地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

岐阜・長野の群発地震帯で4回 茨城県沖でM3.7 福島県沖でM3.6 胆振中東部でM3.3 青森県三八上北地方でM3.2

2020-07-08 04:34:22 | 日記
 今回は海外の情報から。
 ミクロネシアのヤップでM6.2、ジャワ島近海でM6.6の地震があったようです。この地域は、フィリピン海プレートの南東側。この地域とフィリピン海プレートの重心(と推測される)位置の反対側が沖縄トラフ方面です。ですから、昨日も書きましたが、沖縄方面から九州南部方面、場合によっては、四国・紀伊半島方面まで影響が出てくる可能性があります。それもやや大きめになると思われます。土砂災害との関連もあるので、今後、十分警戒していてください。

 昨日の日本の状況は、やはり岐阜・長野の群発地震帯で動きが出ています。M3.3~M2.9の範囲で4回。その他有感地震にならなかったものも起きていますから、まだまだ地震が今後も続くと考えていてください。いきなり大きめの地震が来ることを想定して準備や心構えしておくといいと思います。

 北海道~東北では、昨日書いた「動きが出ていないので注意」に当たる地震が2つ。胆振地方中東部のM3.3と青森県三八上北地方のM3.2です。胆振地方中東部の地震は、以前起きた胆振東部地震より震源が深くなっていて、起きた場所もやや空知寄り。室蘭方面で震源の深い地震が起きていますから、その影響とも思われます。

 茨城・福島方面の地震は、今回は沖合になりました。茨城県沖がM3.7、福島県沖がM3.6。ただ、茨城県北部では、有感地震にはならなかったものの、まだ震源の浅い地震が続いているので、今後も注意していてください。

 そして、危ないのは、沖縄方面。昨日書いた宮古島近海では「なんでこれで有感地震にならないの?」と思われるくらいの地震が起きていますし、沖縄本島から奄美大島の近海ではフィリピン海プレートに沿って震源の中程度の地震がつながって起きています。運よく揺れなかっただけで、実際には、かなり激しく動いていると考えていてください。
 ですから、沖縄方面では、西表島・宮古島から種子島近海あたりまで、どこで揺れてもおかしくない状況になっています。警戒していてください。

 その他では、細かな地震が、やや集中気味の、宮崎沖、和歌山、熊本方面で揺れる可能性があります。
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