なんと8ヶ月ぶりの訪問です。久しぶりに六本木の「青華 こばやし」へ・・・
季節が変わると料理は一変しますね・・今日はカウンター小林さんの仕事を目の前で楽しみながらのコースです。
すべての仕事を一人でこなしている小林さんを見ると本当に好きな仕事に出会えた人の幸せを感じます。
季節のお花を飾った籠に入れられた、アンキモ、あわび、のれそれ(透き通った魚でアナゴの稚魚のことを高知で「のれそれ」と呼ぶそうです白魚よりもっと繊細)
アンキモはねっとりと大きく食べ応えあり、あわびはいつものことながら繊細で丁寧な仕事。「のれそれ」は私初めていただきました、繊細なとても美しい稚魚でした、今しか頂けないものですね、初めから素晴らしい器と内容で今日のコースがどんな風に繰り広げられるのか私たちはワクワクです。
2品目で私たちはやられてしまいました!!!「美味しすぎる!!!」本当に大きな河豚の白子を炭で丁寧に焼きほんのりいい塩加減で回りは香ばしく中はねっとり・・・この白子をお椀でいただきます、白子が大きすぎておだしがソースのようで・・・やはりここで日本酒ですね・・磯自慢から小林さんのご指示(笑)どうりに飲みます。
お酒のラインナップ。
瀬戸内、鯛のお造り。大ぶりに厚く切られた鯛は口の中ではじける美味しさです。
続いて北海道の「うに」すっきりとエグミのない爽やかなお味。
この一品にもやられちゃいました!!「河豚ぶつ」さっきの白子の親です。身が締まり素晴らしい、河豚の美味しさを満喫です。
小林さんの目がキラリ!なかなか手に入らない「富山のさくらます」富山のものが最高だそうです。本当に脂が乗っていて香ばしさ、焼き具合どれも素晴らしく、お酒も進みます。
「タンドリーチキン」のようですと小林さん、大きな大きな河豚のから揚げ、私たち無言でかじりつきました!!「美味しい!!」「当たり前です、美味しいものしか出しません」と小林さん!何度もかじりつく私たち、ご満悦!!
わかたけ煮。季節の味です、素直な味で素晴らしい。
最後は先日「ダンチュウ」で紹介されていた小林さんのご実家の味、「ささげのお赤飯」を無理をお願いして作ってもらいました。2人分でも快く作ってくださりまたまた感激、ささげの味が際立つきりっとしたお赤飯でした。
本当に満喫しました、小林ワールド、コストパフォーマンスが素晴らしくまたまたすぐに行きたいお店です。
お酒のみには本当にうれしいシステム、たくさん飲んでもそうでなくてもお支払いはあまり変わらない・・でも小林さんは気前良く計りもせずに惜しみなく自慢のお酒をつぎつぎたっぷりと注いでくださいます。アリガト。。
こんなにCPが良いのではきっと経営は大丈夫か・・・と心配するほど、お客としてはお徳でうれしいけど同じ経営者としてこの金額でよく頑張るなぁと感心します。
帰り道、興奮して美味しかった話で盛り上がりました。