猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

銀魂2 掟は破るためにこそある

2018-09-14 16:12:29 | 日記
日本映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」を観にいった。

時は幕末、地球人と宇宙からやってきた天人(あまんと)が共に
暮らす江戸・かぶき町。便利屋「万事屋銀ちゃん」を営む坂田
銀時(小栗旬)は仕事の依頼もなく、家賃を滞納しているため、
従業員の志村新八(菅田将暉)に促され、しぶしぶバイトを探す
ことに。ある日、新八の姉・妙(長澤まさみ)が働くキャバクラ
を訪れると、人手不足で困っていた店長(佐藤二朗)から、幕府
のお偉いさんの接待を依頼され、何故かキャバ嬢のバイトを始
める銀時と新八と神楽(橋本環奈)。しかし、その上客とは、警
察庁長官・松平片栗虎(堤真一)と共に現れた江戸の最高権力者、
将軍・徳川茂茂(勝地涼)だった。

前作に引き続き、痛快な時代劇コメディだった。とにかく笑っ
た。映画館中爆笑である。基本的にやる気がなくだらけた生活
を送っている銀時だが、新八にバイトしましょうと言われて成
り行きでキャバ嬢をやることに。神楽はいいが銀時と新八はも
ちろん女装である。現れたのは将軍で、銀時たちは思い切り緊
張する。このキャバクラのエピソードがおかしくてたまらない。
勝地涼、全裸で頑張ったなあ。
今回物語の中心となるのは、真選組を乗っ取るため、局長・近
藤勲(中村勘九郎)の暗殺を企てている、伊東鴨太郎(三浦春馬)
の話。そして「真選組の頭脳」と言われ、鬼の副長と恐れられ
る土方十四郎(柳楽優弥)が首に謎のチップを埋め込まれ、ヘタ
レなアキバ系オタクのトッシーになってしまう話である。この
2つの話が同時進行していく。この土方がオタクになってしま
うエピソードがおかしくてたまらない。もうこんな格好の人い
ないんじゃないのと思うような典型的なオタク姿なのである。
そしていつもは鬼なのにヘタレ。笑える笑える。
前回と同じでギャグが満載なのだが、伊東鴨太郎の生い立ちは
悲しく、少しホロリとする。子供は親にあんなふうに扱われた
ら歪んだ方向へ行ってしまうものだろう。私は原作を読んでい
ないが、原作でもギャグとシリアスが交互に描かれているらし
い。
キャストは皆とても良かった。楽しい現場だったのではないか
と思わせられる映画だった。




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コメント (6)
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