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カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

銀座 「ニューキャッスル」 銀座老舗対決その1

2007-06-28 | 中央区
samuraiです。

今日は銀座にある『ニューキャッスル』というお店にやってきました。



銀座でカレーといえば必ず名前が挙がるこちらは、いわば老舗も老舗。
しかも、こちらではカレーとは言いません。
辛来飯」といいます。
しかも、メニューはこれ一種類のみ
潔いですね。

店内は昭和観溢れる造り。
田舎の駅舎のような雰囲気と言えばいいでしょうか。
おしゃれなお店が立ち並ぶこの界隈の中で
明らかに浮きまくってますw
まあ、この雰囲気が時代を感じさせるんですけどね。



そして、店頭の看板にはこのような文章が。



君 大森に オレ 蒲田」。
こちらの奇怪な文言は、こちらのメニュー構成を表しています。
ちなみにメニューは全て駅名で表されているのも、
この店独自のシステムですね。
ちなみにラインナップは
品川(少なめ)、大井(多い)、大森(大盛り)、蒲田(特盛り)



が、ここで注意点を。
こちらはベースの量が少なすぎるため、大森でご飯茶碗1杯強ぐらい。
女性でも蒲田は余裕で完食出来るかと思われます。
男性なら蒲田でも物足りなく感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、こちらでは裏メニューとして
つん蒲」というものが用意されています。
つんでれ」じゃありませんよw。
意味は「蒲田でつまずいた」ww
これは、蒲田のさらに上。
男性にはこのぐらいで丁度いいかと思います。

ということで、「つん蒲(820円)」を注文。

さて、待つこと5分。カレーがやってきました。



量的には、普通のカレー屋さんとそう大差ありません。
カレーの上に目玉焼きが載っているのが、こちらの大きな特徴ですね。

それでは、いただいてみますか。



カレーはとろみのあるタイプ。
肉を一切使わず、野菜と果物だけでこのとろみを出しているそうです。
口に入れた瞬間に甘さを感じますが、それもつかの間。
猛然と辛さがやってきます
うーん、絶妙のバランスですね。
辛さは確かに辛めですが、辛いもの好きな方なら
余裕でいけるぐらいでしょう。
いや~、おいしいですね!!

お家のカレーのように見えますが、
この味をご家庭で出すのは、まず無理でしょう。
だからこそ、老舗の老舗たる所以があるんですね。

ちなみにお店を出る時は、「行ってらっしゃい」と見送ってくれます。
こういう温かさも、このお店の格を表していると思います。
オススメですよ!!


【お店情報】

「ニューキャッスル」

・住所:東京都中央区銀座2-3-1

・電話:03-3561-2929

・営業時間:11:00~21:00

・定休日:日曜・祝日

銀座「DELHI 今月のカレー6月編」

2007-06-27 | 中央区
samuraiです。

今日は銀座の『DELHI(デリー)』にやってきました。



ええ、目的は”今月のカレー”を食べるためにですよ。
毎回ドキドキですw。
それでは行ってみますか!



お昼時を外して行ったので、客は僕オンリー。
おぉ~、貸切じゃないですか。
こりゃ贅沢ですね!

さらに、最近このようなメニューも始めたらしいです。



平日の2時から5時までの限定メニュー。
ラッサム・サモサ・パパド・スペアリブ・タンドリーチキン・サラダ・お好きなカレー・インディアンティで1570円ですか!
ほ~、こりゃお得過ぎますね。
次は頼んでみたいなぁ。

さて、今月のカレーはこちら。



ザ・ポークカレー」。
おぉ~、ポークカレーですか。
こちらのお店ではなかなか珍しいスタイルですね。
しかも、ポークカレーの前に”ザ”を付けているところが
こちらのお店の自信と格をうかがわせます。
ということで早速注文。

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



こちらがカレー。



中央部分に豚バラ肉の塊がドカンと。
うぉっ、これそこらの角煮よりもデカイですよ!
ルーの中にはほうれん草の緑色が鮮やかに。
うーん、おいしそうですね。

それではいただいてみますか。



ルーは玉ねぎの甘みとトマトの酸味が絶妙なバランス。
以外にさらっとした口当たりですね。
が、豚肉からいい感じで脂が出ているので
ちょうどいい感じといえばいいでしょうか。

辛さはこちらの「デリー」程度。
ほど良い中辛といったぐらいですね。

が、なんと言っても特筆すべきはこの豚肉。
思った以上にかっしりとした歯応え。
食べ応えありますねこりゃ。
が、コンフィされていることにより
全然脂っぽくない
おぉ~、こりゃおいしいですね!!

ということで、堪能させていただきました。
次回は「今月のカレー 7月編」で!!


※前回までの記事はこちらです。

銀座「DELHI 今月のカレー5月編」

銀座「DELHI 今月のカレー3月編」

銀座「DELHI 今月のカレー2月編」

銀座「DELHI 今月のカレー1月編」

銀座 「グルガオン」

2007-06-17 | 中央区
samuraiです。

今日は銀座にある『グルガオン』というお店に行ってきました。



場所は銀座一丁目から有楽町方面にちょっと歩いた右手。
有楽町から来る場合は左手になりますね。
看板を見落としやすいので、注意して下さい。

お店は地下になっています。
青いタイル張りの壁を下っていくと、水がめなどが無造作に配置された空間に。
それでは、行ってみますか!



グルガオンとは、ヒンディー語で「さとうきび村」という意味を表すらしく
店内はインドの古民家のような感じと言えばいいでしょうか。

白い壁が押し付けがましくなくオシャレな感じで
落ち着いた印象がいいですね。
客層もOLさんが中心。
なるほど、こちらなら一人でも入りやすいですね。



さて、メニューはこちら。



ちなみにこちらは毎日日替わりで、
甘口・中辛・辛口の3種類のカレーが出ます。
ということで、「三色カレー(1000円)」をオーダー。
ナンとサフランライスが付きますが、
100円プラスすると「チーズクルチャ」にしてくれるので、それにしました。

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



ターリー皿に載ってカレーがやってきました。
今日の甘口は「ココナッツチキンカレー」、中辛が「ベジタブルカレー」、
辛口が「マトンカレー」だったのですが、
僕はマトンが苦手なので、ベジを二皿にしてもらいました。

まずは、チーズクルチャをいただきます。



ふわっふわの記事の中には、たっぷりのチーズ
しかもそのチーズの中には、ガーリックがたっぷりと。
おぉ~、上品なピザのようですね!
っていうか、これがまた困ったことにビールが欲しくなる味なんですよww。
あ~、お昼じゃなければ・・。
これだけで食べても、とても美味しくいただけます。
いやー、おいしいですね!!

さて、では、「ココナッツチキンカレー」を。



ルーはさらさらで、ココナッツミルクの風味を感じますが、
決して濃厚なわけではなく、生姜の風味が結構効いてます。
甘口といえど、ベタベタした甘さは全く皆無。
中の鶏肉も、しっかりとした下味が付いていて、柔らかく美味。
お~、おいしいですね!!

さて、お次は「ベジタブル」を。



具材は、玉ねぎ・にんじん・コーン・カリフラワー。
へ~、コーンってのは珍しいですね。
で、一口食べてみて驚きました
これ、サンバルじゃないっすか!!
え、ここは確か北インド料理店のはず。
何故に南インドの味が?

とここでふと気付いたんですが、
同系列の「ダバインディア」は南インド系列。
それぞれのコックの移動や、レシピの交換があっても不思議じゃない。
おぉ~、こりゃウレシイ誤算ですね。
ええ、おいしいですね!!

ということで、あっという間に完食。
このお値段で、カレー三色というのは大変お得感がありますね。
僕的には100円プラスして、是非「チーズクルチャ」を召し上がっていただきたいと思います。
味・CP含め、とても”グレードの高いお店”だと思います。
皆さんもお近くにお越しの際は是非!!


【お店情報】

グルガオン

住所:東京都中央区銀座1-6-13 銀座106ビルB1

電話:03-3563-0623

営業時間:11:30-15:00(L.O. 14:30)、17:00-23:00(L.O.22:15)

定休日:無休

銀座 「OLD DELHI(オールドデリー)」

2007-06-15 | 中央区
samuraiです。

今日は銀座にある「OLD DELHI(オールドデリー)」というお店に行ってきました。

場所は銀座和光の交差点から、銀座中央通りを東京方面に歩き
右手にあるメルサ銀座ビルの4階にあります。



こちらは本格的な北インド料理のお店。
今日はランチタイムでの訪問です。



60席ほどある店内は、テーブル席もありますがカウンター席もあり、
一人で来ても仲間うちと来てもよさそうな感じです。
客層は半分以上がOLさんってとこですか。

ウッディなテーブルと、広めの席の間隔が
落ち着いて食べれていいですね。

さて、メニューはこちら。



月水・火木・水土・日曜日でそれぞれカレーが変わります。
しかも、かなり種類が豊富。
これはウレシイですね。
今日は水曜に訪れたので、メニュー構成はこのようになってます。

エッグ(ゆで玉子入りカレー) 
ムルグサグ(ほうれん草とチキンのカレー)
チキンカレー 
シュリンプバターマサラ(トマト風味の海老カレー)
ベジタブル(トマト、ナス、ピーマンの野菜カレー)
コフタ(チキンの肉団子カレー)

おぉっ、コフタがありますね!
こりゃ珍しい。
ということで、ナンサフランライスフルーツのライタ(ヨーグルト)の付いた
CURRY LUNCH(1100円)」を「コフタ」で注文。
辛さは5段階から選べるので、今回は4辛ぐらいにしてみました。

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



ナンが大変独創的な形をしてますねぇ。
インドで食べたナンのような感じです。

カレーはこちら。



若干とろみすら感じさせるルーは、典型的な北インドタイプ。
おぉ~、期待出来そうですね。

それでは、いただいてみますか。



辛さ4だけあって、結構辛さが舌に感じられます。
が、ベースがそれほど辛くないんでしょうかですね。

ルーは玉ねぎが溶け出ていて、とろっとろ。
が、針生姜とコリアンダーの風味が爽やかにスプーンを進めさせてくれます。
ほ~、オリジナリティ溢れるスパイス使いですね。
肉団子はしっかりした歯応えを残しつつ、
こちらにもコリアンダーが入ってます。
つくねのように感じますが、それとは全く違った味。
焼き鳥好きの方には、是非食べていただきたいです。
材料が同じでも、こうも違うんですね。
おぉ~、おいしいですね!!

さて、デザートは「ヨーグルトライタ」。



こちらはプレーンタイプではなく、若干甘めのヨーグルト。
フルーツとよく合っていて、デザートには最適じゃないかと思います。
辛さに慣れた舌を優しくクールダウン

ということで、堪能させていただきました。
カレーの種類が多いのと、週に4回は変わるメニューとで
お客を飽きさせない工夫が随所に見られます。

ということで、こちらはオススメですよ
銀座散策の際には是非。


【お店情報】

「OLD DELHI(オールドデリー)」

住所:

銀座一丁目 「札幌DOMINICA(ドミニカ)」

2007-06-12 | 中央区
samuraiです。

今日は銀座一丁目にある「札幌DOMINICA(ドミニカ)」というお店を紹介します。



場所は銀座の柳通りを東京方面に進み、首都高をくぐったら左に曲がり
しばらく行った右手のビルの2Fにあります。



では、早速行ってみますか!

店内は山小屋風といった感じでしょうか。
ウッディな木の温もりがいいですね。
店内は4人掛けのテーブル席が3つに、カウンターが6席。
お昼時を少し過ぎたというのに、超満席です。
へ~、人気ですね。



さて、メニューはこちら。



まずは、スープのベースを選ぶというのが
こちらの独特のスタイルですね。
ちなみに、の三色のベースから選びます。
赤はまろやかなトマトベース、黄色は和風タイプ、黒がトンコツとのこと。
ほ~、珍しいですね。
ということで、僕は「」をオーダー。

そして、具材を選びます。
具材は、チキン・野菜・ポーク・トントロの4種類。
まあ、ここは定番の「チキン」をチョイスしときますか。

で、さらに辛さが選択可能なわけですよ。
1から10までの10段階から選べます。



まあ、ここは真ん中ぐらいの辛さを選択しときましょうかね。
ということで、5の激辛で。
いきなりこのお方のような無茶は出来ませんww。

さて、待つこと15分。カレーがやってきました。



レタスと水菜のサラダに、ライスがついてきます。
おぉ、ライスがサフランライスってのはウレシイですね!



カレーのルーは、さすが黒というだけあって漆黒の闇
具材は大きめの骨付き鶏モモ肉・ゆで卵半分・にんじん・ブロッコリー・フライドポテト・ピーマン・ナス・オクラ・かぼちゃ・ヤングコーン
さらに上には大量のねぎの輪切りが。
おぉ~、お野菜が多くていいですね。
上にねぎが載っているのも、大変独創的だと思います。
やっぱり、北海道はラーメン文化に根付いているのでしょうかw。

それでは、いただいてみますか。



さらっさらのルーは、一口目に唐辛子の辛さがガツンときます。
おぉ、辛さ5でも結構辛めですね!
ルーはさらさらですが、トンコツのコクが感じられ
それが野菜の甘みを上手に引き出していると思います。
野菜は、それぞれ生や素揚げなどそれぞれの味を引き出すように工夫されてます。

さて、では鶏肉を。



骨からほろほろと崩れるほど柔らかいお肉。
あっさりとした鶏肉は、スープのダシをよく拾い、
コクのあるスープと大変マッチしてますね。
いやー、こりゃおいしいですね!!

ということで、例によって汗がダバダバと。
初めての方はお店的なオススメのぐらいから試した方がいいかもしれません。
辛いものが好きな方はぐらいからイケるかと思います。

そして、食後は「杏仁豆腐」のデザートのサービス。



辛さに疲れた舌を優しく軟着陸させてくれる、爽やかな逸品。
いいですね、こういうサービスは。
女性のお客さんが多いのも頷けます。

ということで、これからの季節オススメですよ!
銀座の初夏の風に当たりながら、汗ダバダバのカレーを是非!!


【お店情報】

「スープカリー専門店 札幌ドミニカ 銀座店 」

住所:中央区京橋3-4-1 TM銀座ビル 2F

電話:03-3231-1347

営業時間:11:00~23:00

定休日:無休



銀座 「DELHI 今月のカレー 5月編」

2007-06-07 | 中央区
samuraiです。

最近フェスやら何やらが多くて、
すっかり記事上げが遅れておりました。
ということで、今日は銀座『DELHI』の「今月のカレー 5月編」を紹介します。
(もう6月なんですけどねww)



ちなみに、メモリーを吹っ飛ばしたため載せていませんが、
先月の4月のカレーは「マトンキーマ」でした。
辛さは「インド」ぐらいの辛さで、マトンの香りが強烈な逸品でした。

さて、今月のカレーはこちら。



ひとくち仔羊とサツマイモのカレー」。
ほ~、サツマイモ
これは珍しいですね。
ていうか、最近羊率がやけに高い気がするんですがw。

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



2cm角のブロック大の仔羊のお肉に、
これまた角切りのサツマイモ。
ルーは結構とろみがありますね。
それではいただいてみますか。



ルーは、コルマインドの中間ぐらいの辛さと言えばいいでしょうか。
このお店のレベルからすると中辛ってとこでしょうね。
仔羊の肉はかっしりとしていて、固めの歯応え。
それに素揚げされたサツマイモの歯応えも加わり、
絶妙なさくさくのハーモニー。

が、しかし。
敢えて苦言を呈さなければいけないのですが、
あまりにも塩辛い
ご飯と一緒に食べても、かなりのしょっぱさ
味自体は悪くないのですが・・・。
単に塩加減を間違えただけだったらいいのですが、
これがスタンダードだとしたら、ちょっと厳しいものがありますね。

えー、ということで今回はちょっと失敗だと思います。
来月(今月ですけどww)のカレーに期待してるので
頑張って下さい。


※前回までの記事はこちらです。

銀座「DELHI 今月のカレー3月編」

銀座「DELHI 今月のカレー2月編」

銀座「DELHI 今月のカレー1月編(スパイシーラムカレー)」






日本橋・三越前 「蔦カレー」

2007-06-04 | 中央区
samuraiです。

今日は日本橋にやってきました。

ということで、この辺りは高島屋や三越などのデパートが並ぶ
いわばデパートの激戦区。
周りの建物もビルばかりです。
が、その中に横のビルに支えてもらってやっと立っているといった風情の
蔦に覆われた建物が。



周りの風景から見ても、ここは明らかに異次元ww
いやー、なんでしょうか、この磁場がトチ狂った感じはw
しかも、このお店は『印度風カリーライス』というのが正式名称らしいですが
(これが正式名称ってのもどうかと思うんですがw)
蔦カレー』で通じてしまう怪しさww。
秘境探検隊としては、たまんないっすね!
それでは行ってみますか!

店内は日本人形や見たこともないカレーの缶が飾ってある
和風とも洋風とも言えない不思議な空間。
が、こちらのお店は終戦からもう60年ほど営業されているらしく
そのお店の格と歴史がそのまま刻まれている感じですね。
えーと、写真はNGのため、想像力を働かせて考えて下さいw。

で、一番重要なことを書き忘れてました。
こちらのお店にメニューはありません。
ていうか、メニューは「カレー(1200円)」のみです。
なので、店内に入ると「いっこ~」、「にこ~」、「さんこ~」
人数に合わせて、カレーの個数がコールされます。
ちなみに看板に「コーヒー」と書いてますが、
コーヒーを頼んでいる客は皆無ですww。

さて、テーブルに陣取りカレーを待ちますか。
で、水のチェイサーがこれ。



ちょww、やかんww
うーん、気取りがないというか、どーでもいいというかw。

さて、待つこと1分(早っ!)。カレーがやってきました。



普通のご家庭によくあるようなお皿の上には
まけ出たカレーがそのままに。
まあ、見栄え的には最悪ですねww



具材はかなり大きめのジャガイモ、さらに大きめのにんじん玉ねぎ豚バラ肉
付け合せは、なぜかタクアン
うーん、独創的ですね。

それではいただいてみますか!



一口口に含むと、直球で感じるチリ系の辛さが舌の上に来襲。
うぉっ、これかなり辛いですよ!
ルーは、かなりにんにくの風味が強めです。
ジャガイモはかなり大きいのですが、丁度良い茹で加減。
豚肉も煮過ぎてなく、かといって固いわけでもなく、
お肉の旨みをしっかりと感じ取れます。
うーん、おいしいですね!!

まあ、これを印度風かというと「?」ですけど、
大変独創的なカレーだと思います。
ある意味、スープカレーのようにも見えなくもないし、
お家のカレーのようにも見えないこともない。
このお店の空気感と同じく、いい意味で捉えどころがない、
摩訶不思議なカレーだと思います。

まあ、CPは決して良くはないのでアレなんですが、
この地磁気の乱れを感じたい方には、大変オススメですww
都会の真ん中で、異次元の風に抱かれる。
そんなランチタイムもいいですよ!!


※追記!!

こちらのお店は今週いっぱい(6月8日)で60年の歴史に幕を下ろします。
以前食べてまた食べたくなった方、まだ未訪の方、お急ぎ下さい!!
今週いっぱいですよ!!
ちなみに営業は昼のみですので、行かれる方は気合を入れてどーぞ!


【お店情報】

「印度風カリーライス」(※通称「蔦カレー」)

住所:中央区日本橋室町3-4-1

電話:不明

営業時間:昼のみ

定休日:土日祝

東銀座「CaliCari(カリカリ)」

2007-05-06 | 中央区
samuraiです。
今日は東銀座にある『CaliCari(カリカリ)』というお店を紹介します。

場所は、東銀座の駅から晴海通りを築地方面に進み、
右手にある京橋郵便局の横の道を右に曲がった左手にあります。
駅からは10分ほどでしょうか。



店内は地下1階と2階があるらしく、
階段にはオールドなヨーロピアン調のシャンデリア。



その佇まいは、まるでカレー屋というより
オシャレなクラブや、隠れ家バーのようです。

さて、階段を下りていくと目の前には一際目を引く大きなシャンデリアが。



あの・・・。
なんすかこれはw
もはや、内装からカレーの匂いは全く感じない。
ロココ調の宮殿のような感じと言えば伝わるでしょうか。

お昼時を外して行ったにもかかわらず、店内は超満員。
OLさんが8割ぐらいでしょうか。
この内装を考えると、女性ウケがすごくいいでしょうね。
しかも大通りから一歩入った所にありながら、
後から後から、行列が出来てます。
ほー、人気店なんですね。

さて、メニューはこちら。



どうやら大きく分けて、セットメニューとバイキングで分かれているようです。
バイキングが地下1階、セットが地下2階と住み分けがされてます。
うーん、どうしようかな。

まあ、せっかくなのでセットの方で行ってみますか。
ということで地下2階に下りていきます。



ということで、「ランチCセット(1200円)」を注文。
セットにはライスとナン、サラダ、ラッシーが付きます。
カレーが2種類選べるらしいので、
日替わりの「エビと豆腐のカレー」と「ミックスベジタブルカレー」をチョイス。

さて、待つこと15分。カレーがやってきました。



ナンはギーがたっぷりでもっちりふかふか。
ちょっと甘めの味付けでおいしいですね。
ライスはサフランライスです。

こちらが、日替わりの「エビと豆腐のカレー」。



こちらが「ミックスベジタブルカレー」。
これは辛口でオーダー。



さて、いただいてみますか。

まずは日替わりから。



一口目に感じる、エビの濃厚なテイスト
が、濃厚でありながら、かなりマイルド。
そして、この濃厚な味に淡白な豆腐がベストマッチ。
日本とインドのステキな融合。
考えられてますね。
ほ~、おいしいですね!!

さて、ベジタブルの方をいってみますか。



具材はインゲン、大根、にんじんなどが入ってます。
野菜類は店長さんのご実家から届くらしく、
新鮮な無農薬野菜がいただけます。
いやー、ランチでがっつり野菜がいただけるってのはいいですね。
うーん、おいしいですね!!

ということで、堪能させていただきました。
お店の雰囲気を考えると、お昼はランチで
夜はデートでと使い分けが効きそうですね。

まあ、敢えて言わせていただくならば、
エビと豆腐のカレーが少しぬるかったかなと。
豆腐を入れるというアイディアはいいのですが、
入れるなら、しっかり温めてから入れた方がいいかと。
あと、絹じゃなくて木綿の方がパニール感が出ていいと思います。
まあベジの方はしっかりあったかかったので、よしとしましょう。

ということで、この近くにお越しの際は、
こちらで優雅な一時はいかがでしょうか。
お店の雰囲気もいいですし、オススメですよ!
次回は、バイキングを試してきます。


【お店情報】

「CaliCari(カリカリ)」

住所:東京都中央区築地4-3-11 AQUAビルB1(←地図のってます)

電話:03-3545-4877

営業時間:11:30~15:30、18:00~23:00

定休日:日曜


東京・八重洲「Dhaba India(ダバインディア)」

2007-04-28 | 中央区
samuraiです。
今日は八重洲になる『Dhaba India(ダバインディア)』というお店を紹介します。



場所は東京駅の八重洲口を出て、一つ目の通りを右折し300mほど進んだ
鍛冶橋通りの手前の右手にあります。
この青いドアと白い壁が、チュニジアの風景を思わせ、
一瞬この猥雑とした東京駅周辺を忘れさせてくれます。



看板を見ていただいても分かるように、
ここは南インド料理の専門店。
のわりに、ナンやタンドールも出している懐の広さもウリなんですがw。

店内は5、60名は入るかという広さ。
青と白の落ち着いた壁の色が、街の喧騒を忘れさせ
静かな洞窟の中に我々を誘います。

ランチタイムをずらして行ったのですが、
店内はほぼ満員。
近隣のサラリーマンやインド人の団体などで賑わってます。



さて、今日はランチでこちらを訪れました。
メニューはこちら。



カレー3種で1000円も大変魅力的なのですが、
やはり、ここはミールスしかないでしょう!
しかもミールスはベジ・ノンベジとも同価格というサービスの良さ!
ほー、じゃあ今日はノンベジでいってみますか。
ということで、「ランチミールス(1200円)」を注文。

さて待つこと10分。カレーがやってきました。



ターリー皿の上には、どかっとプーリーがのってます。
そこに突き刺さるようなパパド
プーリーの下にはライスが入ってます。



そして、こちらがラッサムにサンバル、クゥトゥ



で、こちらがノンベジのカレー。
チキンマトンキーマです。



え?
当然で食べますよそりゃ。
ということでいただきますか。



ラッサムは酸味もかなりあり、辛さもしっかり。
おぉ~、バランスいいですね!

サンバルはかなり辛め。
が、辛さの中に野菜のじんわりとした滋味が感じられます。

クゥトゥはキャベツの味が染み出た優し~いお味。
野菜がたっぷり入っているのもいいですね。
上質のクリームシチューをいただいているようです。
いやー、おいしいですね!!

さて、チキンとマトンをいってみますか。

チキンは、柔らかくほぐれていて、
カレーの旨みをよく吸い込んでいます。
辛さは中辛といったところでしょうか。
カルダモンやクミンの風味もバランスよくていいですね!

マトンは、かなり荒めの挽肉の潰し具合。
こちらは結構辛口ですね。
マトンの風味がかなり強いので、僕はちょっと苦手ですが、
マトン好きなら、まず間違いないでしょう。

パパドやプーリーも標準店以上の出来栄え。
さすが、南インドの雄として名を馳せるだけのお店ですね。

ということで、全体的に大変”グレードの高いカレー”だと思います。
ここは再訪確実ですね!!
ランチだと、ディナーの半額以下でミールスがいただけるので、
ランチの訪問をオススメ致します。
皆さんもお近くにお立ち寄りの際は是非!!
次回はベジミールスいただきますよー!!


【お店情報】

Dhaba India(ダバインディア)

住所:東京都中央区八重洲2-7-9相模ビル1F

電話:03-3272-7160

営業時間:11:15-15:00、17:00-23:00

定休日:無休


有楽町・京橋「京橋屋カレー」

2007-04-25 | 中央区
samuraiです。
今日は京橋にある『京橋屋カレー』というお店を紹介します。



場所は、京橋の駅から銀座方面に下った首都高の高架の真下にあります。
ていうか、注意して歩かないと見逃してしまいそうな裏路地のビルの2Fにありますw。
京橋駅からは歩いて5分ぐらいでしょうか。



このおよそカレー屋とは思えない佇まいww
何か、ちょっとした料亭や小料理屋を彷彿とさせますね。

店内は木造りの暖かさを感じる内装。
全体的に和テイストが漂います。
お店はカウンター、テーブル席を合わせても10席ほどの小さなお店です。



お昼時を過ぎてから訪問したのですが、店内は半分ほど埋まってます。
こちらのオープンが2006年夏ということですから、
わずか1年経たずにこの人気ですか。
ほー、こりゃ期待出来そうですね!

さて、メニューはこちら。



野菜カレー・キーマ・京橋大根カレー・チキンカレーなどのメニューが並びます。
が、やはりここはツインをいただくしかないでしょう!
ということで、「裏ツインカレー(1400円)」を注文。

さて、待つこと15分。カレーがやってきました。



中央にご飯が配置され、その両サイドにカレーがのるスタイル。
付け合せはマッシュポテトに、ドライイチジクのヨーグルト



こちらが、「キーマカレー」。



荒めの挽肉と、グリーンピースの彩りがいいですね。
ルーは汁気のないタイプですが、ドライほどパサパサしていない。
ちょうどよい水加減ですね。

そして、こちらが「京橋大根カレー」。



こちらはキーマよりも少し水分が多い感じですね。
余談ですが、この辺りは昔大根市場で栄えたらしく、
その名残で、京橋という名を付けた大根カレーを提供しているそうです。
こういう地元を大切にする姿勢は好感が持てますね。

それではいただきますか。

まずはキーマから。



一口目に感じる爽快なカルダモンの風味。
この和風お店の内装からは全く想像が付かない
本格的なインド系のスパイス感じゃないすかっ!!
口当たりは結構辛めで、じゃりじゃりとしたスパイス感が楽しめます!
このスパイス感は「エチオピア」に通じるものがありますが、
それよりも汁気が少ないので、存分にスパイスの風味を楽しめます。
挽肉の旨みがぎゅ~っと凝縮されたお肉は
噛み締めれば噛み締めるほど、その旨みが舌にダイレクトに響きます。
うお~、こりゃおいしいですね!!

さて、お次は「京橋大根カレー」を。



大根は柔らかく煮込まれていて、存分にカレーの旨みを吸い込んでます。
先ほどのキーマがカルダモンがかなり感じられるのに比べて、
こちらはクローブの風味が鮮烈に感じます。
辛さはキーマと同レベルですかね。
直線的な辛さではなく、スパイスの複合的な効果で
じんわりと首筋に汗がにじむような感じと言えばいいでしょうか。
ルーは濃厚に見えますが、全くそんなことはなく
大根との親和性がかなり高いと思います。
うっは~、こちらもおいしいですね!!

カレーは双方ともかなりレベルが高く、
それを食べ比べられると、各々のカレーの深みが見えてきます。
確かに1400円という値段を考えると、CPは決していいとは言えませんが、
このお金を払う価値は充分にあると思います!!
大変”グレードの高いカレー”をいただきました。

ということで、こちらは大変オススメ出来ます
お値段は張りますが、それだけの価値はありますよ!
皆さんも有楽町や銀座散策の際に是非!!


・辛党さんの記事はこちらです。


【お店情報】

京橋屋カレー

住所:中央区京橋3-4-3千成ビル2階(←地図のってます)

電話:03-5203-2810

営業時間:11:30~15:00、18:00~21:00

定休日 不定休(土日祝は昼のみ営業)

銀座「DELHI 今月のカレー3月編」

2007-04-01 | 中央区
samuraiです。
今日は銀座にある「DELHI(デリー)」に再訪してきました。



ええ、目的はただひとつ。
「今月のカレー」をいただくためです。



まあ、まずは「生ビール」で喉を潤してと。
このおつまみに付いてくるナッツが、スパイシーでおいしいですね。



さて、今月のカレーはこちら。



大海老のベンガルカレー(1050円)」です。
なんか最近海老カレーの率がやたら高いのは気のせいでしょうかw。
あとは、「ジャルフレッジ(840円)」と「サフランライス(315円)」を注文。

さて、ビールを飲みながら待つこと10分。
まずは「ジャルフレッジ」がやってきました。



おぉ~、色鮮やか
具材はナス、トマト、オクラ、じゃがいも、ブロッコリー、カリフラワー、パプリカ、マッシュルーム、ひよこ豆、玉ねぎと盛り沢山。
クミンの鮮烈な香りに、にんにくのコク、トマトの酸味がたまりませんね。
インド風スパイス八宝菜”と言えばいいんでしょうか。
スパイスの風味に野菜の甘みがたまらないですね。
うーん、こりゃおいしいですね!!

さて、カレーもやってきました。
まず、こちらはサフランライスです。



パラパラで、大変カレーに馴染みやすい仕上がり。
うーん、おいしそうです。

さて、こちらが”今月のカレー”です。



大ぶりの車海老に素揚げしたジャガイモににんじんオクラにナスにピーマン
ほ~、見た目はスープカレーのようですね。

それではいただきますか。



お味はコルマよりも辛めで、インドよりは若干抑え目。
まあ、このお店の基準でいうとこの中辛ぐらいの辛さでしょう。
トマトの酸味とスパイスの風味が豊かで、
さすがという貫禄です。
いやー、おいしいですね!!

さて、海老をいただきますか。



ぷりっぷりの海老はカレーのソースに実によく合っています。
カレーのルーがさっぱりとしているので、
海老の甘さを引き立てますね。
こちらもおいしいですね!!

ということで、今回も大変堪能させていただきました。
次回は「今月のカレー 4月編」です。


※前回までの記事はこちらです。

・銀座「DELHI 今月のカレー2月編(ザ・チキンカレー)

・銀座「DELHI 今月のカレー1月編(スパイシーラムカレー)

銀座「蜂の家 銀座本店」

2007-03-30 | 中央区
今日は銀座の「蜂の家」というお店を紹介します。
場所は東銀座の駅を降りて、歌舞伎座の角を曲がり50mほど行った左手の地下にあります。
歌舞伎座のちょうど真裏の位置ですね。



こちらは、2007年1月に出来たばかりのニューオープンのお店。
が、本店は長崎にあるらしく、そちらはなんと1951(昭和26)年創業
すでにオープンしてから半世紀以上が経過しています。
中村屋」や「デリー」といい勝負ですね。



戦後間もない頃、バターや砂糖小麦粉などは大変貴重な存在だったのですが、
佐世保には米軍基地があったため、食材は比較的手に入りやすかったらしいです。
そういった経緯でこのお店は生まれ、今でも長崎の人に愛され続けているらしいですね。
では、早速行ってみましょう!



店内は細長いコの字型のカウンターのみ。
席数は10席ほどでしょうか。
こじんまりとしていますが、白壁が開放感があっていいですね。
おしゃれなカフェのようです。

さて、メニューはこちら。



ビーフカレー」、「チキンカレー」、「野菜カレー」、「ハヤシライス」。
うーん。
まあ、このお店の定番ということで「ビーフカレー(700円)」を注文。

さて、待つこと3分。カレーがやってきました。



見た目はまさに「ザ・カレー」って感じです。
いわゆる日本のスタンダードってやつですね。
ルーはとろみのある、基本的な洋食屋さんのカレースタイル。
ルーの中には、2cm大の角切りの牛肉が2切れ。



それではいただいてみますか。



まず一口目に感じるのは、チャツネのコクと甘さ。
いや、これかなり甘いですよ。
辛さは4段階のうちの3段階なんですが、全く辛さを感じません。
典型的な昔の洋食カレーですね。
松本楼」とか「ヨシカミ」とかにかなり近いものがあります。
ビーフの濃厚なダシに、チャツネのコクが混ざり合って
でも、あまりもたれた感じはありません。
牛肉もよく煮込まれていて、しっかり味が染み込んでいます。
おいしいですね!!

で、この甘さを僕なりに考察してみたのですが、
長崎では昔からご馳走は”甘い”らしいです。
つまり、裏を返せば”甘くなければご馳走じゃない”ということです。
(これはホントです。)
なので、皿うどんとかも長崎で食べると大変甘いので
地元の方はウスターソースを入れて食しているとのこと。

戦後すぐに産声を上げたこのお店。
その当時、こちらのカレーをいただくという行為は、
まさにハレの日のご馳走だったのでしょう。
それが、この甘さに裏打ちされている気がします。

スパイシーなカレーが好きな方には、こちらのカレーは不向きでしょうが、
辛いのが苦手な方や、ご年配の方にはウケがいいと思います。
まあ、歌舞伎座の裏というご年配の方の多いベストスポットにお店を構える辺りが
きっちり客層を読み切っているなという感じですね。
まあ、辛いものが苦手な方はお近くにお立ち寄りの際にどうぞ。
日本の古き良きカレーがいただけますよ。

ちなみに、こちらのお店のもうひとつの名物は「シュークリーム」らしいです。
(これは佐世保本店にしか売ってませんが)
やっぱ、甘いんですねww。


【お店情報】

「長崎カレー 蜂の家銀座本店」

住所:東京都中央区銀座4-12-7 B1

電話:03-3547-0810

営業時間:11:00~21:00(LO.20:30)

定休日:無休



銀座「DELHI 今月のカレー2月編」

2007-03-05 | 中央区
今日は銀座「デリー」の”今月のカレー 2月編”を紹介します。
(ってもう3月ですがw)



お昼時を外して行ったにも関わらず、店内は結構人が入ってます。
この辺りはさすが老舗の貫禄と言えますね。



さて、今月のカレーはこちら。



鶏肉をコンフィをにして素揚げをしたものが丸ごと1本。
ほー、これはおいしそうですね!

まあ、カレーだけというのもアレなので、
今回は以前から気になっていた前菜を頼んでみることにしました。
バルワベイガン」というものです。
揚げナスのライムクリームソース添えだそうです。

さて、待つこと15分。まずはナスがやってきました。



ズドン。
でかっ!!
軽く5cm以上はあるでしょうか。



通常の揚げナスを想像していたので、これにはかなり驚きました。
とりあえず、割ってみましょう。

表面の皮はパリパリで、中はもうとーろとろ
上品な角煮を見るような思いですね。
では、いただいてみますか。



真っ赤なソースがかなり辛そうに見えるんですが、
あれ?
( ゜д゜)
全然辛くない。
店員さんに聞くと、パプリカのソースらしいです。
とろとろのナスの身に、サワークリームの爽やかな酸味が合いますねぇ。
こりゃおいしいですね!!

さて、カレーがやってきました。



今回も「バスマティライス」を併せて注文。



付け合わせはアチャールにインディアンピクルス。
ここのアチャールは、ホントうまいんすよ。
さらに、付け合わせにチーズが増えてます。



で、それをライスの上に盛り付けてと。



カレーはこちらです。



まず大ぶりの鶏肉に圧倒されます。
それに丸ごとの湯むきされたトマトに、丸ごとのオクラ。
うーん、一瞬スープカレーのように見えますね。
それでは、いただいてみますか。



まずはルーを一口。
一瞬の甘さの後に、重層なスパイスの折り重なりを感じます。
そして、その後にやってくる刺激的な辛さ。
おぉっ、どうやらベースは「カラヒ」のようです。
いやー、おいしいですね!!

では、鶏肉を崩していただいてみますか。



表面がカラっと揚がった鶏肉は、それだけでも充分おいしいのですが、
それがまたカレーにコクを与えて。
これだけだと、くどくなりがちに思われますが、
生のトマトの爽やかな酸味のおかげで、全く重さを感じない。
大変計算されつくされた具材のバランスだと思います。
うっは~、おいしいですね!!

見た目はスープカレーのように映りますが
これは全くの別物
いい意味で裏切られました。
創業半世紀を越えながら、新しいものを貪欲に取り入れつつ
一切の妥協を許さない。
老舗が老舗たる所以ですね。

ということで、今月も大変堪能させていただきました。
次回は「今月のカレー 3月編」です。


※前回までの記事はこちらです。

・銀座「DELHI 今月のカレー1月編(スパイシーラムカレー)



銀座「カイバル」

2007-02-23 | 中央区
samuraiです。

今日は銀座の「カイバル」にやってまいりました。



こちらは「ダバインディア」、「グルガオン」といった有名店の系譜を受け継いでいるお店。
お店のウリはタンドール料理だそうです。
では、早速行ってみますか。

店内はイスラムの古いモスクを思わせるような造り。
白い石の壁と、半ドーム状になった天井が異国情緒を感じさせます。
照明も落ち着いた感じでいいですね。
ただ、若干暗すぎる感じも否めませんが。



ちなみに僕は仕事が終わってから駆け付けたのですが
どうやら皆さん、すでにこちらが3軒目らしく。
19時半にすでに3軒目ってあんたw。

まずは、各時ワインやビールで乾杯を。
僕は今回は「ゴールデンイーグル」をチョイス。
これ、あんまり置いているお店が少ないんでウレシイですね。



で、ここからはフラッシュ禁止と酒のため、写真がブレブレになっておりますが、
想像力を働かせて、ご覧下さいww
だって、この猫ちゃんが”飲んでくれ”って言うんですものw。
かわいいボトルですねーこれ。



前菜は「牡蠣のコンソメゼリー寄せ」。



冷製のコンソメゼリーの中に、ふるふるの牡蠣が。
おぉ、インド料理というよりはフランス料理のようですね。
へー、珍しいですねぇ。

こちらは「チーズクルチャ」。



パン生地の中に、チーズがこれでもかと詰まってます。
しかもにんにくがたっぷり!
このチーズがとろとろで、またうまいのなんの!
これはビールに合いますねぇ。



で、やはりタンドールがウリであれば、頼まない訳にはいかないでしょう。
ということで、「ミックスタンドール」と「ビーガンタンドール」のセットを注文。

さて、待つこと20分。タンドールがやってきました。

こちらはミックス。



ミックスの方は、チキンが2種、エビ、ケバブ、カッテージチーズなど。

で、こちらが「ベジ」。



ベジの方は玉ねぎ、トマト、ピーマン、カッテージチーズ、カリフラワーが入ってます。

スパイスの配合は、各素材によって丁寧に変えてあり、
その素材の持ち味を最大限に引き出すように調合されています。
うーん、匠の技ですね。
おいしいですね!!

さて、当然カレーを頼まなくては。
こちらのカレーは全部で8種類。
カイバルバターチキン・バタープラウンマサラ・マトンコリアンダー・マトンラダ・フィッシュアムリッツァーク・サグパニール・ベイガンパルタ・ダル」です。
それを「あ~、上から全部持ってきてw!」と頼むVaderさん。
まさにカレー大人買いww

が、ここで辛党さんの目がキラリと。
「あ、ひとつ激辛にして下さい。」と爽やかに言い放ちました。
店員さんが「ホントニカライヨ、ダイジョウブ?」と言ってましたが、
「あー、いいから10辛ぐらいで持ってきて!」と。

ということで、カレーがやってきました。
どうやら辛い順番に並べて行ってくれたらしいのですが、
もう、どれがどれやらww
しかし、8種類のカレーが一度に並ぶ様は壮観ですねぇw。



で、辛党さんの注文した激辛の「マトンラダ」を一口いただいてみることに。
重層的なスパイスの香りが鼻腔の奥に抜けた後、
舌の上に落雷のような青唐辛子の衝撃が。
うっは~、辛い!!
Σ(゜Д゜;)

一口口に含んだだけで、頭のてっぺんから汗が滝のように。
うーん、容赦ない辛さですねこれ
僕的には全く無理ですw。

が、全員がこの辛さに苦悶の声を上げる中、
「辛さが足りない。」と一人の漢が驚愕の神発言を。
なにいぃ!?
すかさず店員さんを呼び、「これの倍辛いやつ下さい。」という無茶ぶりを発揮。
マジですか!?
(゜Д゜;)

で、やってきたものがこちら。



あの・・・。
何か匂いだけで目に沁みるんですけど・・・。
(つд⊂;)
それを額に汗しながら、黙々と食べ続ける辛党さん。
何かこう、己の限界に挑戦するアスリートのようですww。
まあ、せっかくですから一口もらってみました。

・・・ぐっへぇ━━(゜Д゜;)━━━ぇ!
何ていうんでしょうね、辛いとかアツいとかを通り越して、”痛い”w
何か、涙が出てきましたw。
もはや僕にとっては罰ゲーム以外の何物でもありません。

さすがに辛党さんも途中でギブアップの札を。
まあ、この前にも大量に食べてますから、致し方ないのかもしれませんね。
次回、是非リベンジしていただきたいものです。

で、後はもう例によってのどんちゃん騒ぎですよww。
ご一緒した皆様、どうもありがとうございました!!

※curryvaderさんの記事はこちらです。


【お店情報】

「インドタンドール料理の店 カイバル」

住所:中央区銀座1-14-6 銀座1丁目ビル1F

電話:03-5159-7610

営業時間:11:30 - 15:00 / 17:00 - 23:00

定休日:年末年始

銀座「DELHI 今月のカレー1月編」

2007-01-30 | 中央区
samuraiです。
今日は銀座にやってきました。
そう、目的はただ一つ。
「DELHI」の”今月のカレー”をいただくためです。



創業半世紀を迎えるこのお店、定番メニューも大変レベルが高いのですが、
そこに飽き足らず、常に新しい味を模索する。
その向学心溢れる企業姿勢には、頭が下がりますね。



そして、満を持して放たれる”今月のカレー”はこちら。



スパイシーラムカレー(940円)」。
角切りのラム肉とチャナ豆のカレーらしいですね。
ほ~、珍しい組み合わせですね。
後は、「サフランライス(315円)」と「クルチャ(525円)」を注文。

さて、待つこと5分。カレーがやってきました。



こちらはクルチャです。



うーん、おいしそうですね。
それではいただきます。



まずは、ルーを一口。
おぉっ、かなりスパイシーな辛さですね。
辛さ的には、こちらの「インド」ぐらいの辛さでしょうか。
ルーにはココナッツミルクがふんだんに使用されていて、
濃厚でありながら、さらりとしています。

角切りのラム肉は、スパイスに漬け込んでから香ばしく焼き上げているらしく
臭みもほとんど感じません。
チャナ豆の優しい甘さが、カレーの辛さをより引き出しています。
うーん、おいしいですね!!



サフランライスは、バスマティライスを使用しているらしく、
これまた美味。
パラパラとしていて、カレーに大変合ってます。

クルチャも当然焼きたて。
独特のもちもちとした食感があり、食べ応えがあります。
まあ、こちらのカレーにはライスの方が合ってますかね。

というわけで、大変グレードの高いカレーでした。
いやー、これが毎月”タダ”でいただけるとは。
(ライスやナンは別料金ですが)
ありがたい話です。
(* ´∀`)

ということで、こちらはシリーズ化していきますので
次回は「今月のカレー2月編」をお楽しみ下さい。