地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

北マリアナ諸島でM5.6とM4.9 長野県中部でM2.7 長野県南部でM2.6

2020-08-04 03:25:08 | 日記
 北マリアナ諸島でM5.6の地震がありました。余震としてM4.9の地震も同一震源で起きています。震源の位置はサイパンの北東海上でフィリピン海プレートの東端に当たります。ということは、今後、フィリピン海プレートが動いてくる可能性があるということ。また、太平洋プレートにも影響が出てくる可能性もあります。

 沖縄方面では、そのせいか、若干動きが出始めています。沖縄本島と奄美大島近海のフィリピン海プレートの西端でM3レベルの地震が起きていますから、このエリアで揺れてくる可能性があります。また、台湾方面にも影響が出やすくなっていると思います。沖縄方面は全体的に注意が必要です。
 その他、影響が出てくる可能性があるのが、和歌山県から宮崎沖にかけての南海トラフの関連エリアです。宮崎沖で動きが出やすい時には、熊本にエネルギーが抜けていくこともあるので、熊本方面でも同様に注意していてください。

 太平洋プレートの影響では、茨城・千葉・埼玉・東京方面で滑りが活発になってきているようです。また、珍しい、静岡方面でも滑りが出ているようですから、この近くのエリアで注意していてください。

 長野県中部のM2.7の地震と南部のM2.6の地震ですが、変わった現象が起きています。気象庁のデータでは、揺れた地域の発表で長野県中部の地震で揺れたところは松本市安曇と木曽町新開で、少し距離が離れています。そして、長野県南部の地震では揺れたところが木曽町新開。
 長野県中部は、岐阜・長野の群発地震帯の地震ですから、ここの影響が少し離れた木曽町新開で起きたということは、今後、岐阜・長野の群発地震帯の影響が、やや飛び火して、長野県南部に出てくるようになってくると思われます。少し規模の大きめの地震が起きる可能性があるので、長野県南部で注意していてください。

 また、日本海側の動きも活発になってきています。佐渡島近海で動きが出てきています。岩手・秋田の内陸でも少し動きが出てきていますから、こちらも注意していてください。
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