BOOK、CDなど

1 BOOK、CD、DVD、LP、コンサート、音楽鑑賞サークル、筋トレ等のメモ
2 失念防止のためのメモ

自民への批判相次ぐ=野党「横暴」「党利党略」-参院選改革 (時事通信社 2018/07/15)~

2018年07月16日 | ネット・ニュースなど

自民への批判相次ぐ=野党「横暴」「党利党略」-参院選改革

(時事通信社 2018/07/15)~多数決が民主主義の原則。衆議院選挙、参議院選挙で勝利すればいいだけ。政権を取って新たな公職選挙法改正案を示し採決すればいい。野党は、選挙に勝利できるかな? 

 与野党は15日のNHK番組で、参院議員定数を6増する自民党の公職選挙法改正案について議論した。与党側が自民案への理解を求めたのに対し、野党側からは参院での採決を強行した自民党に「横暴」「党利党略」などの批判が相次いだ。

 自民党の愛知治郎参院議員副会長は、与野党の合意形成ができなかったことについて「大変遺憾だ。多数を持つ政党として責任の重さを痛感している」と釈明。その上で「来年の参院選で実施するためには、今国会での法制化がどうしても必要だ」と述べ、会期内成立を訴えた。

 定数増には世論の反発もある。公明党の西田実仁参院幹事長は、ペーパーレス化や公用車の見直しによって参院全体の経費を削減することは可能だと主張した。

 一方、立憲民主党の蓮舫参院幹事長は「民主主義の土台である選挙制度でさえ、自民党の数の力で通されるのであれば、横暴極まりない」と非難。共産党の山下芳生副委員長も「自民党の思惑だけで数の力で変えるならば、議会制民主主義が壊れる」と強調した。

 自民案にも批判が集中した。国民民主党の舟山康江参院国対委員長は「自分たちの都合だけで勝手な案を出してきた」と語り、希望の党の松沢成文代表も「比例代表でも新たな1票の格差を生んでしまい、選挙制度としては最悪だ」と指摘した。

 

多数決が民主主義の原則。
衆議院選挙、参議院選挙で勝利すればいいだけ。
政権を取って新たな公職選挙法改正案を示し採決すればいい。
野党は、選挙に勝利できるかな?

この法案のためだけの目的で野党を選択する人はいない。
鳩山政権 ×が50個
菅内閣 ×が100個、最悪
野田内閣 ×が50個
安倍政権 〇2個、経済と外交 ×は、観光政策

私は、都道府県単位でいいと思っている。
都道府県で1人のみ、例外は東京だけ4人とか。
一票の格差なんてどうでもいい。
一票格差が10倍に拡大しても、議員が100人なら許すね。

衆議院50人、参議院50人、合計100人。
議員の歳費、文書交通費など1人3000万円。
100人×3000万円=30億円でいい。
国会議員が多過ぎる。

私に誰だれも賛成しない。
私の周囲の人は、気にしていない。
自分の生活が優先。
騒ぐのは、左翼と左翼系マスメディアかな。

時事通信社は、左翼系なのでフェイク・ニュースの可能性もある。
自民党の参院6増で一票格差の是正に賛成が多数かもしれない。
事実の報道がないので不明。

内地は猛暑らしい。
07/14の朝晩、寒くてストーブ点火した1.0H。
07/15の朝もストーブ点火1.0H。
07/16の朝は、寒くはなかった。

07/16・月の天気予報、23度、16度、曇り一時雨。
07/17・火の天気予報、23度、15度、曇。
07/18・水の天気予報、19度、15度、曇。
07/19・木の天気予報、22度、16度、曇。
07/20・金の天気予報、24度、17度、曇。
ということで、最高気温25度以上の日はゼロ。曇りの日ばかり、太陽が出ない。

内地の気温と10度から20度も違う。

net news 麻生氏、再び持論展開=自民支持は「新聞読まないから」 (時事通信社 2018/07/06)~当然。テレビ、新聞は、左翼側に偏向している。時事通信社も左翼系。

2018年07月16日 | ネット・ニュースなど

麻生氏、再び持論展開=自民支持は「新聞読まないから」

 
(時事通信社 2018/07/06)~当然。テレビ、新聞は、左翼側に偏向している。時事通信社も左翼系。私もテレビを見なくなった。新聞は、一応読むけど、見出し程度。ネットだね。
 

 自民党の麻生太郎副総理兼財務相は6日、前橋市で講演し、30代前半までの若年層で同党の支持率が高いとの認識を示した上で、「新聞を読まないからだ」と語り、改めて持論を展開した。「新聞からは営業活動の妨害になるのであまり評判がいい話ではないが事実だ」とも主張した。

 麻生氏は先月24日にも新潟県新発田市の講演で、「新聞を読まない人たちは全部自民党(支持)だ」と述べ、野党から批判を受けていた。

 

当然。
テレビ、新聞は、左翼側に偏向している。
時事通信社も左翼系。
私もテレビを見なくなった、まともでない。
新聞は、一応読むけど、見出し程度。
ネットだね。
いろいろ、実態が分かる。

私の基本は、原始共産主義。
みんなで労働、みんなで分配。
共産党貴族は、容認しない。
委員長、書記長も特別な取り扱い、特権はなし。
組合貴族、組合幹部は、容認しない。
組合貴族、組合幹部の特権もなし。
特権がないのに懸命に指針、方針を決定し、頭脳を酷使しないとならない。
大変だよ。
公平が原則。
健常者も、障害者も適材適所で、それなりの活躍の場を…
一切の特権はなし。
原始共産主義を標榜する政党がないので、諦めている。
従って、支持政党は、なし。

現実の生活は、資本主義を尊重し、個人主義、享楽主義。
1 自分と配偶者が大切
2 自分の仕事が大切(リタイアしたので、現在は仕事なし、除外)
3 自分の居住地、北海道が大切
4 飲む、打つ、買う、楽しく生きる 
 
以前の日本社会党は、労働者の賃金上昇、労働環境の改善に寄与していた。
日本社会党は、組合貴族が存在したが、そこそこの成果を示した。
私は、支持していないが、それなりの評価をしていた。
村山富市氏が自己の欲望に負けて、日本社会党を崩壊させた。
左翼政治家は、嘘つきが多い。
村山富市氏もその一人。
村山富市氏は、嘘つき、国民を騙した。
自衛隊は、違憲と言っていた。
首相になったら、式典で祝辞。
私の中では、1番の嘘つき政治家。

立憲民主党は×
代表の枝野幸男氏も嘘つき政治家。
私の中では、5番目に位置する嘘つき政治家。
原発事故の際、民主党政権で官房長官、「直ちに、健康被害はありません」と公表。
放射能汚染を容認した。
私が福島県人なら、被ばくの被害で損害賠償訴訟を起こす。
私は、福島県人でないし、関係ないから静観。

国民民主党は×
烏合の衆。

社会民主党は×
福島瑞穂氏を支持する層っているんだね。

維新の会△、議員報酬を削減政策で◎、他はイマイチ

公明党は×、宗教政党なので×

日本共産党は×、一党独裁で×、党員貴族の存在で×

自民党の経済政策は◎
外交政策は◎
観光政策×、訪日外国人が多すぎる×、ホテル代が高騰で×
外国人労働者政策×、治安悪化の方向で×
憲法改正が遅いので×

GHQの意向で沿って、GHQの決裁を受けて制定された憲法、意味が分からない。
GHQの方針のための、GHQに承認よる、GHQ憲法と感じている。
憲法学者は、どう感じているのかな?
左翼的でないと生き抜けないからね。
私は、日本国憲法と言えないと思うけどね。

自衛、防衛のための軍隊は、必要と思う。
自分の家には、外部からの侵入を防ぐための対策、措置はすると思う。
施錠(鍵)、防犯カメラ、バットなどそこそこの準備は、必要と思う。
 
私は、選挙に行かない。(1回だけ、25歳のとき)
国民が選択した、政権に全て付託する。
静観するだけ。
安倍政権が満足なら、国民は継続を希望する方向で投票するだろう。
野党政権が希望なら、野党に投票するだろう。
私は、安倍政権に対する小さな不満を持っている。
けれど、野党はね……
不満をブログでブツブツ。

古賀茂明「西日本豪雨でも酒宴 火事場泥棒の安倍政権が民主主義を破壊」 (AERA 2018/07/16)~

2018年07月16日 | ネット・ニュースなど

古賀茂明「西日本豪雨でも酒宴 火事場泥棒の安倍政権が民主主義を破壊」

 
(AERA 2018/07/16)~この記事の意図、動機は? 死刑執行について、内閣が忖度したら危険でない? 決定事項と思う私。 
 

 西日本を襲った記録的豪雨により、死者が200人を超えた。行方不明者の数も多数だ。

 気象庁が臨時の記者会見を行い、記録的な大雨となるおそれがあるとして厳重な警戒を呼びかけたのが7月5日の午後2時。最悪の場合には、かなりの災害になることは、政府関係者には予想できた。テレビの報道番組や天気予報でも、その日の夕方から、繰り返し、視聴者に注意喚起をしていた。

 そんな状況下の5日夜、安倍総理を囲んで自民党議員が大宴会を開いていたことを自民党議員自らがツイッターなどで大々的に拡散するという不祥事が起きた。詳細は省略するが、例えば、片山さつき参議院議員は、「今日は27回目の #赤坂自民亭 @議員宿舎会議室、若手議員との交流の場ですが、#安倍総理  初のご参加で大変な盛り上がり!内閣からは#上川法務大臣 #小野寺防衛大臣 #吉野復興大臣 党側は  #岸田政調会長 #竹下総務会長 #塩谷選対委員長、我々中間管理職は、若手と総理とのお写真撮ったり忙しく楽しい!」とツイートして盛り上がっていた。

 片山氏は政治的には、ほとんど存在感のないただの議員だが、もっと罪深かったのは、官邸の要職に就いている西村康稔官房副長官のツイートだ。こちらも、「今夜は恒例の自民亭。衆議院宿舎の会議室で、月一回食べ物やお酒を持ち寄り、党幹部と若手議員のざっくばらんに話す懇親会。選挙区の悩みを相談したり、地元の名産PR。今日は、安倍総理、岸田政調会長、竹下総務会長が勢揃い。和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を取り放題!正に自由民主党」と無邪気にはしゃいでいた。

 官房副長官は、官邸で、総理や官房長官を補佐する重要なポストだ。本来であれば、安倍総理に対して、「今日は大きな災害が発生するかもしれないので、お酒の席は避けていただいた方が良いかと思います」と進言するべき立場にあったが、今の安倍政権では「YESマン」と「よいしょマン」だけが重用される。自ら宴会の模様を拡散して、大ひんしゅくを買い、結局謝罪に追い込まれた。

「先憂後楽」という言葉がある。新明解四字熟語辞典(三省堂)によれば、「常に民に先立って国のことを心配し、民が楽しんだ後に自分が楽しむこと。北宋の忠臣范仲淹(はんちゅうえん)が為政者の心得を述べた言葉」とある。今回、安倍総理らは、まず、自分たちが楽しむことばかり考え、国民が大災害で苦しむ姿を見て、慌ててそれを憂うふりをした。「先楽後憂」の政治だ。明らかに国の指導者として失格だということを示している。

■オウム死刑執行をショーにした安倍政権

 西日本で大水害が広がる7月6日の朝、オウム事件の死刑囚のうち7名の刑が執行された。日米を除く先進国や多くの途上国も含めて、今や、死刑廃止が大きな流れとなる中で、世界中から批判され、また大きな関心を集めたが、7人の大量処刑ということの他に、二つの点に驚いた。

一つは、事前に情報が漏れたと思われること(後述)。もう一つは、その前夜、前述の自民党の大宴会に安倍総理と上川陽子法務相が出席して酒を飲んでいたことだ。

 特に、後者については、私は、ほとんど信じられない思いになった。

警察官や検察官が、取り調べ中の被疑者が自殺した場合、大変なショックを受けるという。貸付先の中小企業の社長などが借金苦で自殺した時の銀行マンも、自責の念に囚われてノイローゼになる人もいると聞いたこともある。自分が決定したことでなくても、大変な精神的ショックを受けるのだ。

 総理あるいは、法務大臣として、オウムの死刑囚に対して、今やらなければならないというわけではないのに、自ら、7人もの生きている人間を殺せという命令を下す。その執行前夜に、どんな心境になるのか。その精神的重圧はどんなものか。

 死刑のことは知らない議員たちと、「楽しいね」と酒を酌み交わすなどという気持ちには、絶対にならないはずだ。

 普通の人間なら……だが。

 やはり、安倍総理もその取り巻きも、どこか精神を病んでいるとしか思えない。

 7名のオウム元死刑囚たちの死刑執行の異常さは、歴史に残るものだった。これまでは、静かに死刑を執行し、その後で公表するというのが通例だったが、今回は全く違った。6日午前8時40分過ぎ、TVキー局がほぼ同時のタイミングで、麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の死刑執行手続きが済んだという報道を始め、その後も他の6人の執行手続き、7人の死刑執行の報道がほとんどリアルタイムで流れた。まるで、「死刑執行ショー」の場外実況中継だ。

 安倍総理は、右翼の支持層に対して、総裁選前に、毅然とした強いリーダーという印象をあらためてアピールしたいという意図でこれを行ったという解説がなされている。NHKは、死刑執行前の7時ごろ、執行に立ち会う検察関係者が東京拘置所に入るのを撮影し、死刑執行後にそれを放送したということだ。政府が、確実に大きな報道にしようとしてリークしていたことがわかる。

 ただ、私には、どうしても理解できないことがあった。死刑執行がなぜこの日なのかということだ。単純に考えると、カジノ法案、参議院の定数6増法案など、国民に評判の悪い法案を通していくために、報道ジャックをして、国民の関心を国会からそらそうと考えたということかもしれない。しかし、そうであれば、普通は、法案が成立する最終段階で、例えば、強行採決に合わせて死刑執行を行えばよいはずだ。6日にやってしまうと、数日はこの話で盛り上がっても、その後国会で法案審議の山場を迎えた時には、新たな目くらまし弾が必要になる。

■加計学園「総理案件」再発封じか?

 また、死刑執行が、元々予定されていた安倍総理の欧州訪問(後に中止)直前だったということも腑に落ちない。EUとのEPA(経済連携協定)の署名式が予定され、記者会見では、死刑反対が常識となっている欧州諸国の記者から強い批判が出ることを政府は十分認識していたはずだ。総理が帰国してから、国会での法案強行採決に合わせて執行する方がずっと安全で効果的だったのではないか。

 ここから先は、全くの仮説だが、安倍総理には、実は、もっと他に隠したいことがあったのではないだろうか。それは、文科省の佐野太前科学技術・学術政策局長の受託収賄事件の関係で出てきた事実だ。

 佐野前局長の逮捕は、7月4日だった。この時、マスコミは一斉にこの事件に飛びついた。ちょうど、参議院でカジノ法案の審議が始まる直前のタイミングだったので、また「えさ」を撒いたなと思った。しかし、翌5日に、野党が文科省のヒアリングを行った時、ある事実が明らかになった。

それは、文科省前局長が東京医科大学に便宜供与した「私立大学研究ブランディング事業」の助成対象に、加計学園系列の千葉科学大学と岡山理科大学が選定され、しかも、募集要項に書いてある2千万~3千万円という金額よりもはるかに多い金額の補助金をもらっていたということだ。選定されたのはこの事業が始まった2016年度で東京医大は落選した年だ。198校中40校、約5倍という難関をパスしたのだ。実は、この事実は、17年12月に東京新聞が報じていたのだが、その時は、事業選定に疑いをかける根拠がなかったので、他紙は追随せず、ほとんど知られずに葬り去られてしまった。

 しかし、今回は違う。東京医大の選定にあたって不正が行われていたということは、他の大学でも不正があり得るということを示すからだ。1法人から2大学、金額も平均をかなり上回るという事実と、安倍総理が補助事業選定の時期に加計孝太郎氏と頻繁に会食やゴルフをしていたということを重ねれば、誰でも特別に優遇されたのではと疑うだろう。文科省が選定の審査会の議事録がないとしているのもいかにも怪しいという心証を与える。

 私は、これを知った瞬間、加計学園の獣医学部と同じことが起きる可能性があると思った。

 文科省内では、選定過程でいろいろな資料が作られているはずだ。その開示を求めても、「存在しない」「廃棄した」「大学の研究の秘密に関わるから開示不可」という理由で非公表とされるだろう。しかし、実際には必ずそのような資料は存在し、複数の官僚がそれを持っている。マスコミが本気で取材すれば、これらの資料がリークされて、また、「怪文書」騒ぎが起こり、最後は、本物だという展開になる可能性は十分にある。「総理案件」という言葉が出るかもしれない。そうなったら、安倍政権は、本当の危機を迎え、秋の総裁選で、石破茂氏が一気に浮上する。そんな展開さえあり得る。

 安倍総理から見れば、この話は、完全に消さなければならない不都合な真実だ。国会が終わるまで、何とか、マスコミや野党の追及を避けられれば、逃げ切りは可能。そう考えて、本件の出だしのところで、完全に報道をシャットアウトしたいと考えた。そこで、かねて大きな危機が来た時に備えて、切り札として準備しておいたオウムの死刑執行を急いで実行に移したということはないだろうか。

 結局、東京新聞と毎日新聞が、国民民主党の山井和則議員の発言を引用する形で短く触れたのを除けば、大手全国紙やテレビは、この件を報じなかった。

 安倍総理の自民党総裁3選が堅いというコンセンサスでまとまった大手メディアは、官邸の意向を忖度しているのかもしれない。マスコミが取材しなければ、文科省から真相に迫る情報が出て来る可能性は低い。結局、安倍総理の目論見通りに行くのだろうか。

■参議院定数6増法案、参議院で可決で民主主義終了

 西日本の水害の被害が拡大する中、自民党の火事場泥棒的な動きが際立っている。

 まず、カジノ法案が7月6日に参議院で審議入りとなった。この法案の主管大臣である、石井啓一国交相は、災害対策で最も重要な役割を担う大臣だ。その大臣を国会に張り付けるとは、どういうつもりなのか。カジノ法案には国民の過半が反対している。被災者に限らず、国民が望んでいるのは、行方不明者の捜索と被災者支援に政府が全力を注ぐことだ。石井国交相があくびを押し殺すのに必死という姿が映し出されるのを見れば、やはり、今はカジノ法案を審議している時ではないということは明らかだ。こんな火事場泥棒的なことは今すぐやめてもらいたい。

火事場泥棒といえば、参議院の定数6増法案も11日に参議院で可決され、衆議院に送付されてしまった。これで、今国会での成立の可能性が極めて高くなった。この法案の内容の解説は、省略するが、一言で言えば、参議院で合区された高知・徳島、鳥取・島根の選挙区で、立候補できなくなる自民党議員の当選を確実にするためだけの法案である。

 もちろん、世論調査では、大部分の国民がこの法案には反対だ。「自民の、自民による、自民のための」法案をこの大災害のどさくさに紛れて通してしまうとは。自民党議員には良心というものがないのだろうか。

 国民の権利として最も重要な参政権の行使について、政権与党が恣意的に自分たちの都合の良い仕組みに変えられる。民主主義が機能する最低限の条件を破壊する行為が堂々と進められている。ついに民主主義の終わりが始まったと考えた方がよさそうだ。

■火事場泥棒の「国土強靱化」

 7月11日付の日経新聞電子版に「国土強靱化、予算の焦点に 老朽インフラ更新急務 」という記事が大きく掲載された。フォームの終わり

「西日本を襲った記録的豪雨など自然災害の頻発を受け、インフラの災害対策を進める国土強靱化が政府の予算編成の焦点に浮上してきた」という内容だ。

 10日の自民党役員連絡会終了後の二階俊博幹事長の記者会見では、「防災はいくらしてもしすぎることはない。どれだけしてもまだ足りない」という発言が飛び出した。

 国土強靱化は二階幹事長が主導する第2次安倍政権のバラマキ装置の代表。18年度当初予算では3.7兆円だが、この大幅増額を狙う動きである。

 しかし、今回の災害で死者・行方不明者が200人を上回ったのは、避難が遅れたことが大きな原因だった。宴会開始前、明るいうちに避難指示を出しておけばかなりの人たちが助かったはずだ。そうした政府側の落ち度について反省することなく、いたずらに予算増額をするだけでは本当の防災にはならない。

 これから西日本では膨大な復旧工事が必要となるが、今、建設土木業界は、人手不足と資機材の高騰などに苦しんでいる。こんな時こそ、予算の単純増額ではなく、むしろ、緊急性の低い予算を凍結して、その分を被災地復興に充てるべきだ。そうすれば、人が足りない、ダンプが足りない、コンクリートが足りないという事態の緩和につながり、真の復旧支援に役立つだろう。

 自民党が「国土強靱化で予算大幅増」を叫ぶ裏には、19年に統一地方選と参院選を控え、予算のバラマキで地方の票を集めたいという邪念がある。「防災」「復旧」を錦の御旗にして、公共事業費バラマキへの批判を回避する。人々の災いに乗じて、自らの利権拡大を図る。こんな自民党の動きは全く許せない。

 国土強靭化で予算を増やすなら、何を減らすのか。プライオリティ付けをするのが、政府の重要な仕事だ。国防予算もこれからどんどん増やすのが安倍政権の方針だが、全ては赤字垂れ流しで行う。そんなことなら、高校生にもできる。

 今や、国会は、火事場泥棒活躍の舞台と化した。こんなことなら、さっさと国会を閉じて、秋の臨時国会まで、国会議員は全員、被災者支援のためにボランティア活動をするべきだ。国民の苦しみを知れば、少しはまともな政策論議をする気になるのではないだろうか。


古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報道ステーションコメンテーター。最新刊『日本中枢の狂謀』(講談社)、『国家の共謀』(角川新書)。「シナプス 古賀茂明サロン」主催

 



この記事の意図、動機は? 
死刑執行について、内閣が忖度したら危険でない? 
決定事項と思う私。

思い出した、この人は、元報道ステーションコメンテーター。
偏向的マスメディアの中の報道ステーションの放映中、失言した人。
降板された件で、公共の電波を利用して不平不満を語った人。
更に偏向した思考、思想の人。
報道ステーションを降板された位だから、かなり偏向かもね。
その後の経緯は不明。
最近、テレビは見ないから分からん。

熱中症、搬送1500人 気温上昇、6人死亡 (共同通信社 2018/07/14)~

2018年07月16日 | ネット・ニュースなど

熱中症、搬送1500人 気温上昇、6人死亡

(共同通信社 2018/07/14)~
 

 都道府県別で搬送者が最も多かったのは大阪府の156人。次いで、愛知県が125人、千葉県と東京都がそれぞれ102人、埼玉県89人、福岡県の84人などだった。

 

 
内地は猛暑らしい。
07/14の朝晩、寒くてストーブ点火した1.0H。
07/15の朝もストーブ点火1.0H。
07/16の朝は、寒くはなかった。

07/16・月の天気予報、23度、16度、曇り一時雨。
07/17・火の天気予報、23度、15度、曇。
07/18・水の天気予報、19度、15度、曇。
07/19・木の天気予報、22度、16度、曇。
07/20・金の天気予報、24度、17度、曇。
ということで、最高気温25度以上の日はゼロ。曇りの日ばかり、太陽が出ない。

内地の気温と10度から20度も違う。