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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

新緑の池の里

2007年04月06日 | 定年後の徒然日記
ここ一週間は、さくらの里は花見客でいっぱいだ。毎日のリハビリコースだが、こう沢山の花見客の前で、オイチニ、オイチニとやるのも気が引ける。
どこかリハビリ散歩にいいところ無いかなぁ…じゃ、久しぶりに池の里でも行ってみるか。正解であった。新緑萌える池の里は冷涼な空気でつつまれていたが、ここは如何にも日本の里の風景である。六月ともなれば蛍鑑賞で大勢の人が詰め掛ける花菖蒲園も今のうちに整備しておこうと目下工事中だ。

里の道路の一番奥にある小公園に車を止め、田園を振り返ると、なんとも美しい里の姿が目に飛び込んできた。背景の矢筈山の山桜も美しいが、大室山を遠望するこのポジションが一番美しい。ついこの間山焼きしたばかりというのに、もう緑で染まっている。

田の中を走る農道を真っ直ぐ歩き、お終いのあたりから右に折れて、池の里のせせらぎ沿いの農道を戻ってくる。


伊豆高原に供給している水源のせせらぎであるが、水音を聞きながら夫婦でゆっくりと歩くリハビリ散歩は、あぁ伊豆高原に定住して良かったと思うひと時だ。


ヤマメが住むという深く淀んだ淵から、じっと、この淵の主が見つめているようだ。


小さな滝であるが、小公園の奥に進むと二段滝が現れる。池の里から矢筈にかけての一帯をもっとPRしてはどうだろうか。もっとも、人が少ない穴場だからこそ美しいのかもしれないが。