猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ベルリン・シンドローム

2018-09-25 22:02:50 | 日記
2017年のオーストラリア映画「ベルリン・シンドローム」。

クレア(テリーサ・パーマー)はドイツを旅しているバックパッカーだが、ベルリンに
やってきたクレアはアンディ(マックス・リーメルト)と名乗る男性と出会った。アン
ディは英語が堪能な上に話がおもしろく、2人は恋に落ちた。クレアはその日アンディ
の部屋に泊まるが、翌朝目を覚ますとアンディはいなかった。クレアも外に出ようと
したがドアには鍵がかかっており、窓も二重窓になっていた。やがてクレアはアンデ
ィに監禁されたことがわかり、部屋からの脱出を試みる。

海外旅行先で知り合った男に監禁されてしまった女性の恐怖を描いたサスペンス。ク
レアはオーストラリアからドイツに旅行に来ていた。やがてベルリンでアンディとい
う英語が話せてフィーリングの合う男性と知り合う。一緒に食事をした後、クレアは
アンディの部屋に泊まり、ベッドを共にするのだが、いくらなんでも初対面の男の家
にその日のうちに泊まってはダメでしょう。あまりに軽率すぎる。だからクレアに対
して気の毒さを今一つ感じないのだ。翌朝目が覚めるとアンディは出かけた後で、ク
レアも出かけようとするがドアの鍵があかない。窓は二重窓になっており、大声を出
しても外へは聞こえず、割ることもできない。そしてアンディは夜になって花束を持
って帰宅するのだ。この男の異常さがよくわかるシーンである。
監禁は続き、クレアは憔悴していく。どうしたらこの部屋から出られるのか。男の異
常な言動に胸が悪くなる。そして終盤衝撃的なことがわかる。昔のイギリス映画の「
コレクター」に似ているが、「コレクター」の方がずっと気味が悪く後味も悪い。あ
ちらは気に入った女性を拉致してくるのだから。
ラストも「え、それでいいの?」という感じで、ちゃんと決着をつけなくていいのだ
ろうかと思った。まあこれはこれでいいのかもしれないけれど。旅先で知り合った男
の家にすぐに泊まったりしてはいけませんよ、という映画である。



ノエルの尻尾はいつもくるんと上に上がっていて、いつもお尻が丸出し。柴犬みたい。











なつっこい野良ちゃんたち。






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コメント (12)
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