地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

茨城県南部でM5.0 紀伊水道でM3.0 沖縄方面では3つ

2020-01-14 06:13:42 | 日記
 つい先ほど、茨城県南部でM5.0の地震がありました。震源の深さは50キロ。
 今まで、埼玉・東京方面で揺れが発生するようになる、と書いてきましたが、どうやら、この茨城と埼玉の県境あたりに、比較的大きな出っ張りがあって、そこで、プレートの動きがブロックされているようです。そして、ここで動きがあると、今まで太平洋プレートの入り込みに堪えていた分、エネルギーが大きくなると考えておくといいと思います。栃木の下部で震源の深い地震も起きていますから、その分、動きやすくなったと捉えておくといいのではないかと思います。

 駿河トラフは再び動きが停滞してきています。こうやって、動いたり、止まったりしながら、徐々に南海トラフに影響を与えていくようになると考えていてください。実際に、高知方面では、徐々に細かな地震の回数が増えてきていますし、地震の起きる場所も高知沖の固着域に近づいています。
 そして、この高知方面の地震ですが、長野~三重~和歌山~高知沖~宮崎沖と直線状につながって亀裂が入ってきていて、その中の一環になっているようです。さらに、これが、若干角度を変えて南下し、沖縄方面にも影響を与えているようです。
 トカラ列島近海で2回、沖縄本島近海で1回、有感地震が起きています。

 九州は、鹿児島の近海で震源の深い地震が起きていて、細かな震源の浅い地震は、大分の方に多く出ています。

 駿河トラフの停滞で考えると、また、微妙に地殻の動きが変わってきていると考えられますから、断層のラインが少しずれてくると思います。日本に細かな断層が非常に多いのは、このように、少しずつ力の向きを変え、その都度、別な場所で亀裂が入る、という活動を行ってきたためだと考えています。
コメント
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