地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

択捉島南東沖でM4.7 茨城県南部でM3.7 千葉県東方沖でM3.6 長野県北部でM2.9

2020-03-08 04:23:59 | 日記
 択捉島南東沖でM4.7の地震がありました。震源の深さは130キロ。ですから、根室~釧路~十勝~浦河沖~胆振東部方面で注意が必要です。また、今回は、津軽海峡や青森県西方沖でも動きが起きていますから、渡島半島、青森、岩手方面でも注意していてください。

 東北・関東方面では、山形と茨城北部でも震源の深い地震が起きています。太平洋岸での動きも、昨日より活発になっています。茨城県南部のM3.7や千葉県東方沖のM3.6もこの流れによるもの。今後の動きとして気になるところは、宮城県の北部沿岸。ここで集中的に震源の深さ中程度の地震が起きていますから、動いてくる可能性が高いと思います。また、福島沖・茨城沖から茨城・千葉・埼玉の内陸部でも集中的に動きが出ていますから、この範囲はどこが揺れてもおかしくない状況です。このエリアは滑りが大きくなるほど、規模の大きな地震が発生しやすいので、場合によっては、少し規模の大きな揺れが発生するかも知れません。

 長野県北部のM2.9の地震の震源は、新潟との県境に近いと思ってください。関東方面で動きが出ると、それに連動して、このエリアでは震源の浅い地震が発生します。今回の地震もその流れです。関東方面で動きが活発な以上、長野や新潟方面で震源の浅い、やや規模の小さめの地震が発生しやすい状況になっていると思ってください。今のところは、長野と岐阜の県境に細かな地震が集中しています。

 逆に、近畿から九州までの範囲では、細かな地震が少なくなっています。沖縄は、いつも通りの動き。ただ、小笠原諸島の南方でM4.8の地震が起きていますから、今後、急に動き出してくる可能性は高いと思っていてください。特に、沖縄本島近海や奄美大島付近では注意していたほうがいいと思います。
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