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内倉真裕美の晴耕雨読

恵み野は「花の街」と言われています。HP「内倉真裕美のガーデニングダイアリー」もご覧下さい。

私のルーツ

2010年12月06日 06時51分08秒 | 日々の出来事
父が亡くなって、色々なことに気付かされました。
私の父方の祖父母の出身は新潟だったこと。私は何故か大分県だとばかり思っていたのです。
なんてあいまいな記憶でしょう。全然違うことにかなり愕然としてしまいました。

その他にも母や兄たちと話していて昔の色々な出来事が思い起こされました。
長男が「なあ俺たちさ、1度新潟に行ってこなきゃ行けないな~」と言いました。
戸籍謄本に書かれている新潟のその村は、今は統合されていて、何処の場所なのかインターネットでは探し出すことが出来ませんでした。


父は根室で生まれ3男2女の4番目で、祖父母は漁師の網元で、ボンボンとして育ち、高校(旧制中学)は東京の都立高校に進みました。

母は1男6女の末っ子で、道東で生まれ祖父は「これからの時代は牛乳を飲み肉を食べる時代が来る」と言い、早い内から牧場をし、成功していたものの、友人の保証人になったことで財産を失い、満州に渡り警察官。満州時代はお手伝いさんが3人居てかなり優雅な生活をしていたといいます。
終戦後根室に疎開し、昭和21年にボンボンである父と、お嬢さんである母は結婚したのですが、母はお嬢様育ちでマッチの付け方もご飯の炊き方も知らなかったと言います。そんな父母でしたから、それは、それは大変な結婚生活がスタートした訳で、話で聞けば大笑いするほど滑稽な出来事の連続だけれど、実話の出来事だと思うと、良くぞ今があると思うわけで。



私たち兄妹は初めて、子どもの頃の話や父母の話をじっくり語りあう事ができました。
あの時の出来事は何時だったのか、話しているうちにもっともっと知りたくなりました。

私が断片的に知っている子どもの頃の思い出は
犬の名前は「コロ」で1代目も2代目も同じ名前で、母は2匹ともバカ犬だねと言っていました。

猫の名前は「チコ」。三毛猫のメスで美にゃんでとっても賢い猫でした。父の出勤には必ず100メートル先までお見送りをし、帰る時間になると100メートル先まで迎えに行って父と帰ってくる猫でした。父がご機嫌の時には「ゴロゴロ」と両足の交互をうねるように体を押し付け、父が座ると膝の上で寝ていたのですが、反対に父の機嫌が悪いと、スーッと居なくなる術を身につけていました。

子供のころは、いつも色々な鳥や動物がいました。
鶏小屋もあったので、早朝には卵をいつも採って来ては何個かの卵を家族で順番に食べたり、母が父や兄たちのお弁当に入れました。
鳥はジュウシマツを飼っていて、目面しいところでは、カラスの子どもや、我が家に入ってきたスズメやツバメを飼育していたこともあったし、お祭りで買った色の付いたみどりのひよこが立派な雄鶏になったこともありました。

いつか、父が雄のヤギを貰って来てペットのように遊んだこともありました。

目面しい物、流行り物が大好きだった父は、職場に来た色々な頒布商品をショッチュウ購入してきて、その、商品の素晴らしさを伝授してくれました。

庭にあった木や草花、梨の木や井戸にポンプ。平屋の部屋の間取りやその他色々な出来事。


根室に居た父母がどのようにして由仁にたどり着き、現在に結びついたのか、
父の供養と私のルーツを探る意味でも、もっと詳細に時代背景を探りながら文章にして残したい。と今、強く思っています。



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