猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ザ・ファブル

2019-07-05 22:16:03 | 日記
2019年の日本映画「ザ・ファブル」を観にいった。

どんな相手でも6秒以内に殺す。"ファブル(寓話)"と呼ばれる謎の殺し屋(岡田准一)
は、裏社会では誰もが「伝説」と恐れその存在の真偽さえ訝しがられる男。だがファ
ブルを育てあげたボス(佐藤浩市)は、あまりにハイペースで仕事をこなし続ける彼に、
ある指令を与える。「1年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、
俺がお前を殺す」ボスには絶対服従の彼は佐藤明(アキラ)という偽名を与えられ、相
棒のヨウコ(木村文乃)と兄妹のふりをして大阪の街へ。ボスのツテで裏社会組織の社
長、海老原(安田顕)に世話になりながらも、生まれて初めての一般社会に溶け込もう
と真面目に努力するアキラ。毎日暇を持て余し飲み歩くヨウコとは対照的に、ボスか
らもらったインコを大事に育てたり、アルバイトをしてみたり。しかしある時、アル
バイトを紹介してくれた清水ミサキ(山本美月)が誘拐、監禁されてしまう事件が起き
る。ヨウコと共にミサキの救出に向かうアキラだったが、そこに「絶対に殺してはい
けない」というボスの鉄の指令が立ちふさがる。

漫画の実写化。伝説の殺し屋ファブルは、ボスから1年間の休業を命じられる。その
間に誰かを殺したら、ボスがファブルを殺すと言われる。子供の頃からボスの元でサ
バイバル生活を送り、殺し屋になるための訓練を受けてきたファブルにとって、一般
社会は新鮮だった。アルバイトをしながら普通の生活を満喫するファブルだったが、
そんなある日事件は起きる。
岡田准一のアクションはすごかった。ファブルは身体能力や動体視力が非常に優れて
いるのだが、この人の運動神経も相当いいのだろう。だがアクションと言っても銃撃
戦がメインで、ちょっと食傷気味。この辺りは日本映画だから仕方ないか。誰と誰が
争って、誰が誰を撃っているのかよくわからない程の銃撃戦である。
ファブルはボスから普通に暮らせと命じられたため、「普通」という言葉をよく使う。
「ミサキちゃんには世話になった。助けるのが普通だ」といった調子で。焼き魚を頭
から食べたり、枝豆を皮ごと食べたり、超絶猫舌だったり、普通ではないところがた
くさんあるファブルは、ユーモラスだった。「仕事」の時の完璧さやスピード感と対
照的でおもしろい。
物語自体はまあまあおもしろかったが、こんなものだろうな、という感じ。岡田准一
の裸が何度も見られるので、彼のファンにとってはお得だろう。




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いごっそう612)
2019-07-06 06:04:41
ちょっと気になっていた映画です。
なるほど、レビュー参考になりました。
レンタル待ちにします。
返信する
Unknown (杏子)
2019-07-06 13:50:20
>いごっそう612さん
コメントありがとうございます。おもしろくなくはないんですけどね。レンタルでいいと思います。
ただ私は原作を読んでいないので、原作を知ってる人にはおもしろいのかもしれませんね。
返信する
Unknown (エレナ)
2019-07-06 23:57:47
杏子さんの解説は最後の〆が洒落てますよね^^。ストーリーもそこそこ面白そう~?な感じでしょうか。
返信する
Unknown (杏子)
2019-07-07 01:36:58
>エレナさん
コメントありがとうございます。そうですね、そこそこおもしろいって感じですね。
日本映画だからこんなものでしょう( ̄▽ ̄)
返信する

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