ガマズミ・8~花

 スイカズラ科ガマズミ属の「ガマズミ(莢迷・鎌酸実)」。初夏に散房花序を出して白い花を密生させる。多摩の気候に合っているのか、丈夫な樹なのか、この界隈ではあちこちで見ることができる。秋に真っ赤な実をたわわに稔らせるが、その実で果実酒ができるらしい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ゴンズイ・8~上柚木

 派手な赤い実に比べれば、花はとても地味な「ゴンズイ(権萃)」。わずか5ミリほどの小さな黄白色の花で、気をつけて見ないと見逃してしまう。ミツバウツギ科ゴンズイ属で、名前の由来は、 “役に立たない魚のゴンズイ” や “(熊野)権現の杖” の説があるようだ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ブタナ

 タンポポが終わる頃になるとヒョロヒョロと背を伸ばしてくる「ブタナ(豚菜)」。キク科エゾコウゾリナ属の多年草で、フランス名の “豚のサラダ(Salada de pore)” をそのまま訳して、可哀想な名前になってしまった。地表面にロゼット葉を形成し、花茎には葉が無く、背丈は50~80センチにもなる。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

ヒメジョオン・3~茎

 ハルジオンの混ざっていつの間にか咲き始めた「ヒメジョオン(姫女苑)」。咲き始めはハルジオンよりも1~2ヶ月遅い。ハルジオンとの違いは、蕾が下を向かないことや、葉の基部が茎を抱かないことなどがあげられるが、茎を折ってみると、写真でわかる通り、中は中空ではなく白いスポンジ状のものが詰まっている。ハルジオンの特徴はこちら
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )