オオバネムノキ・2~金銀

 別所やまざくら公園の「オオバネムノキ(大葉合歓木)」。ネムノキに比べれば、小葉が大きく見分けやすい。開花すると初めは白色だが、次第に淡黄色になり、小さな花が一つずつ落ちていく。写真中央のやや右手にある花径の先端に最後の花がしがみついている。スイカズラやトベラと同じく、これも “金銀花” と呼んであげたい。
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トベラ・2~金銀

 道路脇に植えられることの多い常緑低木の「トベラ」。この東京薬科大キャンパスの樹は刈り込まれることが無いのか、高さは3メートルほどに成長している。花は初めは白色で、次第に淡黄色になる。これはスイカズラと同じ変化で、どうせならこちらも “金銀花” と呼んであげたい。雌雄異株でこれは雄花。中心にあまり発達していない雌蕊が見える。節分に扉にこの樹の枝を挟んだ魔除けの風習から、 “扉の木” と呼ばれ、それがトベラとなったと言う。
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スイカズラ・3~開花

 周りに芳香を漂わせている「スイカズラ(吸葛)」。花は初めは白く、あとから淡黄色に変化するので、 “金銀花” という良い名前を持っている。花の形は独特で、4枚の花弁が上部で合着していて反り返り、1枚は下部に飛び出ている。雄蕊は5本で、雌蕊の先端は、緑色に膨らんでいる。
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