ニワトコ・7~実

 春に真っ白い花を咲かせていたが、いつの間にか真っ赤な実を稔らせていた「ニワトコ(庭常)」。白い花に真っ赤な実とくれば、サンゴジュやガマズミと同じで、これもやはりスイカズラ科。
 さて季節はどんどん巡り、今日は早くも二十四節気の “夏至”。 雨の少ない梅雨で夏の水不足がやや心配だが、今日はややおしめりがあってほっとひと息。しかし明日の天気予報はまままた晴れ。七十二候はと言うと、まず “乃東枯(ダイトウカル)” で、夏枯草(ウツボグサ)が枯れること。次は “菖蒲華(ショウブ ハナサク)” で、アヤメが咲くこと。そして最後は “半夏生(ハンゲ ショウズ)” で、カラスビシャクが生えることを言う。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

ムラサキシキブ・5~花

 クマツヅラ科の「ムラサキシキブ(紫式部)」。秋に美しい紫色の実を付けるので、 “紫式部” という優雅な名前をもらっている。花もまた可愛らしく気品のある色合いで、その名に相応しい。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )