猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

コンテイジョン

2014-09-15 03:21:29 | 日記
2011年のアメリカ映画「コンテイジョン」。
べス・エムホフ(グウィネス・パルトロー)は香港出張の帰り、夫のミッチ(マット・
デイモン)が待つミネソタの自宅に向かわず、シカゴで元恋人と密会する。だが、
べスは咳と熱を発症しており、帰宅して2日後にはげしいけいれんを起こして
意識不明に陥る。ミッチは彼女を急いで病院に連れていくが、未知の病が原因で
そのまま死亡してしまう。同じような症状の人間が世界各地で亡くなっていると
いう報告を受けたWHOのドクター・レオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール)
らが調査に乗り出す。

感染症を扱ったパニック・スリラーである。第一の発症者であるべスが重体に陥り、
世界中で同じような症状の人がぞくぞく倒れていく、その描写がスタイリッシュで
迫力があり、怖かった。感染源はべスの浮気相手なのか?感染源がわからないまま
病気はまたたく間に世界中に広がり、人々は不安と恐怖でパニックになる。
有り得ない話ではないので怖い。同じことが地球で起きたら皆パニックになるだろう。
ミッチは妻と妻の連れ子を続けて亡くした悲しみと、妻の浮気という現実にショック
を受けなければならなかった。自分と自分の連れ子が感染していないのがせめて
もの救いだった。
人間ってパニックに陥ったらああなるんだな、と思った。自分がもしその立場に置か
れたらどうなるだろう。生きる力の弱いわたしは真っ先に死んでしまうだろうな、と
思った。
最後の方まで感染源は何なのだろう?と思いながら観ていたら、衝撃の結末。
マット・デイモン、マリオン・コティヤール、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、
ローレンス・フィッシュバーンといった豪華キャストで、とてもおもしろい映画だった。



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