東日本大震災被災者支援のチャリテイーコンサート。6月11日・伊豆のミュージシャンが集まって2:00~22:00まで延々とライブが始まった。小さなお店(コロナパーク)だから楽屋は店の玄関先のテント、客席は小さな椅子をギュー詰めでナント20席を詰め込んだ。お客さん来るのかなぁ・・・雨も降ってるし・・・。
スタートはボルてテクス。20歳台の若いイケメンのお二人。11グループの一番最初の演奏。これって凄っごい緊張しちゃうよね。僕だったら弦は抑えられずピックは触れず声はかすれ悲惨なステージになっちゃうこと間違いなし。とても緊張してるのが良く判ったけど、イケメンの二人、良く頑張ったよ。この若いイケメン君、なんと可愛い女の子がいらっしゃる。可愛かったなぁ。若い夫婦が一生懸命子育てしている姿を見ると拍手を贈りたくなるね。
二番手は星の倶楽部。いつもは生ベースを加えたトリオだけど、ベースマンの都合がつかずキーボードとドラムスの二人となった。ちょっと寂しかったけど、キーボード奏者はテクニシャンだし、ドラマーは70歳台の大先輩なるもJazzを楽しむ姿勢は尊敬に値する。
団塊世代、拓郎世代のグループ・ROLLTLES あの頃フォークを得意とするグループだ。客席も団塊世代が多いから知っている曲ばかりで思わず口ずさむ。
続いて伊豆の有名人、庄田次郎(ジローじゃないよ)・IZU-WADOのグループ。庄田さんといえばフリージャズ。モヒカンカットに歌舞化粧、ボテ腹丸だしの上半身裸で赤い布を腰に巻いた姿でサックスを吹きまくるのだから、初めて見た人は引いちゃうよね。ご婦人方のヒンシュクを買うのが常のようだが、いたって真面目で一生懸命。迫力はあるしパワー全開のエネルギーがほとばしる。この方お幾つかなぁ。そのパワー、少し分けてほしいなぁ。
お待ちかね~!待ってました大統領!おっかけフアン大集合で上や下への大騒ぎ!黄色い悲鳴で失神する女の子が続出。拓郎もまっ青!な~んて妄想してたんだけど、お客さん・・・パラパラなんだよね。ま、誰も聴きたくないよね、ジローの鳴き声なんて。
メンバーはJazzCafe・K's-Houseのマスター荒川さんのハーブ&ヴォーカルとドラムスの浜野さんとジローのトリオ。まずは荒川さんの唄 Fly me to the moon そして What a Wonderful World。いつも通りのソウルライクなヴォイス。客席のご婦人もウットリね。伴奏は僕のギターとドラムスだけだからギターの下手さが判っちゃうよ。
で、僕の唄は、相変わらず拓郎節ね。「祭りの後」「白夜」、そして陽水の「飾りじゃないのよ涙は」 祭りの後と白夜は弾き語りピッタリのバラード。うってかわって「飾りじゃないのよ涙は」 は早いストロークのギターと弾むようなドラムス、サビでは荒川さんのスキャットも加わり、う~ん、良い出来だったと自画自賛。賞賛と同情が入り混じる拍手喝采で演奏を終わる。ホッとしたねぇ。
伊東市の応援歌作詞作曲で頑張るご存じ島田須可子バンドです。このメンバーの演奏力は卓越してるよ。キーボード&ボーカルの島田さんは勿論、ギターの辻井さんも上手いし、スキャットの女性も聴かせるねぇ。
小さな洋食屋さん・五円玉のマスター筒井さん。彼の唄は全てオリジナル。先日、東京でプロをバックにコンサートしてすっかり自信つけちゃったみたい。確実に上手くなってるのが判るね。それにしても作詞作曲は詩心と感性がなければ駄目ね。僕にはカバーしか出来ないなぁ。コンガ叩いている人は庄田さんね。
通称ギター侍の長谷さん。ジローのギター師匠でもある。テクニシャン!聴きほれる!音色最高!彼の弾くリズム感最高のブルースに痺れる。あぁ、こういう風に弾けるまで何年かかるだろう。あと四年で七十になっちゃうんよ。無理かなぁ・・・頑張ろっと。
ビワの木ブラザースも巧者揃い、とりわけブルースギターの山本さんは相変わらずノリがいいなぁ。客席も足踏み手拍子身体をゆすり、大ノリノリのステージでした。
セッション!大興奮!
楽しい一日だったなぁ。
集まった義援金は五万円を超えたそうです。義援金はコロナパーク半左さんが伊東市役所義援金受け付けを通じて無事に日本赤十字社に送金されました。みんなが思い切り楽しんで、被災者の皆さんのお役にも立てて良かったなぁ。
こんど、拓郎ナイトのコンサート&セッションを企画しちゃおうかなぁ。