地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

トカラ列島近海で4回 福島県沖で2回 沖縄本島近海と苫小牧沖でM3.7

2021-12-09 04:01:52 | 日記
 昨日の午前5時から今日の午前4時までに起きたトカラ列島近海の有感地震は
M4.3、M3.2、M3.0、M2.3
の4回です。
 ただ、細かな地震はまだ続いているようですから、油断せずにいてください。

 福島県沖ではM5.0とM3.7の2回の地震が起きていますが、M5.0は震源の深さが中程度のプレート境界型なのに対して、M3.7の方は震源の浅い、プレート内陸型の地震です。

 沖縄本島近海のM3.7も震源の深さ中程度のプレート境界型ですから、トカラ列島近海の震源の浅い地震とは、メカニズムが異なると思っていてください。

 苫小牧沖のM3.7もプレート境界型です。
 北海道では、釧路方面から、今回地震のあった苫小牧沖まで震源の深さ中程度の地震が連なって起きていますから、今後、揺れてくる可能性があります。青森県東方沖や岩手県沿岸付近まで範囲を広げて注意をしていてください。
 また、北海道の西方沖から東北の日本海側では、細かな地震が列をなすように起きています。数も増えてきていますから、こちらの方でも注意していてください。

 その他で、今後揺れてきそうな細かな地震が多いのは、
東京湾周辺
和歌山

 そして、高知の西方で震源の深さ中程度の細かな地震が起きていますが、少し珍しい現象です。
 場合によっては四国と九州の間で、規模の大きめの地震が起きる可能性がありますから、2~3日の間、注意していてください。
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