NHK連続TV小説「マッサン」の影響なのか、最近、お客様から「ウヰスキーの美味しい飲み方教えて」とか「どのウヰスキーがお勧め?」とか「シングルモルトって何?」とか聞かれることがよくあります。ウヰスキーに一家言あるお客様も少し増えてきたような気がします。「JIRO's」は音楽とウヰスキーが売りの店ですから、ウヰスキーに興味を持たれる紳士淑女が増えるのは嬉しい事です。
お客様からのご質問で一番多いのは「お勧めのウヰスキーはどれ?」「マスターが一番好きなウヰスキーは?」
う~ん…この質問への回答は簡単なようで一番難しいのです。ウヰスキーは嗜好品、つまり、その人の好みで決まる飲み物ですから一概に言えませんし、自分の好みもその日によってコロコロ変わってしまうんです。その日の体調によって昨夜美味いと感じたウヰスキーが、今夜はどうもね…って感じることもしばしばです。
JIRO's のメニューに「ウヰスキー入門コース」というのがありますが、そのPR文の一節。
「芳香を楽しみ、舌に乗せ、口中で転がし、喉で感じ、アフターテイストの余韻、最後にグラスについた残香を楽しむ。ストレート、ロック、トワイスアップ、水割り、ソーダ割り、ホット、カクテル…そのウヰスキーに合った美味しい飲み方と、自分の五感をゆするマイウヰスキー…以下略」
本当はご来店いただき、ご自分の五感で店置きのウヰスキーを全てお試しいただくのが一番(売り上げも上がるし)なのですが、JIRO'sのボトル棚のウヰスキーは良く知られたオフィシャルボトルのほんの一握りですがそれでも60種類。時間もかかるしお金もかかる。
ならば、ジローの独断と偏見と聞きかじりの薀蓄をウェブでご案内させていただき、「ナ~ルホド、コレハウマソウダ、アスニデモ、ジローズニイッテ、ノンデミヨウカ…」とのお客様のご来店を期待して(動機が不純でスミマセン)、明日から「今夜のウヰスキー」をご紹介させていただきます。
尚、ご紹介するウヰスキーの画像は「おぎしまるみ」さんの撮影です。薀蓄と文はジローの薄識と酒造メーカーのPR文、WikipediaやWebの情報の引用、酒に関わる書籍の引用等々の受売りで構成されます。
では明晩から、乞うご期待!
伊豆高原 JIRO's ジロー