地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

宮城県沖で2回 トカラ列島近海でM3.0

2020-01-18 04:25:49 | 日記
 北海道から東北方面にかけては、太平洋プレートに沿った部分で滑りが起きています。宮城県沖はその中の一環で、M2.8とM4.0の2回有感地震がありました。
 青森と岩手では、すでに、内陸下部までプレートの接触面が入り込んでいますから、今後は、沿岸からやや内陸に入り込んだところが震源になって、いつも以上に揺れを感じるようになってくると思います。注意していてください。

 関東では、相変わらず、茨城と千葉の動きは激しいのですが、東京・埼玉・神奈川方面だけ空白地域になっています。前にも書いたように、伊豆半島から山梨県の方に向かって、フィリピン海プレートの一部が入り込んできていますから、この空白地帯の下部だけ、少し深いところまで太平洋プレートの入り込みをブロックしているところがあると推定しています。深さは80~90キロ当たり。
 そして、過去の経緯では、この80~90キロの深さで崩壊が起きた後、太平洋プレートが動きやすくなり、千葉や茨城で起きたような群発地震が起こると考えています。
 現在のところは、まだ、しっかり入り込みをブロックしていますから、動きが止まっていますが、この深さで動きがあった後は、注意していてください。

 駿河トラフでは、まだ、動きが続いています。動きの流れは、静岡から長野まで入り込んでいるようで、震源の浅い地震が弓型になって起きています。その弓型と同様に京都から大阪・和歌山まで震源の浅い細かな地震が連なっています。このエリアで動きが出てくるかも知れません。注意していてください。

 トカラ列島近海では、震源の浅いM3.0の地震が起きましたが、実は、その周辺では、震源の中程度の地震が頻発してます。駿河トラフと合わせて、やはりフィリピン海プレートの動きは活発です。この流れで行くと、日向灘近辺で動きが出てくるかも知れません。注意していてください。
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