知床岬付近の観光船の事故、昨日この記事を書いている最中にも「速報」で生死はわからないが、遭難者発見の報が続々出る。海保、自衛隊や漁協所属の漁船など懸命の捜索だが、波が荒く岩場に容易には近づけない地形などで、難航している。地理的にも海保のヘリ基地から離れていて捜索開始まで３時間が経過してしまった。残りの人々の救出を願うしか今のところ有効な手段がない。現場は北海道、４月末とはいえ写真で見る近隣の山々は雪で真っ白。気候条件が全然違う。海の水でぬれ体温は急速に奪われる。時間との勝負が続く。祈るしかない。
（写真は少し遅れて咲いたオオムラザクラ 仙台市宮城野区榴岡公園で 23日）
ウクライナのゼレンスキー大統領。兎に角、武器をと会見で述べる。アメリカの国務長官と、国防長官がキーウを訪れる。ロシア軍の残した地雷で退却後も被害が出ている。東部中心に戦略を変えているようだが、ウクライナは持ちこたえるか。注目が集まる。ウクライナ支援は日本国内でもできる。避雛民への支援、先に逃げてきた人と分け隔てなく支援ができる術（すべ）を講じてほしい。
クニ逃れ 遠い異国で 温もりを （駄作）
テレビでも速報されていた北海道知床沖の観光船不明事件、番組を中断しての速報でいまだに行方が分からない、現場付近の海域は波が３メートル程度で、海流の早いところもあるという。かつて流氷観察船が長時間、氷に阻まれた遭難騒ぎもあった。この時期は氷も解けて海域もそれほど大荒れではないようだが、自然はどこに危険が潜んでいるかわからないから怖い。２６人乗船だ。
もう一つは孫娘のピアノ発表会の投稿に、涙がにじむ。孫に頼まれてピアノの連弾に挑む「じいじ」と「孫」の話だ。ピアノ発表会で弾き終えたその瞬間の感動がよく伝わってくる。何ともいいい話で「ジワリ」と涙がにじむ。朝のひと時、新聞を読んでほっこりした気持ちを持つことができた「ひと時」だった。
仙台より北の青森の方が気温が高い状況が続く。海風が入り仙台はあまり気温が上がらないようだ。さて、青森の続編を書こうと思う。久しぶりに青森湾に面したネブタ小屋団地に出かけた。目の前には陸奥湾、そして青い空。
（観光物産館アスパムの高層階から陸奥湾を望む）
湾内の西側には青函連絡船の八甲田丸と、海上保安部の巡視船が並ぶ。八甲田丸は船体が黄色、巡視船は青と白とそれぞれ鮮やかな色合いだ。ネブタ小屋は今準備作業中でまだ小屋の中で制作は行われていなかった。
（写真は新青森駅構内の展示）
コロナ禍などの影響で出陣するネブタは例年より少ないらしい。コロナをあのネブタ囃子でやっつけてほしいもの。観光資源としても大切、人混みの工夫も必要だがネブタの運行は続けてほしいというのが率直なところ。コロナが少しでも収まり暑い８月跳人とネブタ囃子の笛、太鼓で短い青森の夏を迎えてほしいもの。
新幹線は先月の地震の影響で速度を落としての運転。普段より３０分程度、余計に時間がかかる運行だ。桜前線の北上とともに、仙台から青森まで出かける。沿線の桜も青森に近づくにつれその花の多さが増えていく。丁度この時期の青森は満開の桜だ。
コロナ禍などで中々気軽に出かけることができない時代だが、マスクなど防備をシッカリしての旅行となる。日本人は結構、生真面目、マスクなしの人は誰もいない。
駅構内ではねぶたの人形たちが出迎え、小型ながら、迫力のあるものも多い。佞武多の製作小屋では夏に向けて準備が進んでいた。残雪の八甲田山、そしてサクラ、この時期の青森らしい風景が続いていた。新幹線の開通によって便利になったものだ。日帰りで仙台ー青森を簡単に往復できるようになった。
ネブタ顔 睨む眼力 コロナ圧つ （駄作）
（三内丸山遺跡近くの霊園の桜）
墓標と桜のコラボが人生そのもの
仙台はすっかり葉桜模様となっている。北の青森では昨日桜が満開だとか。平年より六日早い満開とのこと。桜の名所、弘前公園も先日ののお天気カメラでは堀に桜の花が移り独特の風情を醸し出している。青森の桜の名所は市内の合浦公園、海水浴や松林もあり桜のピンクと松の緑が独特の気配を見せてくれる。
写真は仙台の中心部のケヤキ並木、緑が増えている
南北に長い東北、季節がどうも異なり、同時に春をゆっくりと楽しめるところだ。今日は新幹線の時間が迫っているのでこの辺で・・・
