地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

アリューシャン列島東部でM7.8 宮城県沖でM3.5 千葉県北東部でM3.0 大分県中部でM2.8

2020-07-23 04:08:45 | 日記
 今回は、まず、海外から。
 アリューシャン列島の東方で、かなりアラスカ寄りのところですが、M7.8の地震が起きました。アラスカでは津波警報が出されましたが、海面変動は15センチ程度で収まったということです。大きな津波にならなくて良かったと思います。ただ、プレート境界の滑りが一気に重なってきたようで、M6.1、M5.8、M5.7、M5.1と周辺で、かなり規模の大きい余震が続いています。
 このアリューシャンの震源と、太平洋プレートの重心を挟んで対岸ということになると、インドネシア東部からニュージーランドの北方にかけてで、ニューギニア付近では17日にM7.3、その他、ニュージーランドの北方でもM5クラスの地震が続いていましたから、その影響ではないかと考えています。

 大分県中部の地震は3日前に書いた大分方面の動きが、有感地震になって現れたと考えています。九州方面は、まだ、宮崎沖から九州の中部~九州西方沖までのエリアで細かな地震の数が多くなっています。合わせて、昨日書いたエリアでは、まだ、細かな地震が多めに推移しています。ちょっと島から離れると有感地震にはなりませんが、動きは九州と同様活発なまま、と考えていてください。

 千葉県北東部のM3.0は、茨城県南部で起きている地震と同様、太平洋プレートの滑りによるものと考えています。それは、宮城県沖のM3.5も同様で、昨日書いた宮城県沖の動きに当たります。そして、今回の動きは、いつもの岐阜・長野ではなく、新潟と福島の西方に影響が出ているようです。このまま滑りが続くと、新潟中越方面で揺れてくるかも知れません。

 その他で注目しているのは、岩手と秋田の内陸部。細かな地震が急に多くなっています。
 本来、北海道の地震の後は、岩手方面に影響が出るのですが、今回は、全く出ていません。予測としては、岩手の沿岸部で、プレートがしっかり噛み合って動き出さないため、その分の歪が内陸に出てきたと考えています。ですから、岩手沿岸か岩手・秋田の内陸のどちらかで、今後、動きが出てくると思われます。注意していてください。
コメント
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