていた少年のエピソードがうまく挟まっていて良かった。バランスがいいとい
うか。ラストのブラントのダンロップに対する仕返しも笑えた。ロンドン市警
はちょっとお粗末な感じもしたが、荒くれ刑事と紳士的なゲイの警部というコ
ンビが意外に良くて、私は結構楽しめた。全体的に古い感じのする映画だが、
イギリス映画っぽさが好きである。
だんだん眠たくなるノエル。
ロンドン市警の荒くれ刑事トム・ブラント(ジェイソン・ステイサム)は、常に
犯罪者を徹底的に打ちのめしてきた。そんなある日、ロンドンで警官ばかりを
狙う連続殺人事件が発生。タブロイド紙の記者ダンロップ(デヴィッド・モリ
ッシー)が「ブリッツ」と名乗る犯人、バリー・ワイス(エイダン・ギレン)か
ら連絡を受ける。ブリッツはダンロップに記事を書かせることで予告殺人を行
い、警察を挑発する。ブラントは新任警部ポーター・ナッシュ(パディ・コン
シダイン)と共に犯人を追う。
ジェイソン・ステイサム主演のクライムサスペンス映画。犯罪者に対しては容
赦せず、どんな手を使ってでも逮捕してきた刑事ブラント。マスコミからはそ
の捜査手法をやりすぎだと言われている。ある日警官が殺され、その後も警官
殺しは続く。ロンドン市警は捜査本部を立ち上げ、警部ナッシュを迎える。ブ
ラントとナッシュは共に捜査することになるが、ある日犯人バリー・ワイスが
捕まる。ところがワイスは証拠不十分で釈放されてしまう。
ジェイソン・ステイサムの映画の割にはアクションは控え目。むしろ、ほぼな
い。でもハードボイルドなサスペンスものといった感じでなかなかおもしろか
った。サイコ・サスペンスと言ってもいいかもしれない。ナッシュがゲイとい
う設定もユニークで良かった。ブラントはワイスについて婦警と共に調べるが、
微罪だがすごい数の逮捕歴があり、殺された警官たちは皆ワイスを逮捕したこ
とがあるということがわかり、次に狙われるのは誰なのかがわかってしまう。
ブラントとナッシュは再びワイスの逮捕へ向かう。
ワイスの恐るべき執念深さ。そんなことで復讐なんてするだろうか。自分が悪
いのに。サイコパスの考えることはわからない。黒人の婦警と彼女が面倒を見
ていた少年のエピソードがうまく挟まっていて良かった。バランスがいいとい
うか。ラストのブラントのダンロップに対する仕返しも笑えた。ロンドン市警
はちょっとお粗末な感じもしたが、荒くれ刑事と紳士的なゲイの警部というコ
ンビが意外に良くて、私は結構楽しめた。全体的に古い感じのする映画だが、
イギリス映画っぽさが好きである。
だんだん眠たくなるノエル。