オカトラノオ・4~開花

 小山内裏公園で咲き始めた「オカトラノオ(岡虎の尾)」。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で日当たりの良い野原に生育する。虎の尻尾とは良くつけたもので、これを命名した方には本当に感服。穂が直立するヌマトラノオは去年見つけたが、葉に違いがあるというノジトラノオはまだ未確認。しばらく葉に注目してみよう。
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ビヨウヤナギ・3~葉

 ヒペリカムカリシナムの葉のつき方を確認したので、今度はこの「ビヨウヤナギ(未央柳・美容柳)」の葉を確認。なるほど、こちらは、 “十字対生” と呼ばれるようにきちんと十字の対生。2枚ずつの葉が直角に出ている。
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ヒペリカムカリシナム・2~葉

 キンシバイとの違いは明らかだが、ビヨウヤナギとの違いはわかりにくい「ヒペリカムカリシナム」。今までは気にもせず名札をそのまま読み流していたが、やはりその違いを確認してみよう。調べていると葉のつき方に違いがあった。ビヨウヤナギの葉が、きちんと “十字対生” するのに対して、このヒペリカムカリシナムは、2枚の葉の次の段の2枚が直角にならず少しずれて出ている。下のほうは平面的に並ぶ “2列対生”。 またヒペリカムカリシナムは矮性で地面を這うように伸びていく。
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トウガラシ

 家庭菜園をされる方は良くご存知のはずだが、ナス科だとはなかなか想像しにくい「トウガラシ(唐辛子)」。花を見れば、一目瞭然のナス科。写真の花の後ろでは立派な実ができている。唐辛子の成分のカプサイシンは、体内の脂肪を燃焼させる効果があり、また食欲増進や血行を良くする作用がある。これから迎える暑い夏は、唐辛子を食べて夏バテを吹き飛ばそう。
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トウバナ・2~開花

 シソ科多年草の「トウバナ(塔花)」。小さな花が上部に段々に咲いて塔のようになるのが名の由来。さて時々道端で見かけるこの花で、満開のものを見た記憶が無い。下から順番に咲くというわけでもない。どうやらポツリポツリと気まぐれで咲かせるらしい。
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ウツボグサ・4~開花

 日当たりの良い草むらに顔を出したシソ科の多年草の「ウツボグサ(靫草)」。太い花穂が矢を入れる “靫(うつぼ)” に似ているためにこの名前。真夏になると花穂が枯れたように茶色く変色するので「カコソウ(夏枯草)」の別名もある。その茶色の花穂は漢方の利尿薬。
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ネジバナ・6~純白

 『俺はひねくれ者ではなくて、しっかりとねじれているぞ。でも何色にも染まりたくないんだ!!』 と言っているのが、この白花の「ネジバナ(捩花)」。ネジバナには濃いピンクのものから薄いピンクのものまでいろいろあるが、ここまで純白なのはあまり見かけない。去年も一本だけだったが、今年も今のところこの一本だけ。

 ※ネジバナの別名は「モジズリ(捩摺)」だが、ルンバルンバ氏のコメントにあるように、この白花には「シロバナモジズリ(白花捩摺)」という名前もあるとのこと。
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ネジバナ・5~実直

 『俺は曲がったことが大きらいだ!』 と言っているのか、これはねじれていない実直な「ネジバナ(捩花)」。しかしネジバナの世界ではひねくれているのが普通なので、この花のほうが性格がひねくれていることになる。
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ムラサキツユクサ・3~蘂

 ツユクサ科ムラサキツユクサ属の「ムラサキツユクサ(紫露草)」。黄色い葯を付けた雄蕊の根元からたくさんの毛が生えている。雄蕊は6本で先端には黄色い葯。ムラサキツユクサは理科の授業で細胞観察に使われるようだが、そんな実験をした記憶が全く無い。理科の実験は大好きな少年だったので、きっとその時はこの花が近くに無かったのだろう。
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アカバナユウゲショウ・2~紅白

 道端で良く見かける「アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)」。アカバナ科の多年草で、明治時代にアメリカから観賞用に入ってきたが、その後各地で野生化している。写真のように時々白花もあるが、こちらは 「シロバナユウゲショウ(白花夕化粧)」と呼んでいる。 
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